甲児くんとカイザーさんの365日
2/21『UFOキャッチャー』
ショッピングモールでの買い物帰り、ゲーセン前を通ったカイザーさんが「あれかわいいね」と景品のぬいぐるみを指差した瞬間、甲児くんにとって絶対に負けられない戦いのゴングが鳴った
甲児くんは台パンやるかやらないかで言ったら…ギリやる
(もちろんカイザーさんに窘められたらすぐやめる)
アーム弱すぎんだろナメやがって…!と殺気立ちながらも、両手を胸の前で組んで真剣に見守ってるカイザーさんの気配を感じる度に冷静さを取り戻し、まあまあな金額を費やして無事ぬいぐるみゲット!
甲児くんにとってはカイザーさんの嬉しそうな笑顔が何よりの褒賞だし、カイザーさんにとっては甲児くんのやり遂げた笑顔が何よりのプレゼントだしで、UFOキャッチャーは夫婦揃って楽しめる遊戯の一つなのである
カラフルキッス⑤
かんな、若葉、輝、由香里エンド~コンプリート
※ネタバレあり
総評も控えてるし、面倒な前置きは抜きで
先にヒロインごとの感想を
周囲に対して心を閉ざしてしまった不登校児の乙橘かんなちゃん
本来なら咲ちゃんたちとは同学年っぽいのだけど、何やら過去にいろいろあって、今は学園に通っていない様子
普段は街をぶらついてたり、拾った子猫の世話をしている
主人公や夕映荘の住人を見かけると、逃げ出してしまうことも…
主人公のことは「おにいさん」と呼ぶ
とりあえず、猫ちゃんたちが無事でよかったよ…
お猫さまの下僕民としては大袈裟だと言われようが何だろうが、たとえフィクションの出来事でも猫ちゃんがかわいそうな目に遭うのは耐えられんのだよ…
かんなちゃんは白と黒の二匹の子猫ちゃんの面倒を見ていたけど、アイキャッチではいつも黒い子しか抱いてなかったから、これが嫌なフラグだったらどうしよう…とシナリオそっちのけで心配していたんだよ…
肝心のかんなちゃん関連の話は…あまりに短すぎて、いまいち消化不良
まあ…実際の不登校も、ああいう些細な(当の本人からすれば失礼極まりない感想だろうが)きっかけから始まっちゃうのかもしれんね…
妄想が暴走している悲しきバイオレンスモンスターの葉野若葉ちゃん
夕映荘で暮らしながらも、一人だけ連絡船で通う距離にある学園に通っている、ハイスペガール
最終的に全国模試で二桁の順位を獲得するに至ったおつむの出来は伊達じゃない!
頭がいい弊害なのか何なのか、何かにつけ主人公への愛を暴走させ、派手めな妄想を繰り広げている
他人のルートでもしばしば正妻面をしていることはあったが、本人のルートでは嫉妬心からくる暴力を振るい出すまでになった…
主人公のことは「兄さん」と呼ぶ
運命の出会いを演出したいがためだけに突き飛ばされるのも勘弁してほしいが、気を惹きたいからって賃貸部屋の窓を割られるのは、もっと勘弁してほしい
わたしはこれでもオタク歴ウン十年の古くさい人間なので、今では絶滅危惧種になっている暴力ヒロインも嫌いではないんだが、やはり節度と常識とは常備しておいていただきたいよね
それさえなければ、一見すると知的なメガネっ娘なのに、主人公にはデレデレというかわいいキャラ付けがなされてるのになぁ…
なぜか他のヒロインよりもエッチの描写がねちっこかった
不治の病にかかって二年近く入院している三島輝ちゃん
元々は夕映荘にいたらしいが、主人公が出て行ってから程なくして病気にかかり、それからはずっと病院で暮らしている
治療が難しいことを知らされてからは、死後に自分の痕跡を残したくないと、写真や日記など故人を思い出す品々を率先して処分していた
それもこれも、周囲の人々に自分のことを早く忘れてもらって、幸せになってもらいたかったからだそうだが…
主人公のことは「お兄ちゃん」と呼ぶ
儚げだけど芯の強いところがあって、なおかつ俺にだけは弱いところも見せてくれるなんて…最高じゃねぇかよ…
もうちょっとあれこれと描写があれば泣けたかもしれんが、要点だけを掻い摘んで書かれたシナリオだったので、微妙に没頭し損ねた気分
いくら周りに人気がないからって、まだ陽も落ちていないのに公園のベンチで青姦し始めるのは…どうなんだろうか…
幼い喋り方と性格のせいで年齢不詳な御崎由香里ちゃん
エロゲー界にちょくちょく現れる「一体きみは何歳なのかな??」と聞かずにはいられなくなるタイプのロリ
しょうがないでしょこういう娘が一番性癖に刺さるんだから!!!
咲ちゃんら夕映荘の中心層グループが通う学園の、一つ下の学園に通っているようだけど…それにしたってガキんちょすぎるだろう…
その歳で「食べゆ」とか「あげゆ」とか言うのは、ちょっと知能の発達レベルを疑わざるを得ない
純然たるロリと、明らかにアレな娘ってのはまったくの別物なんだ、それをわかってほしいんだ
主人公のことは「にぃにぃ」と呼ぶ
すげぇ内容がないようだった…言わんとしたいことはわからなくもなかったが、大人になるという抽象的なテーマを扱うには、カラフルキッスの容量は不足しているとしか言いようがなかった…
あと、主人公は由香里ちゃんに手を出すにあたって、もっと葛藤しろ
以上、12人のヒロインとの恋物語を読み終えての感想でした!
ルートとしては乙女ちゃん、エンディングとしては小春ちゃんが一番のお気に入りだな
ここからは総評ね
うーん…やっぱり短いよなぁ…
長けりゃ名作って世界でもないけど、エロゲーを一つの文学として楽しみたい層の住人から言わせてもらうと、テキスト量が評価の一部となるのは当然の成り行きなのよね
短くとも必要なものをギュギュっと濃縮して詰め込むことに成功すれば、出来のいい短編小説か短編映画を観終えた/読み終えた後のような満足感を味わえもするんだけども、カラフルキッスに関しては、ただ単に攻略ヒロインが多すぎたせいでそうなってしまった感しか受け取れず…
ま、数撃ちゃ当たる戦法だわなぁ
不登校児と心の傷という真面目に向き合えばクソ重いテーマを背負わされたかんなちゃんだとか、不治の病に侵されて余命幾ばくもない悲劇のヒロインという輝ちゃん…理想と現実の板挟みに苦しんでいる倭ちゃんなんかも、既定の文字数内では収まりそうにないような内容を無理やり縮めたもんだから、味わい深さに辿り着く前にエンディングを迎えてしまって、のめりこむことができなかった…
かといって、これ以上他に何書くんだよ…ってヒロインがいないとも言い切れないのも、また事実(誰とは言わんが)
こう言っちゃ何だけど、12人の妹っぽいヒロインという物珍しさを体験するだけのゲーム…かな
でも、この形式で合計3本のタイトルが世に出ていることを思うと、そこそこ成功した…のか…??
いやでも私立温泉学園だって、あれで3作出てるからな…わからんぞ…
背景というか、舞台となっている街並みは素敵だった
坂が多くて、連絡船で行き来するような水道が通っていて、高所から見る夕焼けがきれいで…自分が住んだことのあるどの地域にも似たところはないんだけど、なぜかノスタルジーを掻き立てられる描写の数々に胸が震えたわ…
一度はああいうところに住んでみたいねぇ
偶然の出会いと必然の別れとを経験した12人の乙女たちが、あの頃より少し大人になった自分を武器に、憧れだったあの人との二度目の別離を前にこの身一つでぶつかっていく体当たり系ラブストーリー…のような、そうでもないような
主人公が全体的に受け身で、好きって言われたから好きになった、触ってほしいって言われたから触った、って感じの微妙な主体性のなさが気になった…
エロは前戯までと本番ありの二種類が、人数分
特に取り立てて言うことはないけど、若葉ちゃんだけちょっと異質な感じのエロだったわね
といっても、軽い緊縛と目隠し、あとはちょっとした言葉責めがあったくらい
妹たちはイケイケゴーゴーな娘から内向的な娘まで性格はいろいろだったけど、エロいことになると急にみんな積極的になってくるから、なんだかなぁ~
乙女ちゃんとか、ありゃもうハンターだぜハンター
マジに食われるかと思ったわ、捕食的な意味で
我こそはお兄ちゃんの神髄を極めんとする者…この世のあらゆる妹たちは我のもの…と豪語する兄オブ兄な人は、話のネタにプレイしてみてもいいかもしれない
義理の妹すらいない世界観だけど
お次は13cmの「DEVOTE2 いけない放課後」をプレイ予定
攻略順は
静香→麗→みずほ→涼子→乃絵里→みゆ→ハーレム
の予定
今度はただの抜きゲーっぽいから、みらキスのような悲劇に見舞われることはない…はず