お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

高速移動で廻る銀河系 真夜中の魔法

甲児くんとカイザーさんの365日

3/9『だいしゅきホールド』

 

カイザーさんが繰り出すだいしゅきホールドは、一歩間違えばベアハッグになるのである

甲児くんは毎度「いででででででででででで折れる折れる折れる!!!!!」となりながらも、あの圧迫感と密着感がクセになって、ついつい誘い受けのシチュエーションに持って行きがちなのである

今日も今日とて、トロトロにとろけながらも一生懸命に中出しをねだるカイザーさんがかわいくてかわいくて、え~どうしよっかな~さっき中に出したから今度は外に出そうかな~、とかもったいぶってたら、やだやだやだ中にちょうだい~!と思いっきり抱き締められるついでに絞められて、冗談抜きで真っ二つになるかと思った

でも、すげぇご褒美です!!!とも思った

後悔もしないし反省もしないので、たぶんまた明日もやる

 

 

 

灰被り姫の憂鬱⑤

亜理紗、舞子、麻耶エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

これにてめでたくコンプリート!

十人十色なエンディングを見終えて、ついにこの世界と灰被り姫の謎がヴェールを脱いだ…!

…なんてことはなかった

謎は謎のまま、よくわからないことはよくわからないまま、夏という季節が持つ不快な気温と湿気に汗と精液と女のにおいを混ぜ込んだ陰鬱な空気を残して、灰被り姫たちの憂鬱は継続してゆく

きっとこれから先も、彼女たちは凝固されたメランコリーの中で生を繰り返すのだろう…

突き刺すような、夏の陽射しと共に…

今日もまた、グラウンドの鉄棒に死体が吊り下げられる…

 

全体的な感想は明日の総評まで取っておくとして、今日は残る三人のヒロインのルートについて書くわね

 

 

この世界の創造主(?)であらせられる、亜理紗ルート

彼女が一体何者なのかは一切語られなかったが、たぶん学園内ヒエラルキーにおいては頂点に君臨するであろう御方

ラスボスかと思いきや、主人公には妙に協力的だし…なんで隔離病棟で日がな一日寝て過ごしてるのかも不明だし…

「傷ついた魂は甘い」発言と、昼間は寝てばかりなところと、自分からは閉め切った場所に入れない(=招かれないと入れない)習性から、たぶん吸血鬼とかその類なんじゃないかと思ったんだけど、どうだろうなぁ

暗き獣を使役してるっぽいのも、とある吸血鬼の旦那を思い出させる描写よね

もっといろいろ語ってほしかった…

 

 

不穏当な発言が目立つロリっ娘だとばかり思っていたら、実はシスターの一人だった舞子ちゃん

主人公が知らないどころか、沙希先輩すら知らないことを知ってるなんて、何奴…って、そうかそうかシスターだったか~

…えええええ!?!?!?

しかも、もう一人のシスターは葉月先生だったの~!?!?!?

そんで、残る一人のシスターはモブ娘で江頭にレイプ死させられるレベルの雑魚だったの~!?!?!?

ってなった、びっくりの連続でちょっと面白いルートだった

しかしまあ…シスターとマザーの力関係がよくわからない…

執行委員やその辺をふよふよしてるらしい死者たちよりも上位の存在だってことはわかるけど、マザーはシスターを管理する立場で合っているんだろうか

でも、彼女らに襲われたら対抗する術はない…??

そんなんで、どうやって管理してるの…??

彼女たちが自由になるためには灰被り姫の存在が邪魔になるらしいが、その理由もいまいちわからん…

どうして江頭ごときデブに返り討ちにされたのかもわからん…

何もかんもわからん…

 

 

愛に生きて愛に殉じた、純愛少女の麻耶ちゃん

灰被り姫の候補でもなければ、同じクラスでもない、主人公や桜子ちゃんとは去年同じクラスだっただけの、今は隣のクラスの学力崖っぷちガールがどうシナリオに絡んでくるのかと不思議に思っていたけど、なるほど、麻耶ちゃんにとっての灰被り姫の儀式は、恋人(たぶん…親友かも??)と桜子ちゃんの仇討ちだったのね

執行委員とシスターから逃げ延びて、まんまと闇の住人になった(それも死と同義であることは変わらんのだけど、全裸で吊られないだけだいぶマシ)あたり、普通の女の子ではなかったんだろうか

空っぽの器に主人公への妄執だけを詰め込まれて生きてきた桜子ちゃんが、麻耶ちゃんに殺されるって時に穏やかな微笑を浮かべていたというのが印象的

一年前は仲良くやってたんだろうな…って

灰被り姫の儀式が、全部ぶち壊したんだろうな…って

この一年、麻耶ちゃんはどんな気持ちで桜子ちゃんと接してきたのかな…って

ぶっ殺されて当然扱いされてた小夜ちゃんには草を禁じ得ない

キングオブイカレポンチには残当やんな

 

お気に入りのヒロインは、絵梨ちゃんと五月ちゃんかな

何もかもが異常な世界において、ああいう普通の感性を持った女の子たちには癒されるんじゃ…