お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

永い眠りの中で聴こえた 僕の名前を呼ぶ声が

THE GOD OF DEATH

~3日目②

 

※ネタバレあり

 

 

 

もちろん今でも津島さん版カイザーは繰り返し読んでいるわよ!

読むたびに新しい発見があって楽しい

たとえば、津島さんの手書き文字はかわいらしい…とか

あまり見る機会はないが、丸っこくて愛らしい字体だよね

一度そうと意識してしまうと、かっこいい効果音の数々もかわいく見えてくるから不思議なものだ

 

発見と言えば、プロが甲児くん本人を前にすると、一貫して苗字呼びを徹底しているところに今さら気付いてすげぇ…と感嘆している

本人がいないところでは名前+くん付けで呼ぶ、本人の前では苗字だけで呼ぶ、と使い分けている設定自体はそう珍しいことでもないと思うが、こういうのって大体、切羽詰まった状況ではうっかり地の方(この場合は名前+くん付け)が飛び出てしまいかねないところを、沈みゆく地獄島の奥深くまで甲児くんとカイザーが突っ込んでゆくというのっぴきならない場面でも、本人に聞こえているかどうかすら定かではないというのに、きっちり苗字で呼ぶというアイデンティティを崩さないところに、並々ならぬプロ根性を感じる…

本人を目前にすると、なんと心の中ですら苗字呼びになるというパーフェクトっぷりよ

さしずめツンデレのプロ…といったところか

当人の前では絶対にデレないツンデレは、そりゃもうただのツンだろという指摘もあるにはあるが

この呼び方問題については、甲児くんとプロはアニメの方ではいろいろと複雑な関係だったそうなので、その名残なんだろうか

何にせよ、やっぱりプロはすげぇよ

 

余談というか妄想だが、甲児くんとカイザーが結婚したら、プロはカイザーの呼び方に悩みそう

さすがに人の嫁さんを名前で呼び捨てにするのは…とか、一番気にしそうな性格してそう

二人きりになるのも極力避けそう

甲児くんに対しては「その、おまえの奥さんのことだが…」とか、ちょっぴり照れながら言ってそう

クソ真面目でかわいいね♡♡

 

はい、本題

 

 

今日のワイはブチ切れたちえりんに妹ともどもぶっ殺されたのだった

ドンマイ!

 

これは仕方ない、本当に仕方ない…

ちえりんが潔癖症だってことをわかった上で、凌辱のステージにトイレを選んでみたり、その後も便器に括りつけて公衆便所扱いしたりと、殺意を抱かれてもしょうがない悪逆非道の限りを尽くしたのだから、残念でもないし当然というやつよ

舞ちゃんもな…いじめダメ、絶対

なんで舞ちゃんがちえりんをいじめるようになったかはわからないし、描かれないだろうとは思う(どうせ舞ちゃんの中に秘められてた残虐性が理由で、それ以上でも以下でもなく、ちえりんはたまたま選ばれたかわいそうなターゲットってだけでしょ)が、たとえどんな理由があったとしてもいじめた方が絶対に悪いので、報いを受けるのはこれまた残念でもないし当然なのよ

責められて泣き叫ぶ舞ちゃんは最高だった…声優さんの熱演に乾杯

 


汚物消毒メンタルになってしまったちえりんもかわいいね…

 

そして何度目かの死に戻り(プレイヤー視点では)の後、今度はちえりんにも負けないように妹のメンタルを鍛えるため、なっちゃんは犠牲になったのだ

…犠牲になってもなお、主人公のことを愛してるだの、人は心に大事なものを持っているだの、それでもわたしはあなたの彼女だからだの言えるなっちゃんは、実はとんでもない女なんじゃないか…??

もちろん、それが単なる現実逃避のための呪文だとか、悲劇のヒロインぶることで壊れそうな精神を守ろうしているだけだとか、そういう風に考えることもできるというか、そう考えた方が自然なんだろうが、もしも本当になっちゃんが心の底からそんな風に思っているんだとしたら…

兄がどんな悪事に手を染めようとも、そして自らの同じように手を汚すことを強要されようとも、それでも兄を愛している舞ちゃんとは似ているようで対極にいる存在…それがなっちゃんなのかもしれない

舞ちゃんはどんなに頑張っても、せいぜいが一緒に地獄に落ちることしかできそうにないが、なっちゃんにはクソ外道マンと化した主人公を強制的に浄化させられるだけのポテンシャルを感じる…

ここにきて、なっちゃんの可能性の光を見せつけられるとは…侮れんな、ゴッデス