パルフェリメイク⑤
恵麻エンド
※ネタバレあり
最近気になってるロボアニメはゼオライマーとマイトガインです!
よろしくオナシャス!
ファンパレでパパ黒の性能に現を抜かしたり、カイザーへの夢と期待と妄想とを膨らませたりしてる合間にも、ちょくちょくファミーユに顔を出していた勤勉なてんちょは、ついに義理の姉ちゃんエンドに辿り着いたのだった
ふえぇ…怖いよぉこの姉弟…
主人公は主人公で、初恋の君への想いを引きずりながらも里伽子ちゃんに対する未練も断ち切れないまま、それでもずるずると義姉との肉体関係を続け…
義姉は義姉で、叶わなかった初恋を諦めきれないままに、初恋相手とそっくりなお兄さんからのプロポーズを受け入れて、それでもまだ義弟のことを愛し続け…
何だもう、めんどくせぇ!
なーんかこの二人を見てると、一途な愛なんて所詮は幻想なんだな、みたいに思えてきてつれぇわ
しかも、目を背けることを許さないほどの現実感を伴って押し寄せてくる感想で、これまたつれぇわ
だってよ~それなりに歳を重ねてりゃ、みんなそういう経験あるんじゃねぇの~??
今まで一度も俺の嫁が変わらなかったオタクなんて存在する??
男も女も浮気するのは、もうこれ人間の習性ってやつでしょ
子孫繁栄を第一に考えたら、生涯においてたった一人だけを愛するというのは効率クソ悪いし、複数の相手を同時に関係を持とうとするのは、生態的に実はそうおかしいことでもないんじゃないだろうか
そう思うと、主人公が里伽子ちゃんに気持ちを残したまま恵麻お姉ちゃんを愛したのも、恵麻お姉ちゃんが死に別れた旦那への愛を語った口で主人公を好きだと宣うのも理解できるというか…そうでも思わないと、やってられないというか…(主に里伽子ちゃんとお兄さんが)
まあいいように考えるなら、考えるならね、人はそうして変わっていく生き物だってことなんかね
過去に囚われすぎることがいいことかと聞かれたら、決してそうではないからねぇ
失われたものは、この世から消え去った瞬間に得てして永遠となることもあるからな…
思い出が際限なく美化されるのと一緒で、それにばかり縋っていては前を向くことなんてできなくなっちゃうんで…
あぁ~でもダメダメ、どうやらわたしの魂はまだそこまで諦観してはいないみたい!
あの一番星のように淡いながらも確かな輝きを灯す純愛の存在を信じていたいのです…
なのでこうして、誰とも何とも言わんが清らかな愛を次から次へと摂取して自らの慰めとするね…
尊いものは、まだこの世のどこかにはあるはずなんだから…
まずはここに呪術0巻を取り出しましてぇ…ゆたりかてぇてぇ…
とにかく、いくら心は移ろうものだって言っても、ちゃんと前の男or女への感情は清算してから次に行くべきでしょ!
それをしないとかできないとかいうのは、甘えだ甘え!
女ってこえーなーホモになるしかないやん、と思った戦闘シーン
こちらはうっかりもらい泣きしそうになったシーン
里伽子ぉ…ほんとにいい女だよぉ…
よくよく考えるまでもなく、里伽子ちゃんもまあそれなりにひどいことを主人公にしてるわけだけども、もう十分に報いは受けていると思うので、是非とも自分のルートでは恵麻お姉ちゃんをこてんぱんにやっつけてほしい
恵麻お姉ちゃんのトゥルーエンドでも最終的に敗北するのは承知の上で、それでも変態カップルに立ち向かう勇姿を見せてくれた里伽子ちゃんは最高にかっこいいよ
というわけで、メインディッシュとなるであろう二大ヒロインのうち、恵麻お姉ちゃんのシナリオはそこまで刺さらなかった分、よりラスボスみが強い里伽子ちゃんへの期待がでっかくでっかく膨らんだところで、お次はぶっ飛びウエイトレスの由飛ちゃんを攻略するぞ~
玲愛ちゃんとのこじれた姉妹関係をどうにかする未来を想像すると、今から心の背景に百合の花が咲き乱れますわ~