怪文書のお時間ですわ!
覚悟の準備をなさっていない方は今すぐUターンすることをオススメいたしますわ!
えー、というわけで一ヶ月ほど前のブログでカイザーブレードどうやって抜いてんの問題について、ああでもないこうでもないとしょうもない話を延々したことを覚えている奇特な方なんてこの世のどこにもいないと思われるが、その時に次回のネタは「(ファイナル)カイザーブレードの正体と真の操縦者とは何か??」と予告したことを覚えている稀有な方なんて、やっぱりこの世のどこにもいないだろうなぁ
でも、言ったからにはやった方がいいんじゃないか、と時たま頭の隅っこに思い浮かべていたので、やることにした
それじゃ~第二回マジンガーミリしら野郎による与太話、始めちゃうぜ
じゃあ、まず…真の操縦者とは何なのかについて、わたしの妄想を語ろうか…
その前に…そもそも真の操縦者って何なんだろうね…??
もう既にこの時点で躓いてるんだけど、ヤバくない??
字義通りに受け止めるなら「マジンカイザーの本当のご主人さま」ということになるんだろうが…
わたしのような日本語不全者は、とにもかくにも真という言葉の意味から調べることにしたわ!
「真(しん)」とは
①うそや偽りでないこと、偽物でないこと、ほんもの
②まじりけがないこと、本来の意味通りであること
③道理として正しいこと、真理
④まじめなこと、真剣なこと
⑤論理学である命題が事実と一致すること
…らしい
とりあえず、④と⑤は無視しても良さそうやな…いや「まじめにカイザーの操縦者やってます!ガチ勢です!」ってのも、それはそれで面白いけど
①~③に関しては…日本人のくせして日本語がうまく使えない身としては、そんなに大きな違いがあるとは思えないんだが…
まあ、どれにしたって「真の操縦者」=「マジンカイザーの本当のご主人さま」という認識でいて良さそうじゃないか??
ただし①を採用した場合、対義語として「偽りの操縦者」がいそうな気もするが…真の操縦者以外は全員ニセモノ…ってコト!?
「偽りの操縦者」か…なんとなく中二ハートをくすぐる響きだね
ちなみに真理というのは「確実な根拠によって本当であると認められたこと」だそうだ
案外③が一番近かったりして
では、次に「真の操縦者と、そうでない者との違い」について、考えてみる
甲児くんが真の操縦者認定を受ける前後で変わったこととして、OVA本編中にて明言されたのは、カイザーブレードの封印が解かれるという一点のみ
ふむ…ここからアホの子でも読み取れる情報としては…「つよつよな武器が一個増えたね、よかったね!」ということだな
まあ、違いといえば、違いだな
甲児くん以外がカイザーに乗ってカイザーブレードを使おうとしたって、恐らくは預言者セキュリティが働いて妨害されるのだろう
そのぐらいしてくれないと、真の操縦者特典とはとても言えないので…
しかし、わたしはここにもう一つ考察の材料となる情報をゲットしているのである
それは…カイザーがスパロボにOVA名義で参戦した時のみ、甲児くん専用機となる事実だッ!
ところで、専用機って魅惑の単語よね
「わたくし○○さまの専用機でしてよ、下々の者が軽々に触れて良い存在ではありませんの。おわかりになりましたら、そのお排泄物に塗れた薄汚い手をおどけになって??この痴れ者め」的な傲慢さを感じる…お嬢さまロボやんけ~!
ありえないことではあるだろうが、もし仮に傳カイザーがスパロボに参戦したら晶くん専用機になるのかぁ
甲児くん専用カイザーと並べたいわ!
話を戻して…
オリジナルカイザーやインフィニカイザーは乗り換え可能なのに、OVAカイザーは専用機という扱いになる…
この二者と一者の間に厳然と聳え立つ違い…それこそが「真の操縦者」設定の有無なのだッ!
…でもねぇ、これに関しては正直、調査不足でねぇ…どういう理由で専用機となっているのかについてはわかんないのよ
少なくともOVAでは「カイザーは甲児くん以外動かせない」という話は一切出てこなかったわけで、だとするとスパロボ的解釈の一種なのだろうか??
一口に専用機と言っても、どのような経緯で専用となっているのかはいろんな背景があるじゃん
エースパイロットに与えられる特別な機体だったり、乗りこなすには特殊な技術が必要とされたり、特定の個人がパイロットとして登録されているから他人には起動すらできなかったり…みたいな
カイザーの場合は…二つ目か、三つ目の理由になるのかな
ただし、ここでも確定事項とするには壁として立ちはだかる疑問点があるのよ
まず二つ目の理由、これに関してはOVA本編でも嫌というほど擦られたネタだから信憑性が高い…と見せかけて、裏を返せば一定以上の技量を持つパイロットなら誰でも乗れるということにならないだろうか
要するに、ゲーム的な制限・制約はさておき、実際にはさやかさんやボスには無理でもプロなら練習すれば乗れなくはなさそうだが…と思えてならんわけよ
それとも甲児くんとプロの腕前には、天と地ほどの差がある…のか??
この辺ミリしら炸裂してんな、と我ながら思う
学業が本分のはずの高校生と、ちゃんとした訓練を受けたプロフェッショナルが同じように戦えている時点で、そういう悲しい現実が二人の間に横たわっているのかもしれんが…それにしたって、プロがさやかさんやボスの側なわけはないだろう…うん…
東映版では何かしらプロが甲児くんに対してコンプレックスを抱いてる的な話は聞いたことあるけども…そんなに…??
んんん…今わたしが持ってる情報量では、これ以上考えても何かが変わるとは思えんから、今のところはプロも十分すごいという認識でいるので微妙に納得しきれない、ということにしておいてほしい
それでは三つ目の理由なのかというと、これも別にOVA本編でそうだとはっきり言われている場面は…ない
真の操縦者として承認を受けた瞬間に生体登録的なナニカをされたか、誰かが乗り込むたびに預言者チェックが入って「兜甲児やんけ通ってヨシ!」「兜甲児ちゃうやんけシバクヤンケ」となるのか、はたまたカイザー自身が自己意思で甲児くんと甲児くん以外を見分けるのか…カイザー側に識別する方法がなくはなさそうとはいえ、本当に甲児くん以外が乗ってもカイザーは動かないのか、という疑問についての明白な答えは現時点では得られないんだな
それに、仮にスパロボ内で「これこれこういう理由で甲児くんの専用機なのよ」と説明があったとして、スパロボ産カイザーならともかく、いくらOVA名義で参戦しているからといっても、一応OVAという原作が存在するOVAカイザーの公式設定として語るにはいささか無理がないだろうか
でもね「カイザーに乗っていいのは甲児くんだけなの!甲児くんじゃなきゃやーやーなの!」って駄々こねるカイザーは、めちゃくちゃ見たいよ(欲望にはいつも素直なのがわたしのいいところだと自負しております)
というわけで…長くなった上に、曖昧模糊な考察ばかり並べ立てることになってしまったが…
とにかく、以上のことからも真の操縦者という存在がカイザーにとっても特別な意味を持つということは、おわかりいただけるんじゃないだろうか
真偽の程はともかくとして、その辺の有象無象じゃカイザーを動かすことすらできない可能性があるのよ
それでは、どんどんいこう
続いて「真の操縦者の役割とは何なのか」ということだが
…何なんだろうか??
いやほんと、わからん
預言者のおっちゃんは「崇高なる場所、崇高なる意思へと進み…」的なことを言っていたが…
それはそうと、途轍もなく今さらなこと言っちゃうけども、わたしのクソ益体もない考察の根底にあるのは「カイザーは『(でき)ないです』と明言されている以外のことなら、どんなことでもできる(かもしれない)し、ありえる(かもしれない)可能性の塊なんだ」という、ただの信仰心と化した清々しいほどの何でもありマインドなんだよね!
そんなわけで、話半分どころか話15/16分ほどの価値もないんだぞ
さておき
真の操縦者というものを定めて、それでどうしたかったのか、甲児くんに何をさせたかったのかはわからない、もとい、妄想の強度がまだそこまで高められていない部分なので、これは次回以降に持ち越しさせていただこう
そう、怪文書はこれで終わりではないのだよ!
最後は当然「カイザーブレードの正体」について、だ
マジンカイザーの真の操縦者の証とされる、カイザーの身の丈ほどもあるクソデカい長剣…それがカイザーブレードである
どこにしまってあるのか、どうやって引っこ抜いているのかは企業秘密だぞ☆
ちなみに肩からも出る、その場合は(胸ブレードと比べると)コンパクトな二刀になる
某wikiには「用途によって使い分けているだけで、胸のブレードと肩のブレードは同一のものである」と記載されていたが、「死闘!暗黒大将軍」のオーディオコメンタリーにて監督が「胸のブレードと肩のブレードは別物なので、カイザーブレードは合計三本ある」と仰ってもいた
どっちなんだ…そりゃ監督が言うことの方が正しいんだろうけど…
作中での用途としては、もっぱら近接戦闘用の武器として使われていたわね
本編では地獄王ゴードンを四等分にし、暗黒大将軍戦でも途中まではこれでチャンバラをやっていた
(胸から出す場合は)とにかくクソデカい以外に取り立てて言うところのない、何の変哲もない長剣…
なわけがなくない?????
「あの」マジンカイザーの、真の操縦者の証なんだぞ?????
それが、ただ単にめっちゃ切れ味がいいだけのクソデカ実体剣で終わるはずがないだろ?????
と、思えてならないんだが、これはわたしだけなんだろうか…
きっとまだ何か隠されている秘密があるに違いない、と日々ああでもないこうでもないと妄想を逞しくしているのよ
ここで議論の俎上に載せたいのが、CHAOS;HEADというギャルゲーに登場する妄想の剣…ディソードである
詳細は語ると長くなるので省くが、どこに注目したのかというと「作中で武器として使用されることもあったが、ディソードの本来の用途はギガロマニアックスがディラックの海に接続するための端末である」という点だ
つまり、カイザーブレードにも剣戟以外の使い道があるのではないか、ということなのよ
あるいは、武器であることに変わりはないけど、現時点で全ての性能が解放されているわけではない…とか
たとえば…たとえばよ、レベルアップに伴い、斬れるはずのないものが斬れるようになる…とか
それは惑星だったり、次元だったり、空間だったり、世界だったり、魂だったり、因果律だったり、過去だったり、未来だったり、エトセトラ、エトセトラ
こうして並べてみると、斬撃ってシンプルだからこそ、果てしなく強化の余地がある攻撃手段だよね
因果律切断はスパロボ30のインフィニカイザーもやれるそうだが、あちらさんがお持ちのファイナルカイザーブレードは甲児くん以外でも使えるので、ブレード自体はニセモノというかレプリカというか…であり、インフィニカイザー自体に因果律ぶった切りスキルが付与されているのであろう
もしくは、カイザーブレードそのものが崇高なる場所へ至るための鍵のような役割を果たすのかもしれない
「この先に崇高なる意思が待ってるよ」と言われて連れてこられた場所にはめっちゃデカい扉があって、鍵穴がカイザーブレードの形をしてて、そこに差し込む…って、自分で言っててメルヘンなんだかダサいんだかわからなくなってきたわ
まあ…全ては何の根拠もない妄想なんですけどね!
だって作中ではちゃんちゃんばらばらしかやってないもん!
うぅん…まだまだ謎が多い、多すぎるわマジンカイザー…
現時点で判明していることとしては、OVAカイザーには真の操縦者を認証する何らかのシステムがあり、カイザーブレードの解放のみならず、機体の起動すら余人には行えない可能性がある…ということか
それも全ては、神さえ悪魔さえ超えられるというカイザーの力を妄りに使用させないためなのか…誰のために、何のために…??
甲児くんが真の操縦者として選ばれたのは偶然なのか、それとも必然だったのか…
使用者が限定される機体…どうしてそんな使い勝手の悪そうなものを作る必要があったのか…
…そうね、次回のネタは「マジンカイザーはどこからやって来て、真の操縦者と共にどこへ行くのか」ってところかしら
妄想がまとまりましたら、そのうち投下しますわ!
それまでごきげんよう~!