甲児くんとカイザーさんの365日
3/6『中と外』
余裕がある時の甲児くんは、カイザーさんにどこに出してほしいか聞くことにしている
(余裕がない時は出せるところに出す)
カイザーさんは100パー中に欲しがるのはわかってるけど、いっぱいいっぱいな感じで中に出してほしいとおねだりするカイザーさんはカワイイの極みなので、ついつい言わせたくなるのである
避妊モードをオンにしておけば、体内に出された精液は食べ物同様に分解されてエネルギーに変換されるエコな仕組みだから、後始末も楽ちんなのさ
「甲児くんのあったかくてきもちぃ…」と、ふにゃふにゃなカイザーさんがうっとりしながら言うので、今夜も甲児くんは即復活して二回戦目の準備は万端なのだった
灰被り姫の憂鬱③
茉莉、絵梨、翠璃エンド
※ネタバレあり
新たに三者三様の儀式の目撃者かつ生き証人となり、世界の真相に一歩…いや、半歩ぐらいは前進できた感じ
まず茉莉ルート
灰被り姫の儀式が世界の維持にどう関係してくるのかはよくわからなかったけど、主人公が天使の末裔だってことはわかった
わかんないけどわかった、ってやつだ
だから主人公は、雨音先生にこの学園まで連れてこられたのかな
翠璃ちゃんはここに来るまでのことを結構覚えている風だったけど、主人公にはほとんど記憶がないみたいだし、絵梨ちゃんもそこまで詳細に覚えているわけじゃなさそうだった…個人差があるっぽいのも、何か関係するのだろうか
執行委員は昼の世界、すなわち人の世界を管理する存在
シスターは夜の世界、すなわち死者の世界を管理する存在
そして茉莉さん…マザーは二つの世界の統治者であり、真なる灰被り姫の儀式の執行者ってことなのか??
前年度の灰被り姫の儀式が失敗したってのは、桜子ちゃんの一件を指している??
あれはキングオブイカレポンチの小夜ちゃんの暴走にも原因がありそうだったけど、それなら、その小夜ちゃんが大した処罰もされずに現役の執行委員をやってるのも謎っちゃあ謎
想像が正しければ、毎年、通常の灰被り姫の儀式(執行委員を選抜するやつ)の裏で、真の灰被り姫の儀式(世界を維持するやつ)をやってそうだけど、去年それに失敗したせいで世界が歪んできてるんでしょ??
もし儀式の失敗に小夜ちゃんが関与してるとしたら、マザーサイドからすればとんでもねぇ大罪人のような気もするけど
終わり方も意味深だったよね…
桜子ちゃんの死体から5人の灰被り姫を作り出して、そしてまた5人が1人に戻った…
てことは、世界はループしているのだろうか??
桜子ちゃんの存在は鍵になっている??
絵梨ルートでは、夜の世界の住人による管理者サイドへの反逆と、シスター誕生の謎の一端が描かれた
夜の世界は死者の国…執行委員やシスターによって殺された学園の生徒たちが、今なお霊魂となって存在し続ける、闇の世界
彼らは灰被り姫候補の一人である絵梨ちゃんに目を付け、自分たちで灰被り姫の儀式を行うことにより、シスターたちに対抗する力を手に入れようとしたっぽいのよね
灰被り姫って、そこまでの意味を持つ存在なのか…
儀式は生者が行おうが、死者が行おうが、内容が同じ(=灰被り姫に選ばれた女の子を集団で凌辱する)というのも、興味深い
エロゲーだから…と言ってしまえばそれまでだけど、陰陽の交わりとか、そういうのが関係してくるのかね
目には見えないバケモノたちによってたかってレイプされる絵梨ちゃんという、エロおぞましい構図は一見の価値あり
ラストはシスターの一員に加えられた絵梨ちゃんの背中に、黒い翼が生えたところで唐突にエンディング…
天使の末裔である主人公の背には茉莉ルートにて白い翼が生えたが、対になっているのだろうか??
何もわからん…ぐぬぬ
翠璃ルートは、割とオーソドックスな灰被り姫の儀式(表向きのやつね)についてだったので、それほど目ぼしい情報はなし
ただし、主人公と仲良くなった翠璃ちゃんに対する桜子ちゃんの嫉妬心が大爆発してて、ドロドロの愛憎劇という意味では面白かった
でもラストシーンでは、仲良く主人公を共有してた感じあるよね
昨日の敵は今日の友…じゃないけど、妙なところで仲間意識が芽生えたんだろうか
そして今は、世界の秘密に迫るという意味では茉莉ルートと双璧をなしそうな、大本命の桜子ルートを攻略中
だんだん雰囲気に呑まれつつある…