お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

一筋の期待は 黄昏の闇に溶け 水増しの虚飾に染まる

カイザー絡みの楽曲はどれもいいものが多いと思うが、やはりズババンとテーマは別格と言わざるを得ないだろう

そして、無性にズババンが聞きたい時と、無性にテーマが聞きたい時がある

具体的に言えば、ズババンズババン稲妻で敵をうちたい時と、果てしない戦いをここで全て終わらせるために神さえ悪魔さえおまえと共に超えたい時が、ある!

 

最近のわたしはというと、もっぱらテーマが聞きたい周期に入っている

歌詞、メロディの双方が素晴らしいのは当然なんだけども、一貫してヒロイックな曲調も鳥肌もんだよねぇ…

我々から見たかっこいいカイザーを歌っているズババンに対して、テーマはカイザーと共に戦う甲児くんという、切っても切れない二人の歌という感じで、とにかくすごいのだ(語彙の突然死)

サビ直前の「カイザー!」すこすこのすこ

ところどころでちょっと命令口調なのもいいゾ~これ

神さえ悪魔さえのくだりがパーフェクトなのは言うまでもないが、マジンの胸は勇者のしるし部分も好き

…決して「胸て!甲児くんのエッチ!」と思っているわけではない…ない…ないぞ…??

 

ところで、その一

ズババンでもテーマでも稲妻というワードが印象的な使われ方をしているが、昔のカイザーには電撃系の技が追加される予定でもあったんだろうか??

それとも単純に、なんかこう悪との決闘って大体よくない天気模様の下で行われるので、決着シーンでは空に稲光が走ってるんだろうな~、というシチュエーションの話??

SKLはビリビリできるそうだが…

 

ところで、その二

なんでTORNADOは全然話題にならないんだ…!?

ラブソング云々は抜きにしても、名曲だと思うんだが…おかしいな…??

みんなもっと永遠のズッ友に思いを馳せようぜ

 

ちなみに、今日の本題はこれじゃない

 

傳のVol.2を手に入れたから最後まで聞いたのだ!

結論!

やっぱりわたしこれそんなに嫌いじゃないわ!

 

評判がすこぶる悪い理由もなんとなくわからなくはないんだが、これはこれでありじゃないか??

パパとママとおじいちゃんが作ったロボットに乗って戦う晶くんは、十分に王道な主人公像だと思うし…

目が見えないというハンデを背負いながらも、前向きに生きているヒロインは健気かわいいし…

ヒロインの中の人が南央美さんというので悲恋エンドも覚悟したんだが、実際に犠牲になったのはお兄ちゃんだったし…

(だからいいというわけでもないが)

またしても家族を失った晶くんが血も涙もねぇ戦闘マシーンになってしまいやしないかと心配したけど、それなりにまともな理由で戦いを続けることになったし…

所長も最後にはわかりやすくデレたし…

おれたこエンドもいいところであるとか、ラスボスが悪事を働く理由がクッソクッソクッッッソしょうもないとか、2時間弱ぐらいのボリュームがあったのにカイザーの出番は全体を通して10分もなかった気がするとか、いいところをまとめて吹き飛ばすほどの問題点はあると思うが、まあでも嫌いじゃないと言えるだけの何かはあった

カイザー自体もね

そりゃ無敵の魔神のイメージからすりゃあ、本作のカイザーは弱いとは思うが…事実上の最終決戦では覚醒の兆しみたいなものはあったし、あのままいけばそこそこ強くなれそうな気はした

(それでも「そこそこ」止まりにはなりそう)

(つまるところ甲児くんと一緒に戦うカイザーが一番強いってことなんだから、それはそれでみんなが好きなパターンというやつでは)

 

いろんな平行世界にいろんなカイザーがいるんなら、こんな風にちっぽけな片隅の世界で晶くんのお守りをすることを決めたカイザーが一体ぐらいいたっていいんじゃないかなぁ

このカイザーは晶くんの家族が晶くんのために作ったカイザーだからな…

 

それはそうと、晶くんたちの設定画みたいなものってあったりするんだろうか

晶くんはかわいいショタ、アイラちゃんは儚げながら芯の強そうな美少女と妄想しているんだが、お兄ちゃん(CV石田彰さん)だけはどうしてもアスランでしか想像できなくて辛いのだ

鋼馬Xxはかっこいいよな!

ブックレットで拝めるカイザーの戦闘シーンを描いたイラストもかっこいいぞ、わたしもあんな風に身体の一部を無理やりもぎ取られたいぞ

うーん、極上のヴァイオレンス!