お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

涙も乾いてそのまんま 彷徨い歩いてるよ

Phantom①

クロウディア攻略中①

 

※ネタバレあり

 

 

 

ちょっとした旅行のはずだったのに…初めて訪れる異国の地で、たまたま犯罪現場を目撃してしまったがために、クソヤバい組織に拉致られてしまった主人公!

次に目を覚ました時には自己のアイデンティティに関わる記憶をすっかり奪い去られ…残されたのは、組織に飼われる殺し屋としての生のみだった!

生き残るため、生き延びるため、己の命を他者の命で贖う地獄の日々の中に芽生えた、儚くも美しい純愛の行方とは――

ハードボイルドガンアクション「Phantom INTEGRATION」をプレイするぜッ!

 

 

稀代にして奇才で鬼才なエロゲーメーカー・ニトロプラスのデビュー作となるこの作品、実は結構前から購入はしてたんだけど積んでたんだよねぇ

ちなみにリメイクの非エロ版も持ってはいるけど、積んでる

パルフェみたくリメイク版だけやればいいかな…なんて思ってたけど、ニトロはLittleWitchと並んで大好きなメーカーなんで、まだ自分の人生には時間が残されていると思えるうちは手抜きしないことにした

じゃあ何で積んでたんだよ、って話なんだが…ほら、わたしって食事でも好物は最後に食べる方だからさ~(知らんがな)

シュタゲもアザナエルも村正も、シュガーコートフリークスもフェアリースも積みまくってるぜ!

まあ、そのうちかませるような余裕もなくなりそうだけど…と、積みゲーの塔を見上げながら我が世を儚んでみたりして

 

さて、Phantomという作品の導入については上で語った通り

それまでは平々凡々な学生として暮らしてきた主人公が、いきなり何もかもを奪われて社会の暗部に放り込まれるという、どうしようもないシーンから始まるわけだ

…ちょっと前に似たような内容の夢を見たからか、自分の力ではどうしようもない現実というものには抵抗する術なんてなく、ただ生きるために流されるしかなくなる…というのが身に染みて理解できて、他人事じゃない感じに背筋がブルったわ…

 

記念すべき一人目の攻略ヒロインは、組織の上長であるクロウディアさん

 

 

ファーストコンタクトでは冷徹で厳格な組織人ってイメージだったけど、会話を交わせば交わすほどに「おや…いい人なのか…??」という風に印象が裏返ってきて…

 

 

初めての人殺しを前に、ほぼ唯一と言っていいほどわかりやすく味方になってくれて、「やっぱりいい人なのでは…??」となり…

 

 

この瞬間に思いっきり「しゅきぃぃぃぃ!」となった

単細胞だと笑わば笑え、こんな状況下だったらたとえ嘘でも優しくされたらコロッといっちゃうもんだ

そうなんだよね…生きてこそ、だよね…

他人の命を踏み台にしてまで生きたくはない、誰かを傷付けるくらいなら自死を選ぶ方がマシ…もちろん、それも立派な考え方だろう

偽善的かもしれないけど、心の底からそう信じられるかどうかはともかく、実行に移せたなら大したもんだ

でも、死んじゃったらやり直しはきかない…ゲームじゃないんだから、リセットボタンはないのよな

憎い奴に復讐するのも、全てを忘れてやり直すのも、生きているからこそできることなんだ

もしも自分が同じような境遇に置かれることになったら(絶対嫌だけど…)、その時にはクロウディアさんのこの言葉を思い出したい

死んだらそこまで、生あればこそ…

 

それはそうとクロウディアさん、パッケージ裏にめちゃくちゃ不穏なCGがあるんだけども…

し…死んじゃうんですか…??(震え)

 

 

余談にも程がある話

まさかこんなところで初乗りカイザーを暴走させた甲児くんの状況を追体験することになろうとは…

なるほど、こういう感覚だったのね…メインの移動手段は徒歩か自転車で、車も原付も乗らないペーパードライバーな自分には、このくらい詳細に語ってくれてようやく、理解した気になれたという思い込みすらおこがましいことだったんだな、とわかったわ

これは仕方ない、手に負えなかったとしてもマジで仕方ない

となると、やっぱり1話のアレは暴走させた結果として負荷が強まり気絶する羽目になった後、搭乗者の意識消失によりマシン側の判断にてオートパイロットへの切り替えが行われた、という流れなのか…??

って、これ以上は無関係の話になっちゃうね、やめやめ

そうかぁ、カイザーさんはフェラーリだったのかぁ…

んでも甲児くん的にはカイザーの乗り心地ってクソデカいバイクみたいなもんなんだっけ、じゃあニトロ繫がりだとヴェドゴニアのアレか、あのものすごくてめっちゃかっこよかったバイクか

ところでF40ってF91の姉妹というか、遠いご先祖みたいな響きでステキ

 

こうして雑談のうちに夜は更けていくんだなぁ