甲児くんとカイザーさんの365日
4/28『靴下』
カイザーさんが晩ごはんの支度をしているタイミングで、仕事から帰ってきた甲児くん
キッチンスペースを横切ろうとした時に、いいにおいに釣られたペコペコお腹がグ~っと鳴って、照れ笑いしていたらカイザーさんが、出来立て肉じゃがのホクホクじゃがいもを一口と、お皿に綺麗に盛り付けられたお刺身の中からマグロを一切れ、あーんで食べさせてくれた
宇宙一おいしいごはんで満腹になった後は、お風呂が沸くまでカイザーさんの膝枕でうとうと…
なんか…こんなに幸せでいいんだろうか…と思ってるうちに、お風呂の準備ができた
上も下も脱いで、最後に靴下を脱ぐ…と、いつも通りくるんと裏返ってしまっている
いつもなら、このまま洗濯機に放り込むところだけど…昨日反省したばかりだし、たまには表に向けようかな、と持ち替えたところで、じーっと靴下を見つめてるカイザーさんに気付く
ちょっと考えてから、そのまま洗濯機にポトッと落としたら、カイザーさんがニコーっと笑った
いそいそと靴下を片方取り出して、嬉しそうに引っ繰り返すカイザーさんに「かたっぽだけ?」と聞いたら、「あのね、もう片方は干してから、畳む時に元に戻すの。一粒で二度おいしいって、こういうことだよね~」と、謎のQOL向上術を教えてくれた
背中を流してもらいながら、またしてもこんなに幸せでいいのか気になったけど、お世話中のカイザーさんはとても幸せそうだったので、俺が堕落することでカイザーが幸せになるなら、まあいいか…と今日も引き続き甘えまくる甲児くんだった
IZUMO3⑪
芙由子エンド~なつみ攻略中
※ネタバレあり
その存在をすっかり忘れていた羅刹天をしばいて、別に何も悪いことしてない(たぶん)水龍ちゃんをしばいて、最後にまるで成長していない織姫ちゃんもしばいて、よっしゃあああツッ!THE ENDオオ!!
恋を知り、愛を知った稀代の悪女は、ヤンチャやってた時となーんも変わってなくて草
人がゴミのようだと思える感性は、ちょっとやそっとじゃ更生できないといういい例ですね!
閻魔天さまは、なんでこんなどうしようもないヤツの守護神になろうと思ったのか…過労と天帝からのパワハラでメンタルが崖っぷちだったとしても、もうちょいマシな判断ができそうなもんだが
七夕のロマンスに関しても…まあ、うん…
織姫ちゃんは、どうしてかはわからんが牽牛との記憶を取り戻して、ずっと一途に想っていたというのに、牽牛の生まれ変わりである主人公は、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、かわいい女の子に囲まれたウハウハ生活を送っていて、結局、舞菜ちゃん=織姫ちゃんを否定して、アシハラノクニで出会った女の子たちとの未来を選んだ
…かと思いきや、最後の最後で「やっぱり妹しか勝たん!」と豪快に手のひらクルーして、女の子たちを自分たちの国に帰した後、妹と融合する(なんで融合する必要があったのかわからん…セックスの暗喩なんか??)
そんで気が済んだ舞菜ちゃん=織姫ちゃんから、他人のお手付きになった牽牛なんていらんから、とっとと生まれ変わってまっさらになってから会いに来い、とアシハラノクニにポイ捨てされる
彼女たちの元に帰ってきた主人公は、2秒で切り替えてウハウハデイズの続きを楽しむ…
ロマンス…か?????
なんか…本筋に関しては、何から何まで合わなかった作品だったわ…
ヒロインとのイチャイチャは楽しいから、エロゲーとしては悪くないんだけどな…
才色兼備なのに料理がへたっぴで、クールでかっこいいのに実は子どもっぽい危うさも抱えてる芙由子先生は、かわいかったよ!
でも、あのペースで中出しエッチしてりゃあ、そら妊娠するがな!
狭間の世界はノーカンなのかしらね…じゃないと、シンママになってしまうところだったよね…