お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

強い力 背中押されて グルルまわる景色が

甲児くんとカイザーさんの365日

4/1『エイプリルフール』

 

毎年この日は、午前中に一度だけしょうもない嘘をつき合う日と決めている

今年の先攻はカイザーさん

甲児くんを起こす時に、精一杯の慌てぶりを演じながら「家中の時計が止まってることに気付かなくて、もう遅刻寸前だよ~!」と嘘をついてみた

…けど、パチパチと瞬きした甲児くんに「でもお前の体内時計は正確だろ?」とすぐに看破されて、ぐぬぬ…となった

寸分の狂いもない時間感覚を持ってるカイザーさんに起こしてもらうから、甲児くんは今までも無遅刻無欠勤でいられたのだ

後攻は甲児くん

カイザーさんが作ってくれたハート形の目玉焼きを、なるべく形を崩さないように食べながら、神妙な顔で「今までずっと黙ってたけど…俺ほんとはきのこ派じゃなくてたけのこ派なんだ」と、国民的お菓子に関する嘘をつく

…と、ガーンと効果音が聞こえてきそうなくらいショックを受けたカイザーさんが、フラフラしながら戸棚を開けてお菓子置き場からきのこを取り出してくると「今日の夜、ごはんの後に一緒に食べようと思って買ってたんだけど…買い直してくるね!」と半泣きになるものだから、ごめんごめん今の嘘、嘘だから!と全力で宥めた

その夜は、半分こしようとするカイザーさんに、朝のお詫びも兼ねて三分の二を譲ってあげた甲児くんだった

(甲児くんはどっちも好きだけどどっちかっていうときのこってレベル、カイザーさんはきのこガチ勢だけど争いは良くないと思っている穏健派)

 

 

 

Grope⑨

魔亜子エンドa、吹雪各種エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

ハッピーエンドルートでは、すんげぇグラビティ系ヒロインと化したまーねえちゃん…は置いといて

 

 

こんなこと言っちゃ何だが、年上の非処女ヒロインで重いって…

まあそういうのが好きな人もいるだろうが、個人的に年上ヒロインには溢れる母性で包み込んでほしい派なんで、若干まーねえちゃんの株は下がった

もっと強く生きろ…

 

そして、お次は幼なじみの吹雪ちゃんを攻略完了!

 

 

幼なじみで腐れ縁で、何かと寝取られそうになる桃瀬吹雪ちゃん

学園ではバレー部に所属しており、エースアタッカーとして大活躍している

明るくまっすぐな性格で、男女ともに好かれているだけでなく、先生方からの信頼も厚い

その分、損な役回りを押し付けられることもあるようだが…

それでも昔は泣き虫で、弱い一面も持っていた

主人公との、とある思い出が、彼女を強くする要因となったのだ

 

お互いに何となく気になってるけど、年齢と共に広がっていく異性としての距離感に遠慮して、素直になれないままズルズルやってきてしまった…という、典型的な幼なじみヒロインね

毎朝、部屋まで起こしに来てくれるタイプではあるけれど、寮暮らしという環境がそれを許さなかったのかな

ハッピーエンドルートでも貴章にちょっかい出されるのには参ったね…

あの腐れNTR野郎が…不衛生な環境下でち×ぽが壊死してもげろ…

 

 

と思っていたら、cエンドルートで主人公にぶっ殺されてスッキリ!

もっとこういう閉鎖空間における悪意と猜疑の連鎖の果てに勃発する醜い殺し合いが見たかったんじゃよ…

まあ…殺し合うほど生き残っていないというか、そもそも春休み中の全寮制学園にそんなに人が残っていなかったというか…

でも少人数だからこそ、内輪に殺人者がいる恐怖とか、だんだん狂気に染まっていく過程とかが、生々しく描けそうな気もするんだが

まーねえちゃんルートで食料が見つかった時も、貴重な食べ物を巡って殺し合う展開きた!と期待してたら、なんか普通に分配されて終わったし

 

さあ、これで長かった被災生活にもようやくピリオドが…と思ったら、まだ一人ヒロインが残ってたみたい

 

 

おう…妹のこと、すっかり忘れてたわ…

妹スキーとして情けない…

まあ、もはや半分近くが使い回しのエッチシーンを見るためだけにマウスをクリックしてるような状態だから、通常会話が記憶からすっぽり抜けていくのは仕方ない…仕方ないんだ…