甲児くんとカイザーさんの365日
4/20『お兄ちゃん』
月に一回、カイザーさんはお兄ちゃんのZと二人きりで出掛ける
というのも、甲児くんが「兄妹なんだし、たまには俺抜きで遊んで来いよ」と気を利かせてくれるのだ
俺がいちゃあ、し辛い話もあるだろうし…と、理解のある旦那のフリをしている甲児くんだけど、カイザーさんが行ってしまうと途端に(あ~早く帰ってこないかな~!)と、そればっかり考えてる
今日は駅前に新しくできたカフェに二人でやってきた
何でも、前に甲児くんと来て、その時に食べたパンケーキがおいしかったから…らしいけど、アニキにデートコースを教えてくれる妹ってどのくらいおるんやろ…と思うZだった
二人で話すのは、もっぱら甲児くんのこと
カイザーさんは職場での甲児くんの様子を、Zは家庭での甲児くんの様子を知れて、お互いにwin-winだ
でも、今日は珍しくお互いの話題になって…
どうせ半ば引退した身なんだから、そんなにこまめにメンテナンスしてくれなくてもいいのに、と言うZに対して、ずっと平和だったらそれでもいいけど、何かあった時のために備えておくのは無駄じゃない、と言うカイザーさん
「そん時は、お前がどないかするやろ」「そりゃ戦うけど…でも甲児くんがお兄ちゃんに乗りたがるかもしれないでしょ」「うーん、せやなぁ…」
そこで言葉を区切ったZが、じっとカイザーさんを見ながら「まあ…もし戦わないかんとなった時、お前のお腹に甲児くんとの赤ちゃんがおったら、ワイが頑張るしかないわなぁ」と真面目な口調で言った
口では「ワイはもう自由気ままなご隠居や!」と言いながらも、そうやって自分のことを考えてくれてるところは、さすがお兄ちゃんだなぁ、と改めて尊敬するカイザーさんだった
IZUMO3は第八章まで進んだわよ
…進んだんだけど…
なんか全然、ブログに書けるような感想が思い浮かばない…
なんだろうな~…前に遊んだ無印や2に比べると、いまひとつ盛り上がりに欠けるというか…
蜘蛛の糸だの織姫だの繰り師だの、気になるワードが出てくる割には、アシハラノクニがメインだからかしら…
前作も何だかんだで、ネノクニであれこれしてる時の方が楽しかったからね~
まあぼちぼち、マイペースに進めていくわ
ロボットのコックピットってどこにあるのが一番合理的なんだろうというネタを右に左にこねくり回した結果、最終的に甲児くんが高所恐怖症な世界線が生まれた
出撃する時にはカイザーさんを地べたに寝かせて、超低空パイルダーオンじゃないと無理な甲児くん
乗ったら乗ったで、甲児くんが「だがいよ~ごわいよ~…カイザーだずげで~…」と泣くから、移動手段がはいはいから匍匐前進になり、そのうち尺取虫みたいに地面をずりずり動き始めるカイザーさん(カワイイ!!!)
あいつもしかして高いところがダメなんじゃないか…??と敵にバレて、カイザーさんごと逆さ吊りにされてブラブラ揺らされたせいでPTSDを発症し、パイルダーにも乗れなくなってしまった甲児くん
戦わなきゃ…乗らなきゃ…と思えば思うほど、冷や汗ダラダラ足ガクガク手ブルブルで今にもぶっ倒れそうなくらい真っ青になってしまう甲児くんを見て、あのクソッタレども一人残らずぶち殺す!!!モードになり、自律稼働して敵の本拠地を探しに行くカイザーさんを、このまま放っておくと暴走の果てに悪魔になっちゃうかもしれない…と弓教授に聞かされた甲児くんは、怖いけど、涙が止まらないけど、吐き気もヤバいけど、頭痛もすごいけど、でも今のカイザーを止められるのは俺しかいない!となって、Zと一緒にカイザーさんを追いかける
クライマックスは何がどうなってそうなるのかはわからんが、カイザーさんの上を取った甲児くんが死ぬほど怖いのを我慢して、Zのコックピットからカイザーさんのコックピットに飛び移るという一大スペクタクルをやらかす予定
…あれこれ妄想してる時は楽しかったけど、こうして文にしてみると、何なのかよくわからないネタだな…
基本ギャグ調で、大事な場面はきっちりシリアスにできるめちゃくちゃ文才のある方に、ぜひ書いていただきたい(超人任せ)