お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

どこまでもこのまま ずっと先へ飛んで行きたいな

Phantom⑤

エレン攻略中②

 

※ネタバレあり

 

 

 

どうしても言いたかったから、言わせてほしい

ドラグナーの25話を視聴したのだ

ワイは…感動した…!

ケーン、きみもこっち側の人間やったんやな…ようこそ、我々ロボ愛者の世界へ

ロボを純粋に、(ここから)時には性的に(ここまで小声)愛でる者たち…それがロボ愛者や

まさかケーンがあそこまでD-1ちゃんを愛していたとは…200万ドルの報奨金と、ようやく自由の身になれるという権利まで放棄して、解体処分されるところだったD-1ちゃんを救う姿に…ワイは…感動したんや…!

D-1ちゃんはケーンに可愛がられているのが一番似合う、間違いない

戦争が終結した暁には、やっぱり解体される運命が待ち受けているようだが、平和を取り戻した後と、道半ばとでは意味合いが全然違うもんな

役目を終えた相棒は静かに眠らせてやるもんだ…それが旦那としての最後の務めよ…

ライトにも素質あるよね、こっちの世界のね

それに比べてタップぅ…おまえは全っ然ダメだな、見込みゼロだよ!

D-2ちゃんはワイが可愛がるから寄越せ!

 

はい、本題

 

 

始まりそうで始まらなかったエレンちゃんとの逃避行も、ようやく第三章にて実現することとなった

ヤッター!

 

 

と思ったら、まさかの学園モノが始まった…!

パッケージでの制服姿が、こういう形で回収されるとはな

まあ平和な世界は(プレイヤーの感覚としては)一瞬にして粉々に破壊されてしまったわけだが…

それもこれも全部サイスってやつが悪いんだ…

とは言い切れないけど…

でもあいつは人間のクズだよ、生きてちゃいけないやつなんだよ

 

エレンちゃんといえば、やはりアインとツヴァイの関係性が完璧だというところに注目したい

サイス=マスターの処女作であり、先代のトップスナイパー「ファントム」であるアイン(エレンちゃん)と、二作目にして次代の「ファントム」であるツヴァイ(主人公)…

Phantomには「あなたはツヴァイ。二人目のわたし。」というキャッチフレーズがあるが、この一言に凝縮されたドラマがすごいのよ

プレイし始めた段階では、上記のようにサイスの手駒その一とその二という二人を表しているだけに思えてしまうが、エレンちゃんの心情が吐露されていくにあたって、その心に秘められた想いが暴露されていくにあたって、こちらの認識も段々と変化していくんだ

エレンちゃんは主人公の強さに、生き方に、惹かれ、憧れていた

ツヴァイのようになれたら…と、願うようになった

 

 

そして、ツヴァイのように生きられたら…と、願ってしまった

その慎ましやかな願望が、エレンちゃんに破滅をもたらす結果となってしまったわけだが、それでも彼女は夢見ることをやめなかった

ツヴァイの未来に、己の空虚なそれを重ねることで、誰からも手を伸ばされることのない自身への救いとした

だけど、ツヴァイだけは、主人公だけは、エレンちゃんの望みを叶えようとした

エレンちゃんが欲して、求めて、心の底から渇望したツヴァイの姿は、今は二人のものとなったわけだ

 

確かにツヴァイは二人目のアインだ、組織に飼われる哀れな殺し屋だ

けれど、彼にはアインにない強さがあった、生きようとする力があった

地獄の業火に焼かれるような日々の中で、アインは空想した…ツヴァイのように生きられたら、と

その時、アインの中だけで、ツヴァイはもう一人の自分となった

やがて二人の想いは交わり、繋がり、組織からの逃亡という道の果てに待つ終わりの地、約束の場所まで、最期の時まで、共にあることを誓い合った

一つの運命を背負う二人…アインにとってのツヴァイは、ツヴァイにとってのアインは、自分そのものとなったんだ

「あなたはツヴァイ。二人目のわたし。」という短いセリフに、エレンちゃんという少女の悲劇的で痛切な祈りの全てを込めてしまうとはな…恐れ入ったぜ

 

果たしてエレンちゃんは記憶を、故郷を取り戻すことができるのか??

主人公は残酷な世界からエレンちゃんを守り抜くことができるのか??

うぅ~早く続きを読まねば!