甲児くんとカイザーさんの365日
3/20『春分』
まだちょっと肌寒いけど、いいお天気だったので、以前に駅伝ごっこをした土手まで散歩に来た甲児くんとカイザーさん
特に目的地も定めず、仲良くおてて繋いで斜面を降りていってると、何かに気づいたカイザーさんが甲児くんの手を引いてしゃがんだ
一緒になって足元を見てみれば、小さなお花が風にそよいでいる
ほっこりした気持ちで眺める甲児くんの耳に、カイザーさんの「わたしね、春って好きなんだ」と小さな呟きが聞こえた
同意しようとした甲児くんだけど、続けて「甲児くんってお日さまみたいな人だな、っていつも思ってるんだけど、特に春の太陽に似てると思うの。優しくて、いつだってわたしのことあったかくしてくれるもの」と言われて、嬉しいやら恥ずかしいやらで何と返したものかわからなくなってしまった
Grope②
小百合攻略中
※ネタバレあり
フローチャートで言うところの、エンディングaを目指しているところ
ひたすら小百合先生と探索していればいいだけなので、楽ちんだ
それにしても…
元気だな、こいつら…
もうかれこれ学園の地下に閉じ込められてから一週間が経過してるってのに、まだやいのやいの言える気力があるってことだもんな…
水はプールの設備で補ってるって話だったけど、一応シャワーが使えるみたいだし、さすがにそっちから飲料水は確保してるんだよね??
塩素くせぇプールの水を飲んでるわけじゃないんだよね??
食べ物はどうしているんだろう??
探索を始めたばかりの頃は、食堂で食べるものを調達しよう、なんて話もあったけど、あいにく春休み期間中だから食堂も開店休業状態で、ほとんど備蓄がなかったって話だったけど…
水さえあれば数週間は生き延びられるとは聞くが、それでもこんな風に歩き回れるほどの体力を保持できるものだろうか
さすがに何か栄養のつくものを食べないと、数日も経てばグロッキーになってそうな気もするが…
トイレを流すだけならプールの水で事足りるだろうからいいとして、洗濯は…うーん
そういう衛生面とか生活面での話が一切出てこないから、いまいち緊迫感が伝わって来ない…
いやまあ、いつデカい地震がきて瓦礫に押し潰されるかもしれないって恐怖はわかるんだけどもね??
小百合ルートに入るためのキーパーソンらしき男・蛇塚藤吉郎とやらも、今のところ特に目立った活躍(悪い意味での)もしていないし、本土壊滅以上のクソ展開がまだまだ待ち受けているってことなんだろうか
しかし、この蛇塚先生とやら、主人公や貴彰が嫌わなきゃいかんほどのヤバいやつには見えないんだよなぁ~
一応は凌辱ゲーっぽいんだし、もっとわかりやすくゲス野郎にしてくれてもよかったんだけど
ここからは日記らしきもの
ズボンが破れた!
内股のところが破れた!
ヤバ…これ一本しかまともなジーンズ持ってないのに…
幸い、そんなに目立つ破れ方はしてないから、これ以上ひどくなる前に替えのズボンを買いに行かなくちゃ…
これでもオタクの端くれなもんで、稼ぎの大半はオタ関係のものに注ぎ込まれているから、服なんて滅多に買わないんだよね
学生の頃は一応、ほんとに一応レベルだけど、好きなブランドとかあったのに…
まあ、買っても来ていくところないしね…家の中だとパジャマで十分うろつけるし…
私服なんて最後に買ったの何年前だろ
下手したら10年近く買ってないかもしれない
(親戚がお古をタダでくれるから、大半はそれで賄ってる)