お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

諦めという文字が見えても 私負けない

甲児くんとカイザーさんの365日

3/30『お花見』

 

昼の部は研究所の仲間たちと

新春隠し芸大会では、おしどり夫婦な兜夫妻による毎年恒例の二人羽織が好評を博したよ!

夜の部は、いわゆるいつメンと

さやかさんはここぞとばかりに甲児くんのために三段重ねの重箱を用意するも、肝心の甲児くんはカイザーさんの作ったお弁当が気になるみたいだぞ

と、そこへまさかのカイザーさんから「さやかさんのお料理、とってもおいしそうだねぇ~。甲児くん、食べないの?」と援護射撃が

そこで甲児くんも「そうだなぁ…カイザーの作る飯なら毎日食べてるもんな!今日のところはみんなに譲るとするか」といつものノンデリ発言を炸裂させ、さやかさんは打ちのめされた

パパは娘の涙ぐましい努力に目頭を押さえ、Zは(いらんことするからや…)と肩を竦めた

途中で飲み物とお菓子が切れたので、一緒に買い出しに行く甲児くんとカイザーさん…に割り込もうとするさやかさんを、Zとシローくんはコンビプレーで封殺した

仲良く手を繋いで歩いていく二人の後ろ姿に、さやかさん以外のみんなはてぇてぇした

近場のコンビニで飲料と食料を補充した甲児くんとカイザーさんは、わざと遠回りして、しばし二人きりの夜桜見物を楽しんだ

 

 

 

Grope⑧

水羽エンド各種、魔亜子エンドb

 

※ネタバレあり

 

 

 

折り返し地点を過ぎてしばらくが経過したが…さすがに同じ展開の連続に、書くことがなくなってきて…やっぱつれぇわ

というわけで、ヒロインの感想でお茶を濁す

 

 

巨大財閥のご令嬢であらせられる千寿水羽ちゃん

おっとり優しく、礼儀正しいザ・お嬢さまってな感じの後輩の女の子

作中での初登場シーンでは階上から主人公の上に降ってくる落ちものヒロインであり、主人公との初めての出会いでは部活勧誘の人混みの中から手に手を取ってエスケープするという、どっから見てもリアルガチな勝ち組ヒロインちゃんだぞ

テニス部顧問の蛇塚に言いつけられ、居残り練習のためフロートに残っていたら、この大地震に巻き込まれてしまったのだ

…いくら世間への体裁があるとはいえ、愛する一人娘が取り残されている学園への救助活動を後回しにする親というのは、こういう金持ちの家系では特に珍しいのではないかという気がしなくもないが…

私的に動かせる救助部隊の一つや二つぐらいいそうじゃん

 

水羽ちゃんのシナリオは…うーん

蓮実ちゃんやすみれちゃんに比べると、「本当の自分というものをわかってほしけりゃ、まずは自分から本音を曝け出していくべし」という、当たり前のことをそれっぽく言ってみただけ、って感じで薄っぺらかったなぁ

立場上それがなかなかできん人もいるってのはわからなくもないけど、突き詰めれば自己都合で片付くお話ですし!

 

 

なぜかフローチャートではシークレット扱いされながらも、スタッフロールにはがっつり名前が載ってる、幼なじみ第二弾の阿久津魔亜子ちゃん

変な名前…

どうしても摩亜屈がちらつくんじゃが

主人公や響ちゃんの幼なじみで、二人からは「魔亜姉」や「魔亜ちゃん」と呼ばれ慕われている

…のはいいんだけど、どうせなら平仮名で「まあ姉」「まあちゃん」にしてほしかったよ

いかついのよ、漢字がよ

学園関係者ではないけど、主人公たちに会いにフロートにやってきたタイミングで被災したアンラッキーガールだ

 

 

上からやってきたという立場上、主人公たちより街中や本土の状況に詳しいため、新たな展開が拝めるかと思いきや、みんなから希望を奪ってはならないと事実を秘することになったので、やることはいつもと変わらなかった…

主人公の妹の情報が入ってきたのも分岐点になるかと思いきや、結構シビアな態度で切り捨てられたため、やっぱり何も変わらなかった…

 

まあねーちゃん自身はかわいいと思わなくもないんだけど、元カレの愚痴をぶつけてきた挙句、吹雪ちゃんの気持ちを知りながら主人公にアプローチしてくるという大人げなさ+バッドエンドのド淫乱ぶりに評価を保留にしたくなるぅ~!

何がご主人さまやねん、何が雌犬やねん

こちとらもっと食うか食われるかの殺伐とした凌辱シーンが見たいんじゃい!

どいつもこいつもメンタルタフすぎんだろ!