ごきげんよう、皆さま
12月になりましたわね…
そうですわね…
カイザーさんにまつわる妄想の解禁…ですわねッ!!!
というわけで、存分に語らせていただきますわよ~!
おティッシュになる覚悟はございまして~!?
腹ァ括れない方は、ここで引き返す方が賢明ですわぁ~!
ここから先では、甲児くんのことが大大大大大好きなカイザーさんと、カイザーさんのことが大大大大大好きな甲児くんとのサンクチュアリが展開されましてよ!
さぁ、お覚悟はよろしくて??
ちなみに本日の話題は、寒がりだったり暑がりだったりするお二人の、冬の過ごし方ですわ
・寒がりな甲児くんと、そうでもないカイザーさんの場合
カイザーさんはロボであるからして、稼働中は常にほんのりあたたかい
なので冬場はよく甲児くんが張り付いている
でも、冬じゃなくても張り付いている
夏場でも、あちーあちー言いながら張り付いている
(離れればいいのでは…??)とさやかさんは訝しみつつ、パピコを甲児くんに半分わけてあげる
わざとタスクを増やして負荷をかけると温度を上げることもできるけど、内部メカに悪影響が出そうなので、そこまでしなくていいと甲児くんはいつも窘めてる
幼児カイザーさんはロボ+子ども特有の高めの体温で、とてもあったかい
真冬のクソ寒い格納庫で作業する時なんかは、特に重宝する
両手が空くように抱っこひもで身体の正面に括りつけたカイザーさんを見ながら、このままファイヤーブラスターの溜めに入ってもらえば、ものすごくあったかいんじゃないだろうかと思いついたが、さすがに命が危ないのでやめておいた甲児くん
そんなアホみたいな死因は避けたい
夜も、湯たんぽ代わりに抱いて寝ると、朝まであったかくてお互いに幸せ
その代償として、夏場はちょっと一緒には寝られない…ので、狭いベッドの上でなるべく離れて寝たはずなのに、どちらからともなく寝返りを打ってるうちにくっついてるようで、毎朝「あづい…」となって目が覚める甲児くんは、汗びっしょりになりながらカイザーさんを抱っこしてる自分にようやくそこで気付く
そこからクーラー全開にしての二度寝タイムは至福の一時
カイザーさんのぽんぽんが冷えちゃわないように、今度はしっかり抱っこして寝る
今日は関東一番の冷え込みということで、お家に引きこもっていようと決めた甲児くんとカイザーさんだけど、どうしても今日中に済ませないといけない用事ができて、仕方なく外出することに
なるべくあったかくなってから出発しようと昼間に出掛けたら、思ったより用事が長引いて、帰る頃には気温も下がってしまっていた
ブルブル震えちゃってる甲児くんをこたつに押し込み、暖房つけて、あったかい飲み物も淹れてあげたけど、甲児くんはまだ寒い寒いって連呼してる
いつもより顔も赤い気がして、あらら風邪引いちゃったかな…と、体温計と、薬と、念のため保険証も出してこようと立ち上がりかけたカイザーさんの手をぎゅっと掴んで「身体動かしたらあったまるかも…」と、ぽつりと言う甲児くん
ちらちらベッドの方を見てるので、ああそういうこと…と納得したカイザーさんはベッドにころんと転がり、甲児くんに向かって両手を伸ばしながら「…運動する?」と聞いたら、めっちゃ嬉しそうに飛びついてきたので、カイザーさんの母性は爆発した
いつから発情してたのかはわからないけど気付いてあげられなくてごめんね~と、いっぱいイチャイチャした
甲児くんの冷たい手を包んでさすったり、息を吐きかけてあげたりして、あっためてあげるカイザーちゃん
「手が冷たい人は心があったかいって言うよね」って笑ってたけど、ふと「じゃあ手があったかい人は心が冷たいのかな…」って自分の手を見ながら寂しそうに言うので「手があったかい人は、心はもっとあったかいに決まってんだろ」って断言したら、季節外れの大輪の向日葵が咲いた
寒いのが苦手な甲児くんは、よくカイザーさん、もしくはカイザーちゃんとひっついている
どちらにせよ身長差があるので、変てこな二人羽織みたいになってて歩きにくそうだけど、二人ともやたらと楽しそうなので周囲からは生あたたかく見守られる
ちっちゃいカイザーちゃんが精一杯背伸びして、甲児くんの風除けになろうと頑張ってる姿は、見ててほっこりする
・寒がりなカイザーちゃんと、暑がりな甲児くんの場合
カイザーちゃんは冷えちゃった手を甲児くんににぎにぎしてもらったり、すりすりしてもらったりしてあっためてもらってたはずなのに、気が付いたら指をぺろぺろされてる…
舐め方がなんかいやらしいので「…えっちなことしたいの?」って尋ねたら、食い気味に押し倒された
唐突な学パロ(同級生設定)
寒さに滅法弱いカイザーちゃん、今日は朝から雪がちらつく天候だったので、半ば死を覚悟しながら家から最寄り駅までの道のり(5分)と、駅から学校までの道のり(10分)を歩いてきた
もちろん、分厚いコートに耳当て、マフラー、手袋、毛糸のおぱんつのフル装備
よかった…生きて辿り着けた…と自分の席で持参してきたあったかいお茶を飲みつつ一息ついてると、隣の席の甲児くんが登校してきた
バイク通学をしているらしい甲児くんは、なんとブレザーの下に学校指定のセーターを着てるだけという、カイザーちゃんからしてみれば信じられないほどの軽装でやってきたので、心底ビビる
何ということでしょう…あの雪の中(ちらちら降ってたぐらいだけどカイザーちゃんには猛吹雪に感じられた)を、しかもバイクで突っ切ってきたというのに、こんな薄着で平気だなんて…え、本当に同じ人類??とガン見してたら、不思議そうに「薄着?」と聞き返されて、全部声に出てたことにそこで気付いた
ひゃーと真っ赤になって俯いてしまったけど、勇気を出して「…寒くないの?」と話しかけてみると、平熱が高めだから寒さには強いんだ、ということらしい
なんて羨ましい体質…!とキラキラ尊敬の眼差しビームを送るカイザーちゃんは、このことがきっかけで甲児くんといろんなお話をするようになって、ちょっとずつ仲良くなっていった
ある日、甲児くんの手はどのくらいあったかいんだろう、と気になったカイザーちゃんに、触ってみる?と手を貸してくれる甲児くん
そろそろと触ってみるとめちゃくちゃあったかくて、思わず両手で握ってしまったカイザーちゃんが慌てて放そうとすると、甲児くんは笑いながら「こんなもんでよければ、いつでもカイロ代わりに使ってくれよな」って言ってくれた
二人のお兄ちゃんに溺愛されて育った甘えんぼカイザーちゃん、その日から甲児くんにも甘えまくって、寒い時にはこっそり手を繋いでもらうようになった
登校直後とか、お外での体育終わりとか、お昼休み中とか、何かと手を繋いでもらってるうちに、それが当たり前のようになってくる
甲児くんの手は、どこのメーカーのカイロよりもあったかくて、心までぽかぽかしてくる
いつの間にか、帰り道も駅まで送ってもらうようになったカイザーちゃん
さすがにホームまでは入ってこれないので、改札の手前で手を離す時には、いつも寂しくなっちゃう
カイザーちゃんをお見送りしてから、わざわざ学校まで引き返してバイクに乗って帰る甲児くんの不自然さに、カイザーちゃんは思い至れない
一緒に帰るようになってから一週間ぐらい経った頃、お友達とお昼ごはんを食べてると「あんたらいつから付き合うようになったん?」と聞かれて、???となるカイザーちゃん
友達いわく、あんたと兜が駅の近くで手を繋いで歩いてるところを目撃した連中がいっぱいいて、二人は付き合い出したんじゃないかって噂になってるよ、とのこと
そんなことになってるとは露も知らなかったカイザーちゃんは、そこでようやく事の重大さに気付いて顔面蒼白になる
どどどどうしようわたしのせいで甲児くんに迷惑かけちゃってる…と、午後の授業にも身が入らず、悶々と考え続けるカイザーちゃんは、そこでもっと恐ろしい可能性を思いつく
そういえば甲児くん、前に好きな子がいるって言ってた…!その子にわたしとの仲を疑われたりしたら大変だ…!
放課後になって、今日も一緒に帰れるかな…と内心ドキドキしてる甲児くんは、めそめそ泣き出したカイザーちゃんにビックリする
どうしたのか尋ねてみても、だんだん号泣に近くなってきたカイザーちゃんの返答は要領を得ないけど、辛抱強く話を聞いてると、どうにか泣いてるわけぐらいはわかった
土下座して謝ってくるから甲児くんの好きな子の名前教えて、と濁点交じりで聞いてくるカイザーちゃんに、そんなことしなくていい、と答える甲児くん
だって俺の好きな子は、今目の前で大泣きしてるから…と言われたカイザーちゃんは、言葉の意味を理解するまでに五分ぐらいかかったけれど、理解できたら一気に体温が上がって、指の先までホカホカになったらしい
噂がただの噂じゃなくなるまで、もうあと五分かかった
寒がりなカイザーちゃんとお部屋でエッチする時は、全部脱がせてしまうとかわいそうなくらい生まれたての小鹿みたいにプルプル震えちゃうので、半脱ぎくらいに止めておく
ブラウスから覗くちっちゃなおっぱいとか、スカートの下には何もはいてないとか、いつもとは違う光景に、これはこれで興奮する甲児くん
でもカイザーちゃんが着たままなのに、自分だけ真っ裸になるのもなんかかっこ悪いな…と、甲児くんもシャツやら何やら脱がずにやるけども、カイザーちゃんのために暖房はつけてるし、毛布も被ってるし、そこにさらに着衣という状態異常が加わって、終わる頃には真夏の炎天下でフルマラソンを走り切ったのかっていうレベルで汗だくになってる
そのうち真冬なのに熱中症で緊急搬送されるんじゃないか…と思った甲児くんは、カイザーちゃんのお家に行く時はポカリを大量に買い込んでいくことにした
(エッチをしないという選択肢はない)
主婦カイザーちゃんは甲児くんがお仕事に行ってから家事をするけど、その時には甲児くんがその辺に脱ぎ散らかしたままの部屋着を拝借して、服の上から着る
ぶかぶかだし、袖なんか萌え袖も目じゃないくらいに余るけど、厚着するとあったかいし、何より甲児くんのにおいに包まれてると甲児くんに抱き締められてるみたいで、一人ぼっちの寂しさが紛らわせられるから
そうしてカイザーちゃんが一日着ていた部屋着には、今度はカイザーちゃんのにおいが染みつく
甲児くんにバレるのはなんとなく恥ずかしくて、帰宅する前には部屋着をキャストオフし、何食わぬ顔で甲児くんを出迎えるけど、カイザーちゃんのいいにおいがなぜか自分の部屋着からするので、甲児くんにはモロバレ
カイザーちゃんのにおいがする部屋着を着て、カイザーちゃん本人を抱っこしてる時の甲児くんは、最上級の幸せを感じている
甲児くんが一晩着ていた部屋着からは、また甲児くんのにおいがするようになるので、翌日カイザーちゃんがこっそり着て楽しむ
そうやって相手のにおいを自分のにおいで上書きしながら、長い時は一週間ぐらい洗濯せずにループさせる
さすがにいつまでも洗わないわけにはいかないので、どこかではリセットされ、柔軟剤のにおいがするようになる部屋着に、また甲児くんのにおいをつけるところから始まる
働く甲児くんから「今日は残業になった」とメッセージを受け取ったカイザーちゃん
いつでもあっためられるよう甲児くんの晩ごはんを準備して、こたつで帰りを待つ
あったかいココアを飲みながら、甲児くんと見ようと録画している動物番組とは別の番組を流し見しているうちに、ちょっとずつ睡魔に襲われ出す
甲児くんは帰りが遅くなる時は先に寝てていいよ、といつも言ってくれるけど、寒い中帰ってきたのに出迎えてくれる人が誰もいなかったら悲しいに違いない、と頑張って起きていようとするものの、ついつい10分だけ…とこたつに潜り込んでしまうと、後はもう夢の中へ一直線
どうにか丑三つ時より前に帰ってこられた甲児くんが、バイクを駐輪場に停めつつマンションの外観を見上げていると、自分の部屋の電気がついてることに気付く
こんな時間まで起きてて待っててくれたのか…と、嬉しいやら申し訳ないやらで玄関の扉を開けるも、いつもなら「おかえりなさい~」とちょこちょこ走ってくるはずのカイザーちゃんがいなくて、あれ??となる
リビングに繋がるドアをそっと開けてみると、こたつに首まですっぽり入って寝落ちしてるカイザーちゃんを見つけた
そういうことか、とホッとしたやら残念やらで複雑な感情を抱きつつ、カイザーちゃんを起こしてしまわないようお風呂に入って、晩ごはんを食べる
後片付けを済ませても、まだ目を覚ます気配がないカイザーちゃんを見てるうちに、甲児くんも眠たくなってきて、ベッドまで行くのもめんどくさいからこたつでちょっと寝ることに
火事にならないよう電源は切っておいたし、そのうち寒くて目が覚めるだろうから、その時はカイザーちゃんを連れてベッドに移動しよう…とか何とか考えていたけど、二人でぴったりくっついて寝てると予想外にあったかくて、スマホのアラームが鳴るまで爆睡してしまった
そのせいで身体中が痛い甲児くん、特に腰の辺りが痛かったので、ぶつくさ愚痴をこぼしていたら、同僚のプロに「程々にしておけよ…」と釘を刺されるはめに
プロとしては彼女との夜の営みは程々に…のつもりで言ったけど、甲児くん的にはこたつでの寝落ちのことを注意されたと思ってるので、しばらく噛み合わない会話が続いた
冷え性なカイザーちゃんのために、対策グッズをいろいろチェックするようになった甲児くん
ネットで評判の良かった漢方を取り寄せてみたところ、漢方は苦くて飲めないよ…と口をへの字に曲げるカイザーちゃん
それを見て、思わず笑いながら「え、でも俺の精液は飲めるのに?」と聞いてしまうノンデリにも程がある甲児くん
真っ赤になってしまったカイザーちゃんに、手元にあったクッションでばふばふ叩かれるも全然痛くなくて、むしろかわいすぎる反応にますます笑いが深まった
秋から冬にかけてカイザーちゃんの露出度が下がることに、しょんぼりする甲児くん
のために、気合で露出を維持しようとするカイザーちゃん
せめてナマ足ぐらいは…と、甲児くんから借りたぶかぶかトレーナーを着ることに
甲児くんにはぴったりサイズでも、ちっちゃなカイザーちゃんが着るとワンピースみたいになる
自分のために出してくれてる足を、宝物のようにありがたがる甲児くんは、事あるごとになでなでしてあっためてあげる
体育座りしながら、トレーナーの裾を引っ張って膝を中に入れちゃうカイザーちゃん
甲児くんのトレーナーは新品でもすぐに伸びちゃう
そうやって膝を抱えてると、余った袖を脛の辺りで結ばれて、まん丸のダンゴムシみたいになっちゃったカイザーちゃんを、甲児くんはつついたり転がしたりして遊んだ
その日は夜遅くまで二人の部屋から笑い声が絶えなかったそうな
ちなみに、露出が減るのはもったいないと思う甲児くんだけど、最近は厚手のタイツの良さに目覚めつつある
足先がすぐ冷えるカイザーちゃんは、寝る時も靴下を履いたままなんだけど、起きたらなぜか脱げてるので「どうしてあんよ寒いの…」とぐずるカイザーちゃんのため、もこもこ靴下を捜索することから甲児くんの冬の朝はスタートする
大抵は足元で丸まってるけど、たまに枕元にあったり、ベッドから遠いところに落ちてたりする
カイザーちゃんって寝相はいいのにね、不思議だね
・二人揃って寒がりな場合
今日は特によく冷えるね~と話しながら、何の前触れもなく相手の服にズボッと手を突っ込み合ってじゃれ合う甲児くんとカイザーちゃん
カイザーちゃんはパーカーとインナーの間とか、良識的なところに突っ込むけど、甲児くんはいきなりインナーと素肌の間に突っ込んできたりして容赦がない
もちろん、事前にできるだけ指先をあっためておくことは忘れない
当然、そのまま触り合いっこしてるうちに、エッチなことし始める
外から帰ってくると、家の中で二番目にあったかい場所の争奪戦が始まる
お互いに一番あったかい場所は相手に譲りたいので、二番目を目指すのだ
しばらくそうして攻防を繰り広げていたけど、不毛だこれ…と悟ってからは、二人して一番あったかい場所でくっつくようになった
今はストーブの前で、一枚の毛布に一緒にくるまってる
・ロボのくせに寒がりなカイザーさんと、体温高めの甲児くんの場合
くしゃみが出そうで出ないむずむず加減に困ってるカイザーさんも、くしゃみが出そうになって必死に耐えてるカイザーさんも、我慢できずにくしゃみしちゃって恥ずかしそうに甲児くんの方をチラチラ見るカイザーさんも、等しくかわいい
カイザーはくしゃみもかわいいな!とニコニコしながら褒めると、も~恥ずかしいから見ちゃダメ~!とほっぺた赤くしたカイザーさんにかわいく怒られた
かわいいはかわいいんだけど、風邪を引かせてしまうとかわいそうなので、エアコンの設定温度は高めに保つ甲児くん
カイザーさんにとってちょうどいい室温は、甲児くんには暑すぎる
なので、何気ない会話の最中だろうと何だろうと、急に脱ぎ始める甲児くんはカイザーさんの心臓に悪い
えっなんで脱ぐの何か今エッチな雰囲気になってたっけ、と慌てるカイザーさんは、脱いだだけで何もしてこない甲児くんにしばらく戸惑った後、あっ暑いだけか…と気付いて、自分の発想に墓穴を掘った気分になる
寒くなってくると人恋しくなるっていうか、一人で寝てたら、切なくなって泣きたくなってくるよね、とのカイザーさんの言葉に、切なくて泣きたくなる甲児くん
格納庫に布団を持ち込んできた甲児くんは、カイザーさんと一緒に寝てあげることにしたのだという
ぎゅーって抱き締めて、頭もいっぱいなでなでしてくれて、これでもう寂しくないか、泣きたくならないか、と心配してくれる甲児くんの男前さに、胸がキューンとして違う意味で切なくなるカイザーさんだった
別に付き合ってるってわけじゃないのに、当たり前のようにイチャイチャする二人
恋人であろうとなかろうと、カイザーさんのことは大事にしたいと思う甲児くんなのだ
その様子を見ていたZは、ふと思い立って「ワイも一人寝は寂しいし切ない言うたら、甲児くんは一緒に寝てくれるんか?」と聞いてみると「当ったり前だろ、お前は俺の大事な相棒なんだから!」と即答してくれたので(やっぱりどんな時でも甲児くんはワイにとって永遠のナンバーワンでオンリーワンや…!)と感動に咽び泣いた
そっかZも一緒に寝たかったんだな、と思った甲児くんが「んじゃ今夜は三人で寝るか!」と提案してきたので、感動した勢いのまま「おん!」と頷いてから(おん…?)となるZ
ちょっと気になったから聞いてみただけで、別に本当に一緒に寝たかったわけじゃないZは、その晩、どこから調達してきたのかわからんクソデカい布団を抱えてやってきた甲児くんにウワーッとなる
Zはカイザーさんが甲児くんのこと好きなの知ってるし、応援もしてるし、だから仲良く同じ布団で寝てる二人の邪魔をするつもりなんてなかったのに(ワイが甲児くんの友情を試すようなこと言うてしもうたから…!堪忍してくれ…!)とアイコンタクトをバシバシ送るも、当のカイザーさんは(三人で一緒に寝るのって、お泊まり会みたいで楽しい~)とのんびりした感想を浮かべてる
甲児くんを間に挟んで川の字になって寝てたはずが、最終的にはムギューッと抱き合って寝てる甲児くんとカイザーさんを眺めながら(甲児くんにとってのワイが大事な相棒なんやったら、カイザーはんは何なんやろなぁ…)と考えを巡らせるZだった
寒い日にお風呂の中で食べるアイスは背徳の味がする、と思うカイザーさん
今もまだお外で働いている人はいるだろうに、そんな人たちを差し置いて、あったかいお風呂で冷たいアイスを食べることは、ものすごい罪なことなのではないかと思う
寒がりなカイザーさんのことを思うと、エッチはお風呂の中でした方がいいのかな、と思う甲児くん
その方が後始末も楽なんだけど、問題は間違いなく甲児くんが途中でのぼせてしまうことだ
そんなことをつらつら考えながら、一緒のお風呂タイムを満喫する甲児くんとカイザーさん
そろそろ入浴剤を買い足しに行こうか、という他愛ない話題すら、二人にとっては幸福の象徴
ふぅ…スッキリした!
この手の怪文書は、月に二回か三回に収めたいところなんだが、果たして!?