お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

すこしだけ硬いけど 未熟な果実をめしあがれ

なぜなにマジンカイザーのコォーナァー!

ごめんねなるべくカイザーの話をする頻度は控えめにしようと思ってはいるんだけど常日頃からあれやこれや行われている脳内会議録をどこかに書き溜めておかないと一向に考えがまとまりそうになくってさぁ!(クソ早口)

今日も今日とて内なるなんでマンが出動したってわけさ

 

とりあえず、なんでマンとして気になることはいろいろあるが…

今し方、家に一人でいるのをいいことにOVAの一話と二話を爆音で鑑賞してきたので、その辺の話をしようか…

 

疑問その一

 

弓教授の説明では、どうもマジンガーZがピンチになった時にはホバーパイルダーが秘密研究所へ向かうようあらかじめプログラムされていた…ということではなく、甲児くんのピンチを察したカイザーがホバーパイルダーを自分の元へと呼び寄せた…と取れるんだけども、一体どうやって…??

カイザーはいつもいつでも、おはようからおやすみまで甲児くんのことを見守っています…ってコト!?

純愛ストーカー概念が爆誕してまうやんけ…

…という話はさておき

カイザーは元々おじいちゃんが甲児くんのために作っていたんだろうから、甲児くんの身に危険が迫るようなことがあれば起動するようプログラミングされている、という話はわかるんだが、問題はどうやって甲児くんの危機を察知すんのか、ってことよ

マジンガーZの敗北に際して動き出すというなら、まだわかる

ただ、そうなるとマジンガーZとカイザーの間に通信機能というか…相手の状況がわかるような連絡手段があること前提となるけども

損傷甚大→もう持ちません!→撃墜されました!って電波をビビビッと飛ばすにしたって、マジンガーZ側の送信設備とカイザー側の受信設備が整っていないと無理なわけで…そうすると、最初からマジンガーZの敗北を見越してカイザーを作ろうと考えていたってことになる…のか??

そもそも、どのタイミングでカイザー作ったろ!と思い立ったのだろう??

弓教授もカイザーの存在やファイヤーブラスターのことまで知ってた風だから、以前から二人の間にカイザーの話題は上っていたのだろうか??

その時点でマジンガーZは完成していたのか、いないのか??

どういう経緯で甲児くんがマジンガーZに乗ることになったかは言及されていないものの、少なくともマジンガーZ本体とグレートの設計図に関しては秘密研究所の外部で発見された(おじいちゃんが姿を眩ます前に弓教授に託した??)ということになるわけだけど…何で本物のグレートは隠したままだったの??

ドクターヘルとの開戦時にはまだ完成していなかったのだとしても、完成後も一貫して秘匿したままだったのはなぜなのか??

そもそもグレートは何のために、誰のために作った??

もしも初陣で甲児くんとマジンガーZが完膚なきまでにフルボッコにされた場合でも、パイルダーは秘密研究所まで飛んだのか??

その場合、既にカイザーは出来上がっていたのか、それとも出来上がるまで甲児くんを安全な場所で匿うつもりでいたのか??

どうしてマジンガーZの敗北時にパイルダーが無事なことを前提としたのか??

どうしてマジンガーZの敗北時に甲児くんが五体満足で生存していることを前提としたのか??

どうして真グレートにせよカイザーにせよ、ロールアウト後すぐに引き渡しをせずに、作戦に夢と希望を詰め込むことになってしまったのか??

ねえなんで??

ねえねえなんでなんで????

 

とりあえず、乏しい知識と貧弱な脳細胞を総動員して考えてみた

甲児くんの監視は大いなる意志のお仕事だったんじゃないかしら…その場合、おじいちゃんと大いなる意志はグルということになりそうだけど

弓教授の勘違い説もなくはないかもしれないが、それ言い出すとおしまいなんでぇ…

既にカイザーの構想があったにも関わらず、先にマジンガーZを作ったのだとしたら、その理由は…いろいろ考えられるけど、マジンガーの操縦に甲児くんを慣れさせるためとか、カイザーほどのマシンを作るのには時間がかかるので急場しのぎの戦力としてとか…あるいは、おじいちゃんが独力で作り上げたのがマジンガーZで、カイザー製作には協力者の力が必要不可欠だった…とか??

ホバーパイルダーがぶっ壊された場合は、カイザーパイルダーが迎えに来るぐらいの二段構えはやってそう(でもそうなると、少なくともマジンガーZの初出撃時には既にカイザーパイルダーが完成していないと筋が通らないことになるが)

甲児くんがカイザーに乗る前に死んじゃったら…そん時はそん時よ!

潔くみんなで討ち死にしようぜ!

 

疑問その二

 

津島さん版カイザーってOVAのコミカライズだっていうから、基本的な設定は共通しているもんだと思ってたけど…

OVA版カイザー→乗りこなすためには相当な技量が必要とされ、操縦を誤ると暴走する

漫画版カイザー→パイロットが搭乗中に操縦する意志を失う(気絶するとか)と、パイロットを守るための自衛システムが作動する

両者共通→その結果、敵味方問わず攻撃し始める

と、全然異なる理由で1話の大惨事が引き起こされてるんだな

OVA1話の甲児くんも研究所到着時に気を失ってはいたようだが、気絶→暴走という流れではなく、暴走したカイザーの強大なパワーに耐え切れず気絶した…と見る方が正しそうよね

ただしOVA7話では、甲児くんが気を失った後に自律モードに切り替わったと思われる描写があるわけで、そうなるとOVAカイザーには①通常モード(甲児くんが任意で操縦できる)、②パイロットの制御を離れての暴走モード、③パイロット保護のための自律モード、と三つのパターンがあるのだろうか

αカイザーの魔・神・Zモードを彷彿とさせて、なんかいいわね

…で、何のために暴走モードなんて搭載したの??

百害あって一利なくない??

αカイザーの魔モードも相当アレっぽいけど、あれには一応「悪のマジンガーを感知したら自動で迎撃する」という役割があったわけだし…

じゃあOVAカイザーの暴走モードにも、何らかの意味があるのだろうか

それとも何か、暴走時にもカイザーの意思の発露を表すようにパイルダー内の謎回路がビカビカ光ってたけども、「うちのパイロットはうちの操縦にまだ不慣れみたい…じゃあ代わりにうちが頑張って敵をやっつけるね!起きたばっかでどれが敵か味方かわかんないから、とりあえず全部やっつけるね!」というカイザーの甲斐甲斐しさが裏目に出た…ってコト!?

やだ、かわいい…

後からやりすぎたことを知ってシュンとなるカイザーが見たいよ俺は

そういえば漫画版の設定だと、カイザーの暴走状態というか自衛システムを止めるには、パイロットが操縦する意志を取り戻すことが重要そうだけども、仮に搭乗中に気絶ではなく死亡した場合はどうなるんだろうか??

エネルギー切れ(するのか??)か、もしくはコクピットから遺体を引きずり出すまでは止まらん…ってコト!?

おっそろしいですわねぇ…

何をもって操縦する気がないと判断しているのかも気になるところ

一定時間、何も操作しなかったら…いや、それはあまりにも判定としてはガバい

操縦桿から〇分以上手が離れる…いやいや、気絶時の状況や体勢によっては、操縦桿をギュッと握り締めてることもあるだろう

意識の有無にしたって、きちんとした医学的見地に基づいて診断するシステムが働いているのか、あるいは魂の接続的なオカルト要素でパイロットの健康状態と同期しているのか…

どっちなんだい??

 

ところで、あの謎回路ってオリジナル版やINFINITISM版のパイルダーにもあるんだろうか??

それともOVA版独自のもの??

 

疑問その三

 

マジンカイザーのパワーは激烈でぇ←わかる

パイロットの肉体に強烈なダメージを与えてぇ←まあわかる

最悪の場合、死に至らしめることもあるんやでぇ←わからない

古今東西、乗ったら死ぬロボっていろいろいるけど、大抵はなぜ死ぬのかについて納得のいく説明がされているもんだ

でもバカなワイ、どういう手段でカイザーがパイロットを殺しにかかるのかが理解できない

弓教授は「下手したら身体がズタズタになって死ぬ」って言ってたけど、人体だけをそんな激しく物理的に損壊してくるなんてことある??

ほならね、カイザーに乗った結果死んだとして、死因は何になるんやろか、って話ですよ

たとえばマグナムなんかは撃つ時の反動がきついみたいな話を聞くけども、アレのものすごいバージョンが襲いかかってくるってこと??

で、死ぬって??

ふーん…???

人間ってすぐ死ぬようで、意外と死なない生き物だと思うのねん…

多少、手足がイカれたところでそうそう死ななくない??

それとも表面的なダメージだけでなく、生命活動のために重要な臓器類まで破壊してくる…ってコト!?

殺意たけぇな、さすがカイザーさんやで

まあ、甲児くんも光子力ビーム撃っただけで脳にじんじん響くとか言ってたし、どちらかというと内面的なダメージの方がデカいのかも…でも、それがどういう理屈なのか一切わかんないから気になってるわけで

ねえなんで死ぬの??

ねえねえなんで????

 

考えられる中では、強烈な反動に晒され続けた結果、交通事故でよく聞く「全身を強く打って死亡」状態となるのが、身体がズタズタになって死ぬ、というのに近い気はする

が、作ってる最中に「これはヤベェ」と気付かなかったのかよ、おじいちゃんよ

動かすだけでミンチになりかけるとか、コクピット内で起きていい事故じゃないのよ

漫画版でも、あのままカイザーが暴走を続けたらパイルダー内の甲児くんの身が持たずに死んでしまう、とプロが危ぶんでるコマがあるけども、未だに理解できないままである

漫画版プロといえば、どうしてグレートの脇腹をドリルでグリグリされるだけで頭部にあるコクピット内のプロまでもが瀕死の重傷を負うのかも、永遠の謎である

 

疑問その四(これはおまけ)

 

なぜにさやかさんはずーっと戦闘用に作られたわけではないロボしかあてがわれていなかったのか…

ビューナスを作るのに一年かかったってこと??

んなわけないよな??

せめて脱出装置くらいつけてやれよ…そのくらいなら明日にでもできるだろ…

弓教授はかわいい一人娘が死線の上を反復横跳びしまくってることについて、どう考えてらっしゃるの??

他人の子どもを日本のために戦って死んでくれって戦地へ送り出すんだから、まずは自分の子どもに同じことをさせなければならない、という思想なら大いに理解できる

でも、それと目いっぱい安全性を追求することとは矛盾しないんで、嫁入り前の娘を大事にしてあげてほしい

 

プロはマジンガーパイロットが本職ということだが、お給料は出てるの??

風の噂では、月のお小遣いは3000円だとか何とか聞いたが

じゃあ甲児くんたちは??

まさかのタダ働き…なんてことはないよね、そんな恐ろしいこと言わないよね、ね??

でも学生だしな…正社員として雇用することは不可能だろうから、プロよりはお安いのかな

同じくらい命かけてるのに??

なんともまあ世知辛い話ですわぁ!

 

正直「それはそういうものなんです」という答えしか用意されていない疑問も大量にありそうだけども、一度気になり始めたら魚の小骨が喉に引っかかってるみたいに、気になって気になってしゃーなくなるのが性分なのよねぇ

どのくらい細かく設定が詰められていたんだろうなぁ

少なくともカイザー誕生前後の時系列なんかは、きっちり決められていたんじゃないかと思ってるけど…

タイムマシンが発明されたら行ってみたい時空として、「マジンカイザーOVA制作会議」が俺ランキング堂々の第一位に輝くわね

めちゃくちゃ関係者のフリして潜り込みたい

 

 

 

追記

疑問その二でOVAカイザーの三つのモードについて妄想してみたけど、やっぱり1話の暴走時と7話の自律時は一貫して同じ状態である気がしてきた

機械における暴走とはあくまで人の制御下にない動作状況を指すため、読んで字のごとく絶対に何が何でも「暴れる」というわけでもないんだよなぁ…と、ようやく思い至ったわよ

1話カイザーも周囲からすれば大暴れしてるように見えるけど、あれもカイザーからすれば自分のコントロールに四苦八苦してる甲児くんを見かねて「うちの操縦はこうやるんだよ!うちがお手本見せてあげるから、よーく見ててよね!」と勝手にオートパイロットに切り替えたところ、すんごいパワーに振り回された甲児くんは失神するわ、その結果ストッパーが機能しなくなったせいでうっかり味方機や研究所までぶっ壊しかけるわで、あのような惨状を引き起こしてしまっただけなのかもしれない…

次回予告での甲児くんの「カイザーが俺の言うことを聞かないんだ」という台詞からも、そんな風に思えてくる

あの後ちゃんと反省したので、7話の自律行動時はおとなしめだったのかも、なんて

ドジっ子カイザー…萌え萌えなんだなぁ~

そう考えると、甲児くんの負の感情に感化されて暴走…もとい大暴れしたと思しき漫画版カイザーとは、異なる設定が採用されてるのかもしれんね

やはり根底から別物として妄想するべきなのか…OVA版カイザーと漫画版カイザーは