魔法はあめいろ?⑦
ひよこルートその3
※ネタバレあり
そういえば言って(書いて?)なかったと思うんだけど、ひよちゃんの名前の由来はピヨピヨ鳴くヒヨコちゃんじゃなくて、ピーヨピーヨ鳴くヒヨドリちゃんだそうだ
なので、発音のイントネーションも、平坦ではなく「ひ」にアクセントを置くようになってるんだよ
かわいい名前だよね、ひよこって
でも現実にもし自分の娘なんかに名付けようもんなら、やっぱり幼稚園や小学生の時分にはからかわれたりするんだろうか…
子どもの無邪気さは残酷さと表裏一体だからな~
ちなみに、シチューはご飯にかける派らしい
…すまんひよちゃん、君のことは大好きなんだけども食生活というのは共に暮らしていく中でどうしても無視できない一番の要素であり、わたしはシチューをご飯にかけない派の一員なんだ
一見しただけでは、相手にもかけることを強要してこなければ何の問題もなく平穏無事に日々を過ごせて行けそうだけど…これが「生理的に無理」レベルになってくると話は違ってくるのだよ
でも、シチューも元を正せばホワイトソースであると定義した場合、ドリアとさほど変わらん食べ物に見えてくるよね
シチューかけご飯は邪道中の邪道だと思っても、ドリアはおいしく食べられるというのは今世紀最大の矛盾と言っても差し支えないのでは??
わたしのことなんだが
つーか、そもそもシチューと合わせるならパンだわ
そんなひよちゃんとの恋愛事情は…一言で表すならば、くすぐったい
腋でも脇腹でも足の裏でもどこでもいいけど、自分がくすぐられて耐えられないポイントを思い浮かべていただきたい
そこを羽箒でこちょこちょこちょーっと、触れるか触れんかぐらいのソフトタッチで触られてる様を想像してほしい
…そんな気分ッ!
でもほら、くすぐったく感じる部分は開発していくと性感帯になるとかならないとか言うじゃない??
つまりさ、くすぐったいってのはイコールで気持ちいいと言えなくもないと思うわけで
この耐えられるような耐えられんような適度な刺激が、はっきり言って快感なんじゃあ~!
彼氏彼女いない歴と年齢が等号で結ばれる身としては、残念ながらリアルで経験した記憶は一切ないんだけども、好きな子を遊びに誘うってだけで緊張が極限に達し口から心臓が飛び出そうになるこの感覚!
ラブラブ純愛エッチで得られる充実感とはまたちょっと違って、こういうお付き合いを始める前の初々しい期間でしか味わえない、もったりとしていてしつこくないこのお味!
それが顕著だからこそ、学園モノというジャンルはエロゲーにおいて覇権を取ったのかもしれんなぁ
…接戦するジャンルがレイプというのも、また良しなのだ