お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

その姿見えない時でさえも 心にあなた描いた

Phantom⑦

美緒、キャルエンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

これにてコンプリート~

アインとの離別後、組織に戻る道を選んだクロウディアルートと違って、アインと共に組織からの逃亡を図った後に分岐する他三人のルートは、ヒロインごとの細かな差分以外は共通していたので読み終わるのも早かったわ

 

 

どこまでも優しい故郷の象徴、負った傷も犯した罪も何もかもを優しく包み込んでくれる慈愛の権化…主人公にとっての癒しであった美緒ちゃん

 

 

過去の罪悪があるはずのない、失ったはずの形を成して傷口を抉りにくる…主人公からすれば、まさに「ファントム」(亡霊)に他ならないキャルちゃん

そう考えてみると、なかなか対になってる二人だったのかもしれない

 

さて、個別の感想だが…まずは美緒ちゃん

 

 

美緒ちゃん、すごかったよね…

あまりにも土壇場での肝っ玉が据わってたもんだから、やはりヤクザの子はヤクザなのか…とも思ってしまったけど、どちらかというと恋する女の子の底力というやつよね、これ

銃撃戦の中をセーラー服の裾を翻しながら主人公のところに走ってくる美緒ちゃん大好き

でも美緒ちゃんはふるさとの匂いのする優しい娘だったから、だから主人公も美緒ちゃんを好きになったわけで、何もかもが終わった後に彼女が日常に帰ったことで主人公も…そして彼女の"叔父"も志賀も報われたんだと思うと、あれこそがパーフェクトな結末だったんだろうな

個人的には、美緒ちゃんを陰から見守る主人公の隣にエレンちゃんの姿があったのが嬉しい

恋仲にはならずとも…むしろ、ならなかったからこそ、そうやって二人が一緒に行動しているというところに侵しがたい絆の強さを感じるよね

組織とのいざこざに一段落ついたら、今度は美緒ちゃんも交えてエレンちゃんの記憶を探すたびに出てほしいな

 

続いて、キャルちゃん

 

 

やーいやーいツヴァイのロリコン

…なんて茶化さなければ照れくさくて正視できないほど、主人公のキャルちゃんに対する愛情表現が過激すぎる…

 

 

抱かない選択をした時の、このテキストもすごい

どんだけキャルちゃんラブなんだよ…

 

…まあ、どんだけって、キャルちゃんが爆殺されたと思い込んだ後、単身インフェルノの本拠地に乗り込んで連中を皆殺しにしてしまうくらいには、ラブなんすよね

自分の命と引き換えだったけどね

キャルルートに用意されているバッドエンドは、どちらも美しすぎた…

 

 

このエレンちゃんの様子を見ると、ずっと昔に読んだ漫画で「カップルを殺す時はまず女の方から殺せ」と言われていたのは、正しかったんだな…と思わされる

男は自分の女が殺されると茫然自失になるが、女は自分の男が殺されると逆上する…とのことだったが、同じ境遇下での主人公とエレンちゃんの行動の違いを見てるとわかる気がするわ

 

 

ハッピーエンド…いやこれ、ハッピーかなぁ…??

破滅的ではありながらも、繋いだ手は離さずに、行き着くところまで行ってやる…というのはクロウディアさんとの関係を思い出さずにはいられないが、あちらは最終的に二人のうちどちらかしか生き残れなくて、そしてこちらは最期の瞬間まで一緒にいる、という差はあるね

クロウディアさんと語らい、憧れた約束の地が実は二人の身近にあったように、キャルちゃんと共に求めた約束の地も、常に二人の傍にあるんだな…

 

本当はこのまま総評までいこうと思ったんだけど、結構長くなりそうなので、記事を二つに分けることにする

というわけで、続きはまた明日!

 

 

 

ちなみにお次はMBSTruthの「もめっ!乳姉妹かていきょうし11人~生揺れムービー付き~」をプレイ中だよ

Phantomとの落差がすごくて風邪引きそうだよ

攻略順は

チヅル→アトリ→ミサゴ→クイナ→ヒバリ→ヒメウ→イカル→ツグミ+ツバメ→ニオ→カゴメ→ハーレム

の予定