お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

紡ぐ声 君に届け 尊き翼よ

軽い気持ちで始めた妄想がどんどん暴走して、〇〇カイザー概念が増えていったというお話

 

・傳ちゃんと甲児くんと晶くんの三角関係(語弊しかない)概念

 

傳ちゃんは晶くん専用カイザーだけど、やっぱりカイザーとして生まれたからには甲児くんとイチャイチャしてほしいという願望が膨らみすぎた結果、最終的に幸せなご家庭を築く甲児くんと傳ちゃんがワイの中に爆誕した

ちなみに晶くんはアイラちゃんとの十何年越しの恋を成就させているよ

でも三角関係(語弊ありまくり)にもなるよ

晶くんが死刑判決を受けたのは自分のせいだという負い目をずっと抱いていただけでなく、自分なんて生まれてこなかった方が良かったのではないか…とまで考えていた傳ちゃんと、傳ちゃんがいたから兄の死を乗り越えて戦い続けられたんだ、本当の意味で一人ぼっちになることはなかったんだ…と気恥ずかしくて面と向かっては言えないけど感謝している晶くんと、傳ちゃんのおかげで大切な人たちを守れる力を手に入れられた、俺のところに来てくれてありがとう…と傳ちゃんと出会えてよかったと心の底から思ってる甲児くんとの、三角関係とは名ばかりの要は傳ちゃんラブ包囲網のことである

でも晶くんからしたら頼れるお姉ちゃんでもあり手のかかる妹でもある傳ちゃんを、どこの馬の骨かもわからんようなぽっと出の年下のガキ(この概念における晶くんは成人済みである)に横取りされたみたいでウルトラ悔しいし、甲児くんからしたら赤い糸で結ばれてる運命の相手と生まれた時からずっと一緒にいて、何だかんだ傳ちゃんから好かれている晶くんの存在はとてもじゃないが看過できるものじゃないしで、傳ちゃんの知らないところで微妙な小競り合いを繰り返しているといい

もちろん最後には夕暮れの河原で殴り合って和解する…ような大人げない真似はしないけど、ちゃんと話し合ってお互い理解を深めた上で、晶くんは甲児くんに傳ちゃんを託すし、甲児くんも傳ちゃんを一生かけて幸せにすることを晶くんに誓うよ

こうして「生まれてきてごめんなさい」な傳ちゃんを二人がかりの「生まれてきてくれてありがとう」で癒し、晶くんという家族の下から巣立った傳ちゃんが甲児くんという新しい家族を手に入れる、ハートフルラブストーリーが出来上がったのである

余談だけど、この甲児くんは「マジンガーZがいない世界線」の住人という妄想

「甲児くんがいない世界線」の住人である傳ちゃんと対になるし…運命ぢから感じるし…

 

・擬人化F完カイザー友達以上恋人未満概念

 

マジンガーZにゲッター線を浴びせたらマジンカイザーに進化したよ!

というF完の設定だと、カイザーは元々はマジンガーZだったわけだろう??

ZはZで甲児くんからすればかけがえのない存在だけども、いわゆる最高の相棒や無二の戦友としての大切さなのであって、そこからいかにして擬人カイザーちゃんとの関係性を発展させるかということをあれこれ考えていたら、どこからどこまでが友情で、どこからどこまでが恋愛かの線引きって難しいな…と思い始めてな…

not擬人化なら、単に愛は愛でも友愛で結ばれた二人というだけで満足できるんだが、擬人化する以上は、こう…一線を越えてほしい!

でも、昨日まで一番仲のいい友人だと思っていた相手が、かわいい女の子になったからって感じ方が変わるというのは、ベタなTSラブエロコメにはありがちそうな展開だけども、現実的に考えたらどうなんだ??

カイザーちゃんからすれば性別が変化したとしても、中身は前の自分と同じままのつもりで、それなのに突然、見る目が変わってしまうなんて…それって単にこの外見が好きなだけなんじゃないの、とか、それってほんとの恋だって言えるの、とか、そんな風に思わないのかなぁ…と気になってしまう

そこに「マジンガーZ(♂)からマジンカイザー(♀)へと進化した瞬間、性自認的には生まれた時から女の子だったという認識が芽生えたのに、同性として甲児くんと接してきた記憶も残っている」という、どうにもややこしい設定を付け加えてしまい、どうやって収集をつけたらいいんだ…状態になった

「甲児くんが『どんな姿になったとしても、Zと俺は親友のまま変わらない』って言ってくれたから勇気を出してゲッター線浴びたのに、いざ女の子になったら親友じゃなくなって好きな人になりました~なんて、そんなのひどいよ裏切りだよ!」と思わずにはいられない反面、自分は今日までずっと女の子として生きてきたという意識だけでなく、女の子として甲児くんに惹かれていく気持ち、恋愛対象として見られて嬉しく思う気持ちまでも自然なものとして受け入れてしまう自分自身に戸惑うカイザーちゃんと、「好きなもんは好きなんだからしょうがないだろ!」という小学生メンタルの甲児くんとの行く末が、わたしも気になってしょうがないよ

どう決着がつくんだ、この二人…ドキドキ…

 

・カイザーちゃん好き好き大好きパイルダー概念

 

夢女としてパイルダーになりたい…という戯言から発展した、甲児くん×カイザー←パイルダーな百合妄想である

「こちとらカイザーちゃんがおむつつけてた頃から一緒にいるんだよ!博士の孫だか何だか知らんが、お前のようなやつにカイザーちゃんは渡せんな!」という、カイザーちゃん強火ラブ勢のパイルダーちゃん

そんなパイルダーちゃんのことを「なんだこいつ…怖…」と、なるべく関わり合いにならないようにしようと思いながらも、カイザーちゃんといい感じになるにつれて露骨になる妨害工作により、だんだん無視できなくなる甲児くん

そんな甲児くんとパイルダーちゃんがどうして仲良くできないのか不思議がりつつ、マシンには睡眠が必要ないのをいいことに、夜通し「今日の甲児くん」をパイルダーちゃんに語って聞かせ(て無意識のうちに脳破壊す)る天然カイザーちゃん

…百合か、これ??

なかなか「幸せならOKです!」の境地には達せられんよな…

そして、どこをどうしてそうなったのかはいまいち覚えていないが、パイルダーちゃんとずっと一緒に過ごしてきて、甲児くんが好きになった心優しいカイザーちゃんの人格はセーフティとして後付けで作られたものであり、カイザーちゃんの中には神も悪魔も関係なく滅ぼそうとする、まさに魔神というべきもう一つの本性が秘められていたのだということになった

人工的に生み出されただけの己という存在の不安定さに怯えるカイザーちゃんを救うべく、同じ相手を好きになった同士として、最初は嫌々ながらも手を組み、次第に奇妙な友情めいた連帯感を覚えるようにまでなった甲児くんとパイルダーちゃんが、やがては本来の魔神なカイザーちゃんの魂まで浄化して、最後には二つの人格を統合させることに成功し、なんだかとってもいい感じなハッピーエンドを迎えるまでの紆余曲折の物語…なんだけど

…いや、百合かこれ?????

 

・甲児ちゃん概念

 

マジンカイザー真ゲッターロボ」の甲児くんがあまりにかわいかったので、もしかすると女の子なんじゃないだろうか…との疑いが極まった結果、甲児ちゃんになった

時系列が歪みまくっているので、甲児くんとして振る舞っている甲児ちゃんの真実を知っているのは、弟のシローちゃんとカイザーちゃんだけなのだ

男の子のフリをしている理由は、単純に「ケンカは舐められた方の負け」という昭和のヤンキーみたいな理論の持ち主だからである

甲児ちゃんなりに真面目に平和のための戦いに臨むために掲げている精神論なので、あんまり茶化すとかわいそうなのよ

貧乳もとい超絶スレンダーな体型のおかげで、ワンサイズ下のパイスーを少々無理して着るだけで男の子として通用する見た目になるけど、本人的にはちょっとコンプレックス

カイザーちゃんにはバラしたのではなく、バレた

この世界線のカイザーちゃんは、あらゆるカイザーちゃんたちの中でも特に乙女チックでかわいいもの大好きであり、当然かわいい女の子も大好きなので、おや?と違和感を抱いたその日から入念な観察を続けた結果、ひょっとして女の子なのでは…と(わたしと同様の)疑いを持つに至ったのである

決定打はシートに座った時のお尻の柔らかさよ!(鍛え抜かれたプロのケツは岩のように硬かった…)

男に生まれたかったわけでも、好きで男の真似をしているわけでも、ましてや女の子である自分を嫌っているわけでもなく、むしろ年相応にオシャレや美容に関心もあって、激しい戦いの中でも、なるべくお肌が荒れたり、髪を傷めたりしないようにいろいろ気をつけてる甲児ちゃんの努力がカイザーちゃんにはちゃんと伝わってて、「甲児ちゃんは世界で一番かわいい女の子だよ!」と言われた日には、女の子でいられた平和な日々の記憶や、今は亡き両親以外から久しくかわいいと褒められた嬉しさや、ようやく本当の自分を理解してくれる相手に出会えた喜びやらで、カイザーちゃんによしよしされながらいっぱい泣いたんだよね…

まだまだ女の子に戻れる日は来そうになくて、髪を伸ばしてみたいとか、かわいい服を着てみたいという夢は叶いそうにないけど、でも一つだけ、素敵な恋がしてみたいという夢だけは実現できちゃったな…という、正統派な百合ラブストーリーなんですわ

 

自分で言うのも何だが、一体どこまで広がっていくんだろうな…

もはや自分でもよくわからないことになっている…

でも楽しいんだな~これが!