お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

背中を指で押してみました、すぐに止まってしまいました

innocence pain②

薔子攻略中

 

※ネタバレあり

 

 

 

どうやら今この学園内で起こっている騒ぎは、魔女復活のための儀式のようなものらしい…

 

 

響きだけだと物騒な感じだけどさ、どうも魔女の復活ってのは悪いことばかりじゃないんだって

生贄に選ばれた女の子には幸運が舞い降りるとか、選ばれなかった女の子たちにもいいことがあるとか、何とか…

だから学生たちの間では、今回の一連の騒動は概ね好意的に受け取られているみたいよ

わたしも学生の立場だったら、結構楽しんじゃうかもしれないな~

必要な生贄の数は最大で四人みたいだし、そこそこ大きな学園ってことは生徒の数も多いだろうから、まさか自分に白羽の矢が立つとは思わないし

となれば、一種のエンターテイメントになっててもおかしくはない

魔女や贄という、おどろおどろしい単語とは裏腹に、娯楽に飢えた少女たちにとっては、ちょっと刺激的なお祭りぐらいの感覚なのかもね

そこら辺が、余所者であり教師でもある主人公の認識との温度差を生んでいて、なかなかに面白い

性差、年齢、立場、エトセトラ…大きく異なる二つの視点から謎について考えられるというのは、よくできた構図なのではないだろうか??

 

 

ついでに言うと、この学園のOGである茉莉花ちゃんが在学中にも、この噂はあったらしい

というか、学園が設立された当初から存在していたってことは…魔女とは特定の人物を指すわけではないということか??

いくつになっても見た目は変わらず、麗しの女学生のまま…なんてのも、いかにも魔女っぽくて素敵だとは思うけど、魔女とは概念的なものだと捉えておいた方が無難なんだろうか

 

茉莉花ちゃんに魔女に捧げる詩を教えてくれたお友達ってのが、たぶん過去の魔女騒動の際に亡くなった学生、だよね…

そう考えると、茉莉花ちゃんの過剰なまでの恐怖心にも納得がいく…

 

 

この学園をよりよくしたい…という理想を語ってくれた薔子ちゃんが、この事件に消極的な姿勢を見せているってのも、謎と言えば謎

学生による自治を目指しているってんなら、もっと率先して犯人の特定なんかに精を出しそうなもんだが

確かに「わたしたちが何とかするから引っ込んでろ」(要約)とは言われたけどさ、それだって主人公を渦中から引き離したいがために言っただけ、に聞こえたんだよね~

薔子ちゃんは魔女のこと、どう思ってるんだろう??

仮に魔女が幸運をもたらすのだとしても、その過程で傷つく女の子たちがいるのは確かなんだけどさ

 

 

ところで、個人的には藍葉が怪しいと思ってるんじゃが

学園が舞台の事件には必ず学園長が一枚噛んでいるんじゃ、パラダイム・シフトでもそう言っていたんじゃ!

…てのは冗談で、一人だけボイス付きの野郎キャラなんざ、疑ってくれと言ってるようなもんじゃないか

こういう時にフルボイスじゃない作品ってのは難儀だねぇ

もちろん、そういった思い込みを逆手に取ってくれる展開は大歓迎だぜ