お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

大切なものはいつも出発地点に忘れてる

レコンキスタ

コンプリート! 

 

 ※ネタバレあり

 

 

 

終わった~

長かったような、そうでもなかったような…

先月は仕事が忙しくて、集中してプレイする時間が取れなかったから半月以上ダラダラとやっていたけど、ひとつひとつのルートに関しては、もうちょっと見てみたかったと思う気持ちがなくもない

非日常との遭遇をきっかけに日常が崩壊するタイプのシナリオなら、日常部分の描写っていうのも大事だと思うんだよね

いかにも平和ってのを強調するシーンをもっと見たかったな~と欲張ってみる

それもこれもヒロインがみんな魅力的だったから…ってやつだ


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まずはハッピーエンドをありがとう

「(失われたものを)取り戻す」というのがテーマの作品だったけど、それと同時に「失われたものを元通りにすることはできないから、その上で喪失したものとどう向き合うか」ということについて考えさせられた

この手の明確な答えが出ない問いは、その人独自の哲学みたいなものが垣間見えて面白い

複数のライターさんがいるというのもいいね

そう考えると、信哉編のシナリオは異質だったように思えるけど、真帆子ちゃんにせよ詩菜ちゃんにせよ、理不尽に損なわれた命に取り返しがつかないってのは後味が悪すぎるからな…

どちらも汐見と信哉くんという対価を払っての蘇生だったわけだし

 

4人の主人公と6人のヒロインたちが、それぞれに失い、そして取り戻した大切なもの…

麻咲ルートにて示された答えが自分の思想に一番近いと感じる

「過去に執着するあまり、今大切だと思うものを失ってしまっては何にもならない」ってやつ

無くしたもの、亡くした人を忘れる必要はないけど、思い出にはしていかないといけないと思う

そうしてできた心の穴が綺麗に塞がる日は来なくても、それに代わる大事なものがあれば、人は未来に向かって進めるのだと信じてる

 

お気に入りのヒロインは麻咲ちゃん

普段はこういう元気印というか、いかにも健康優良児って感じのヒロインはそこまで刺さらないんだけど、好きな人の前では乙女になっちゃうところとか、強がってみせても内心には傷を抱えてるところとか、ほっとけないな~って感じがして、気付いたら好きになってしまっていた

槙野先生との結婚式、見たかったな~

 

トゥルーエンドで信哉くんが真帆子ちゃんと詩菜ちゃん、どっちを選んだか明確にされなかったというのも良かった

ヒロイン間に優劣をつけるのは好きじゃないからね

こういうのはプレイヤーの数だけ正解があるからいいんだよ

 

 

 

お次はcybeleの「聖天使シャーロット・淫虐の奴隷調教~ご主人様だけの孕み天使にしてください~」をプレイする

低価格の抜きゲーは頭を空っぽにして楽しめるところが利点すぎる