プリンセスブライド⑩
愛生エンド~コンプリート!
※ネタバレあり
最後は見た目が好みドンピシャな愛生ちゃんをプリンセスにして、王子の役目も終了~
貧乳、ロリ、ピンク髪、ツインテール、ネコミミ…わたしの大好物を全部乗せされたかのような、夢のようなヒロインじゃった…
だが、ここでも「一目惚れしたヒロインのシナリオが必ずしもいいとは限らない」の法則が発動されてしまった!
うーん、何だろう、うーん
たぶんわたしにはロマンスぢからが足りなかったんだろうな、それでイマイチ乗り切れなかったんだな…
愛生ちゃんの言うことも、主人公の言うことも、すべては雲を掴むような話よね
夢の中に生きる王子と姫は、ロマンスを食べて生きていけると信じてるのかもしれないけど、薄皮一枚剝いだ向こう側には現実という魔物が待っている
そうして彼と彼女が信じるロマンスというものは、本当は形がなくて、不確かで、詐欺に近い眉唾物なんだ
それでも二人は手と手を取り合い、無明の荒野に走り出す
なぜなら二人は、ロマンスで繋がっているから!
…という話もわからなくはないんだけど、それって結局は甘ちゃんな少年少女の物語ってだけよね
嫌な大人になったもんだと自分でも思うさ、でもこればかりはしょうがない
子どもはみんないつかは大人になる、大人になれば今まで目を背けていたものとも向き合わなきゃいけなくなる
そういう時に、何が一番心の支えになるかというとさ、甘ったるい夢物語なのかもしれない
いつか来る幸福のために、いつか感じた幸福のために
それらを(再び)手にして今度こそ守り抜くという願いが、現在を戦い抜く原動力になるんだとしたら、きっとロマンスに溺れる日々も無駄ではない…のかもね
ま、わたしは溺れきれなかったわけだが!
さっちんはいちいち大人でかっこよかった
愛生ちゃんママは経産婦とは思えないほどエロかわいいんで、もっと出番がほしかったところ
なんて俗物な話もしてみるわ
あと、主人公はちゃんとラブ生を躾けるんやぞ
わがままを言うのはいい、美少女のわがままに振り回されるのはご褒美だ
でも、いくら美少女だからって無辜の他人に迷惑をかけていいという道理はどの次元にも一切合切ないからな
それだけは覚えておくように
というわけで、これにて臆病な王子と勇敢なる姫君たちの物語は一旦幕を下ろしたわけだ
そう遠くない未来にFDで再び相見える日は来るだろうけど、ロマンスに彩られた毎日はひとまず終わったのよ
恋愛ってのは綺麗なだけじゃない、少年と少女の触れ合いは優しいだけじゃない
でも、心と心の柔らかい部分を擦り合わせるんだから、それって必然なんだろうね
そういう痛々しくも甘いストーリーが好きな人なら、人生のバイブルとなる可能性さえ秘めている…ここのブランドにはそう思わせられるだけのパワーがあるわ
…今はもう新作を出していないことが悔やまれる…
(解散はしてないっぽい??)
エロは一人あたり5~6回、3Pもあったりと一見するだけなら豊富なようだけど、本番前の前戯段階だけじっくりねっとり描写して、挿入したところで暗転! …なんて肩透かしも結構あるので、そこは注意かな
女の子みたいにかわいい顔した主人公が、ヒロインたちから責められるというシチュエーションに萌えられれば、そこそこいいオカズにはなりそう
電波全開なOPも耳に残るけど、個人的にはEDが気に入った
往年のギャルゲーソングって感じのかわいらしいメロディラインと、勇ましい歌詞が意外とマッチしてていいよ~
お次はWest VisionのOL凌辱セットより「OL狩り~濡れたオフィス~」をプレイ中
ヒロインごとの個別エンドではなさそうなんで、攻略順は特になし
…結局、恭ちゃんのことはあんまりわからないままだったな…
しっかり考察すればヒントはあるのかもしれないけど