お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

みんなが思う「正しい」は それはそれは正しく

innocence pain⑤

コンプリート!

 

※ネタバレあり

 

 

 

え、昨日の記事ではまだ薔子ちゃん攻略中だっただろ、って??

いや~それがほとんどが共通ルートだったから、一人を攻略し終えたら後はスキップ機能で…ね??

 

というわけで、薔子→茉莉花→乃亜→くららの順に全員のシナリオを読破し、全ての謎を解き明かすことができたのだった

 

 

真相は…うーん…

ぶっちゃけ…うーん…

サスペンス仕立てのエロゲーって物珍しいから、それだけで存在価値はありそうなもんだけど、それとゲームの出来はまた別問題っていう当たり前の壁にぶち当たった感は否めない

 

あくまで個人的な感想っていうのを前置きにして語りたいんだけど…

いわゆるティーンエイジャーな少女たちを、得体の知れない不気味な存在として描いたのは、わたしとしては納得できる

エロゲーのプレイヤーって言うまでもなく男性の方が圧倒的に多いとは思うんだけど、やっぱり男性と女性とでは考え方とか、感受性とかが違ってくるってのが一般的な見解でしょ

乙女心がいとも簡単に理解できるものなら、この世の中、失恋に咽び泣く男子諸君の数は激減するはずだしな!

その中でも、特に思春期の女子ってのは、男の人からすればもうミステリアス以外の何物でもないと思うわけ

「あの子が何を考えているのかわからない」…そんな風に思った経験、少なからずあるんじゃないかと

わたしも一応、女の端くれとしてそういう時代を過ごしたこともあるわけだけども、実際、あの時何であんなことしたんだろうな~ってのは、ある

同性の、ましてや自分のことなのに不思議に感じるんだから、男の人からすりゃあ…ねえ??

 

だもんで、魔女の実体は不特定多数の女学生たちだった、というオチは悪くなかったと思うんだけど…

でも、さすがにやりすぎじゃない??

いくら十代の少女たちが排他的で、秘密主義で、情緒不安定で、高い攻撃性と残虐性を内に秘めているとしても、そう易々と人を殺したりはしないと思うよ??

たとえ実行犯が複数いて、一人頭の責任の所在がどんどん軽くなっていったとしても、人を一人殺しておいて平気な顔をしていられるような連中が、そんなに沢山いてたまるかい!

…と、特段に性善説を信じているというわけでもないけど、そんな風に反論をしたくもなるような描写は、ちょっと…ねえ??

少なくとも殺人に関しては、一人の異常者の犯行でした~って方が、まだ理解も納得もできたわ

 

んで、それはそれとして、魔女の怨念という月刊ムーも裸足で逃げ出すマジモンのオカルトもまた真実…なのよね??

どこからどこまでが薔子ちゃん自身の感情で、どこからどこまでが魔女の影響下にあったのか、そこら辺も有耶無耶だったよな~…

 

 

学園を愛する理由が魔女にはないから、それは薔子ちゃんの本心でしょ

んじゃ、学園長ラブだったのは…これも薔子ちゃんなのか??

では、薔子ルートでわたしが攻略していたのは、一体誰なの…??

こんなところで無駄ミステリーを生やしてくるなと言いたい

 

総合的には…そうね、迷作の称号を贈りたい、かな

凡作と切って捨てるには惜しいところもあったと思う

が、通してプレイしてみると、そう褒められた出来でもなかったかな…みたいな

 

 

お気に入りヒロインは、やっぱり乃亜ちゃんかな

二度も襲撃され、しまいには焼き殺されそうにまでなったのに平然と敵に立ち向かおうとするところなんか、随分と肝の座った女の子やでぇ

人懐こくて前向きな性格は、まさに新人教師キラー

わたしが主人公の立場でも、こんな娘が教え子にいたら道を踏み外すわ

 

 

 

お次はキュキュキュのQのQの「魔法少女さつきちゃん」をプレイ予定

魔法少女が出たぞ、触手を用意しろ!