お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

君の視線 その先にあるもの 僕には ずっとわからないけど

さよなら。①

攻略開始

 

※ネタバレあり

 

 

 

これは、たくさんの「さよなら」を巡る物語…

かな??(自信ない)

 

 

PANDAHOUSEの10周年記念作品ということだが…

2003年時点で10周年ってことは、1993年から活動してるってコト!?

ヤバいね!?

…と思って、ちょっとググってみたけど、あんまり古い作品の情報は出てこないなぁ…

どっかで名義を変えて、継続…って感じなのかな??

ははぁ~、「新体操(仮)」とか出してるブランドかぁ~

 

では、簡単な紹介を

 

本作の舞台となる世界には、人々から「大過」と呼ばれる事象が起こっているのね

一つ、新しい生命が生まれなくなったこと

一つ、人は必ず二十歳の誕生日に死ぬこと

子どもが生まれず、今生きてる人たちも二十歳になればバタバタ死んでいくとなれば、そりゃもう待ってるのは終末っしょ、ということで、荒れに荒れた時代もあったようだけど、そもそも大暴れする人たちもいなくなってしまえば静かになるってもんで、一番最後に生まれた主人公が、次の誕生日を迎えれば二十歳になるって年には、もう辺りは静かなもんだったわけだ

インフラも死に、最低限の文化的な生活ってやつも死に、何もかもが原始に還る中で、一人きりで細々と暮らしていた主人公だけども、残された一年間の中で、彼は複数の出会いを別れを繰り返す

彼女たちが教えてくれた「さよなら」を抱えて、人類の最後の一人として生きていく宿命を背負った主人公は、何を思うのか…

そして、夕暮れの校舎に現れる謎の和風美少女と、刀を持った和風イケメンの正体とは…

 

って感じの作品

もっと泣きゲーに振り切ってるのかと思いきや、意外と淡々と進んでいくっていうか…

主人公ですら余命一年なんだから、邂逅するヒロインたちなんて一週間もすれば死んでしまう、なんてこともあるからなぁ

もっと密に、少女たちとのほのぼのとした交流を描いて、最期の時にはこれでもかってぐらいにお涙ちょうだいシーンが展開されるのかと…なんかそういうのを期待してたから、ただただ生きて、ただただ死んでいくって感じの静かな雰囲気に、ちょっとびっくり

 

 

でも、桜花ちゃんのこのセリフは刺さった

たかだか一週間ちょっと…彼女が病に臥せっていた時間を思えば、共に過ごした時間なんてほんの僅かなんだから、このぐらいの存在感しかなかったとしても、仕方のないことなのかもしれないし、それ以上を望むというのも、主人公からすれば重荷にしかならないのかもしれない…

それをわかった上で、死の間際にこんな風に言える彼女のいじらしさと痛ましさよ…

プレイヤーとしては、初めて出会えたのが桜花ちゃんでよかったかもしれん

…でも、何で和服なんだろう??

着たり脱いだりするの、めんどくさいだろうに…

 

エロゲーと言わず、こういうディストピア系の作品に触れるたび思うが…

女の子って、生理があるから大変だよね、って…

ナプキンとか足りてるんだろうか

だってもう新しく生産されなくなってから、だいぶ経ってるんじゃないの??

血って結構ベタベタするんだよ、やだよねぇ