お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

やがて訪れた最後 出会った頃と同じ季節

甲児くんとカイザーさんの365日

3/10『練習』

 

甲児くんと見せ合いっこをする約束をしてから、カイザーさんはお家で一人の時にオナニーの練習をすることにした

…が、なかなかうまくいかない…

教えてもらった通りのやり方でしているはずなのに、全然気持ち良くなれない…

恥ずかしいのを我慢してネットで検索してみるけど、どうにも思ったような結果が出ない…

甲児くんに触ってもらうと、すぐに胸がドキドキ、頭がふわふわしてきて、いっぱい濡れてきちゃうのに、何が違うのかなぁ…わたしが不器用だからなのかなぁ…と落ち込んじゃうカイザーさん

という話を、お布団の用意しながら甲児くんに愚痴ってると「…じゃあ一緒にやってみるか?」と言われ、あれよあれよという間に後ろから抱っこされて、甲児くんの右手がカイザーさんの右手に重なって…

…その晩は、いつもより前戯の時間が長かった

 

 

 

灰被り姫の憂鬱⑥

総評

 

※ネタバレあり

 

 

 

ブログのネタ的な意味と、時間の節約的な二つの意味から分割された灰被り姫の総評を書くとするか…!

 

まずはシナリオから

雰囲気ゲーとしては、神ってるとまでは言わないけど、十分に佳作だったと思う

この先、数年間は、夏が来るたび灰被り姫の儀式とグラウンドの鉄棒を思い出しそうなくらいには、胸に残る作品となった

 

 


各種設定に対する説明不足っぷりも、いっそ閉鎖的で秘密主義な学園への畏怖を駆り立てる、いいスパイスになっていたような気さえしてくる

後はもう各自の脳内で補完してくれ、みたいな

君だけの灰被り姫を作り上げてくれ、みたいな

まともに考察できるだけの情報もないし、ルートによって矛盾を感じる描写もあったから、完全な灰被りワールドを構築できるのはシナリオライターさんただ一人なんだろうけど、それを惜しいと思えるくらいには魅力的な世界観だった

謎が謎のまま放置される結果になったのは、主人公の責任に負うところが大きいとわたしは思う

最初から最後まで受動的な人間だったからね…恋人が壊れるきっかけになった灰被り姫の儀式を終わらせるために動くわけでもなく、灰被り姫の候補者たちと交流を深めながらも彼女たちを救い出すために戦うわけでもない…

ただただ状況に流されるまま、誰かに言われるまま、凌辱行為に加担し、少女たちを抱く…

意思あるち×ぽの方が、まだマシな活躍をするんじゃないかってくらい、うっっっすい主人公だったわ

まあ、ちょっとのミスが命取りに繋がりかねない綱渡りな学園生活の中で、それだけのバイタリティを保ててる人間がいたとしたら、そいつは掛け値なしのバケモノだとは思うけど

そんな主人公を通してしか世界の在り方を知ることができないプレイヤーに、真相を掴むなんて端から無理難題だったってことね

 

 

だから、雰囲気さえ楽しめれば結果オーライなのよ!

 

お次は絵柄について

わたしは好きなタイプの絵だな~

一枚絵で見た場合、人体のバランスがおかしいところがちらほら散見されはしたけど、陰鬱な世界観の中にあって、どことなくパステル調な淡い色彩は、そこに生きる女の子たちの儚い美しさを巧みに表現していたと思う

全体的に暗めな色遣いがされていたのも、作風にぴったりマッチしてたと思うよ

古いエロゲーに時々見られる、ち×ぽがモザイクで消されてるのではなく、実際に消えてるタイプ(まとわりついた汁とかで実在を証明するタイプ)だったので、たまに主人公の股間がツルツル(パイパン的な意味ではなく)だったのが、ちょっと気になった…

 

お次は音楽について

 

 

MAP選択画面で流れていた、場違いにかわいらしいBGMが好きだった

EDは明らかにスタッフロールの尺が足りてなかった…放置しとけば最後まで聞けるから別にいいけど

どうでもいいが、こんなに広大なMAPなのに、実際に選択できるのは奥にある建物三棟だけってのが寂しかったよ…

 

お次はシステムについて

バックログもねぇ!

音声再生機能もねぇ!

セーブデータもそれほど多く残せねぇ!

スキップの既読判定もねぇ!

クイックセーブもねぇ!

パートボイスはいいけど謎のところでボイスがある!

まあ…古いからな…しょうがない…

攻略はそんなに難しくないと思われる

朝1回午前3回昼1回午後3回夕方3回夜1回の行動回数の中で、どのヒロインと多く会ったかでルートが決まる仕組みじゃなかろうか

セリフ差分はやたらと多いので、全部確認しようと思うと大変だろう

割と無駄話が多い…ように見せかけて、考察の種になりそうな話題もちらほらあったような

 

最後、エロについて

和姦はあるけど純愛は一切なしという潔さ

好意を寄せてくれてる女の子たちから処女をもらってくれと頼まれることはあるけど、両想いのラブラブエッチって雰囲気は皆無である

メインとなる灰被り姫の儀式は、姫に選ばれた女の子をクラス全員(女子も)で寄ってたかってレイプするというものだから、必然的に輪姦が多め

ハードな内容が多くてエロいはエロいんだけど、どれもこれも短かった…がっつり抜きたい人には物足りないと思われる…

辛いのは女の子だけで男は楽しめるんじゃないかと思われた儀式の実態が、執行委員の監督の下、姫を休ませずに苛め抜く必要があるため、腰を振りすぎて疲れた男どもがちょっとでもサボろうものなら容赦なく吊るされそうになるという、やる方もやられる方も地獄の儀式だったのはちょっと笑っちゃった

 

シナリオ的にもエロ的にも、プレイヤーを選ぶタイプのエロゲーなのは間違いない

夏ってクソ熱いしジメジメしてて不愉快だし虫多いし何もいいことねぇな!と思う人なら、その感想に拍車をかけてくれること請け合いのエロゲーだよ

ますます夏が嫌いになりたいそこのあなたにオススメしたい

陽炎の中に鉄棒が見え始めたら、重傷ですわ

 

 

 

お次はMAGI blackの「メイド嗜好~恥辱の館~」をプレイ中

攻略サイトが見当たらなかったので、手探りでプレイ中

攻略順は

信乃→香帆→七海→美羽

かなぁ…

ハーレムエンドとかあるのかな??