甲児くんとカイザーさんの365日
4/12『保護猫カフェ』
専業主婦のカイザーさんに自分名義の貯金というものはない
甲児くんは自分のお給料を生活費の名目で全部預けてくれているけど、それは甲児くんが毎日大変な思いをして稼いでくれた大事なお金なので、一円たりとも使途不明金が出ないよう、きっちり家計簿をつけて、甲児くんに提出している
(そんなことしなくていい、と甲児くんは言ってくれるけど、ここはカイザーさんにとって譲れない一線)
もちろん、無駄遣いもしないよう、甲児くんの暮らしを豊かにするため以外にお金を使うことはほとんどない…んだけど、それでも極々稀に、私用でお金が必要になることもある
そういう時は、ちゃんと甲児くんの許可を得て使うようにしている
…というわけで、数日前に朝刊に挟まっていたチラシで見てからずっと気になっていたカイザーさん、とうとう我慢ができなくて、甲児くんに「ここ行ってみたいの…!」と、新しくオープンするという保護猫カフェのチラシを見せる
地図によると、家からはちょっと距離があるけど、歩いて行けなくはないところだったので、甲児くんは二つ返事でオーケーする
今日のデート場所はここで決まりだ
どちらかというと犬派だけど、基本的にもふもふしてる動物なら全般が好きなカイザーさん、人慣れしてる猫ちゃんたちに囲まれて天にも昇る気持ちになる
甲児くんも動物は好きな方であり、じゃれついてくる猫ちゃんたちとおもちゃで遊んであげる
そこは譲渡もやってるカフェだったので、参考までに二人でいろいろ話を聞いた
満たされた気分で辿る帰り道の途中、甲児くんが「今のアパートはペット禁止だけど、一軒家に引っ越したらさ、何か動物飼ってみるか?」と聞いてきて、カイザーさんは期待に目がキラキラしちゃう
あれこれ話してるうちに、甲児くんがふと「自分より小さな生き物と触れ合う経験って、子育てにも重要だと思うしなぁ」と漏らした一言が、カイザーさんの胸にずっと残り続けた
甲児くんは甲児くんで、カイザーさんがしみじみと呟いた「あそこにいた猫ちゃんたち、みんな『ずっとのお家』が見つかって幸せになるといいね」という一言が、忘れられなかった
IZUMO3⑤
~第四章攻略中
※ネタバレあり
第三章、終わり!
ちょっと意識してレベリングしてみたら、あっさりボスに勝てたわ
バフをかけたのも効果がデカかったのかもしれん
…というか、二章ボス戦の構成が悪すぎるというのもあったのでは…
デボを二匹残しておくと、二匹ともがシオリちゃんにかける回復魔法の回復量と、こっちのアタッカー二人が与えるダメージ量とが、ほぼどっこいどっこいになっちゃうから、殴っても殴っても倒せないというジリ貧状態だったもんよ
でもデボは後列だから主人公となつみちゃんでは攻撃が届かないし、唯一のダメージ源となれるカヤノちゃんは回復担当で鎌鼬を倒すだけで精一杯だしで、厳しいなんてもんじゃなかったわい
なんかもう、よく倒せたな…と
はよフルメンバー揃えたいですわね
それに比べると、三章のボスは単体だったから、フルボッコであっさり片が付いたのかもしれん
しかし、鎧武者なんてぶん殴って、よく主人公の拳は無事だったな…
夢の中だから、物理現象もほどほどになっていたのかな…
結局、鈴鹿ちゃんは吾妻の家に残り続けることになったのね…
いくら現当主の弥生さんの庇護下にあるとはいえ、そもそも弥生さん自体が一族から煙たがられているポジションなのに、そんな彼女の影響力がどこまで通用するのかってのも気になる
下手をすれば、鈴鹿ちゃんを利用して弥生さんを追い落とそうとする連中も出てきたりするのでは??
そう考えると、主人公のように、金銭的な援助を受けつつ家から離れたところで生きていくという選択肢も、視野に入れてもよかったのでは、と思うけどなぁ
あれではクソみてぇな人間関係から解放されたとは、とても思えん
鈴鹿ちゃんの母親に対する不信感も払拭されず
暴力的なDVクソ野郎に惹かれる女が一定数いるのは、もうどうしようもないことだして、どうしてそんな男と鈴鹿ちゃんを一緒に暮らさせていたのか…
男が荒れていた原因の一つに、母親が水商売をしていたというのもあったようだけど、そこを改めようという気もなかったのかね(少しでも稼がなきゃいけないから、という理由はあっただろうけど)
別に母親が男から殴る蹴るされるのは自業自得な部分もあるだろうから、どうでもいいとしても、鈴鹿ちゃんは何も悪くないのに、どうして犠牲になってたんだろうね
自分とこの親は頼れなかったのか…
既に死亡してるならともかく、生きてるのに頼れない理由があったとしたら…どの道、クソすぎる家庭環境だなぁ…と
子どもを作ってはいけない種類の人間に限って、子どもを作る不思議
とまあ、夕子ちゃんの時のような、もやもやが残るシナリオだった…
鈴鹿ちゃんの個別シナリオで、ちょっとでももやもやが晴れることを願っている
芙由子先生には、どんなドラマが待っているのかね
屋根の上で戦うのは危ないと思うんだが…
誰か転げ落ちたらどうするんだろう、とヒヤヒヤする