お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

グラつき イラつき バラつき そんで 魔が差し 露悪し ギャラクシー

Imitation Lover

円香エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

うーん…そっか…

うーん…

 

確かに城戸の言う通り、円香ちゃんは響ちゃんよりも主人公向けの女の子だったんだと思うわ

主人公の人生をギャルゲーに見立てると、円香ちゃんとくっつくのがトゥルーエンドで、響ちゃんとくっつくのがアナザーシナリオって感じちゃうくらいには、響ちゃんはあまりにも主人公とは住む世界が違ったもんな

でも、その分ロマンチックだったっていうかね

ボーイとガールがミーツして始まる物語としては、響ちゃんの方が似合ってたとも思うよ

 

ま、何が言いたいかっていうと、結構平坦なストーリーだったな~ってこと!

いや、本人たちからしたらいろんな出来事があって、まるでこの世の終わりみたいな顔してたこともあったけど、傍から見てたらコミュニケーション不全の二人が言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンしてただけというか…さ

でもそんなことを言い出すと、大体の問題に関しては「おまえらもっと話し合えや!」で解決してしまうので、うじうじうじうじと悩まなくてもいいようなことを悩んでしまう青少年特有の湿っぽさを楽しめるような心の余裕は常に持っておきたいね

 

 

ところで、わたしは主人公の方に感情移入したわけだが

伊織パイセンの言う通りなんだろうけど、心が手に入らないってわかりきってるのに、それでも身体だけでも繋がりたいもんなのかね…??

理屈としてはわからんでもないし、よく聞く主張ではあるけどさ

それって「今は駄目かもしれないけど、いつかは…」っていう、淡くて儚い希望とセットになってるもんじゃないの??

そういう下心的なもんを一切排除した上で、純粋に身体だけで満足できるような人は果たして存在するのだろうか

この例えが相応しいかは謎だけど…ほしいゲームソフトがあるけどプレミア価格がついてて、とてもじゃないけど買えないよ~→だからハードの方だけ買う!みたいなもんではないのか??

それって何の意味もなくね??

…いや、やっぱりこれは例えが変なのか

 

寝る前に布団の中でいろいろ考えてみたんだけどさ、わたしにはよくわからん感覚だったわ

どんなものであれ、中身が伴ってこそ意味があるものだと思うんだ

 

 

響ちゃんが最後までいい女を貫き通したのは、なんというかホッとした

救われなくても、勝手に強く生きてくれるんだというか…どこかで響ちゃんを選ばなかったことに負い目を感じていたのかもしれないな

だからって円香ちゃんにも幸せになってほしいとは思うんだが

うーん、この二律背反

 

ところで、円香ルートのバッドエンドでは一体何をやらかしてくれるのか期待してしまったのはわたしだけじゃないはず…!

刺殺エンドが強烈すぎたせいだよー