パルフェリメイク⑩
玲愛エンド
※ネタバレあり
巷で大人気の喫茶店キュリオのパクり疑惑が囁かれる喫茶店ファミーユの店長と、当のキュリオ本店から派遣されてきた三号店フロアチーフとの大恋愛を、生あたたかーく見守り隊…ここに発足!
いやぁ~…楽しかった(ド直球)
まさに「ケンカするほど仲がいい」を地で行くカップルなもんで、お互いに素直になり切れなかったり、張らなくていい意地を張ってみたりと、成人男性と成人女性とのするやり取りか、これが…??と思ったり思わなかったりしながらも、抑えきれずに溢れ出すラブなオーラにはニヤニヤさせられっぱなしだったわい
だからこうして、ファミーユとキュリオのみんなからも生あたたかーく見守られるんですねぇ
あたたかーく…??
あれぇ…??
やだぁ里伽子ちゃん怖い、怖いよぉ!
もちろん、これにはちゃんと理由があって、極端に恋愛経験値が不足している玲愛ちゃんと、誰かさんのせいで人を好きになることに臆病になってしまってる主人公を、多少強引にでもハッピーエンドへ放り込むための策略だったりするわけなんだが…
だから怖いってぇ!
絶対に敵に回しちゃいけない娘だな、里伽子ちゃん…
まあ里伽子ちゃんは隠れ主人公ラブ者だから、よっぽどのヘマをやらかさない限りは主人公の味方でいてくれるはずなんだが
ところで、由飛ちゃんと里伽子ちゃんって結構レアな組み合わせだけど、失恋の傷を舐め合うにはまたとないコンビなのかもしれない
だって恵麻お姉ちゃんと里伽子ちゃんは相性がイマイチっぽいし…明日香ちゃんは由飛ちゃんの前だと弱みを見せまいと振る舞いそうだし…
これを機に、二人の仲が急接近したりしませんかね…!?
別にレズってほしいとかじゃなくて、普通に、あくまで普通に仲の良い友人として!
…でも、ちょっといいな…ゆいりかも
花鳥姉妹って、それぞれが主人公と意図的な属性被りをさせられてるんだな…と今さら理解した
実の両親を亡くしてはいるものの、引き取り先の家できちんと愛されて育ってきた主人公と由飛ちゃん
自分にないものを持ってる兄もしくは姉を尊敬しながらも、同時にどうしようもなくコンプレックスを抱いてしまっていた主人公と玲愛ちゃん
だからだろうか…花鳥姉妹のことを放っとけなかったのは、お節介なくらいに干渉していったのは
これもまた運命の出会いだったのかもしれないねぇ
なんて素敵なプロポーズ
散々ファミーユ本店が主人公にとっては家族そのものと言っていいくらい大事な存在だということを、プレイヤーと玲愛ちゃんにアピールしまくってからの、これなんだからなぁ
これが膝を打たずにいられいでか!
周囲の女の子たちからモテモテ主人公は、ここに至るまでの間にたくさんの娘をこっそり泣かせてきたわけだが、彼女たちに報いる方法はただ一つしかないんだよね
それは、選び取った相手と、誰しもがケチをつけることもできないほどのハッピーな日々を手に入れることなのだ
前途は多難かもしれないが、未来は明るいぞ!
頑張れ、二人とも!
さあ、最後はいよいよパルフェのラスボスと名高い里伽子ちゃんと、がっぷり四つで朝まで語り合うわよ…!
覚悟はいいか、オレはできてる…!