お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

幸せそうに遊ぶ■が■いた少女は一番嫌いな人種

甲児くんとカイザーさんの365日

5/4『キャンプ後編』

 

急に人数が増えたので、用意できたテントは二つ

二組に分かれて寝ることになったけど、さやかさんがZと組まされるのは…まあ、当然よね…

あからさまに不満そうなさやかさんに、Zは「先に言うとくけど、ワイ今夜は不寝番やから。甲児くんらが寝静まった頃に変なことしでかそうとしても、すぐにとっ捕まえるからな」と釘を刺しておくのを忘れない

意外にも大人しく不貞寝するさやかさんに一安心していたら、日付が変わって少し経ったくらいに、もう一つのテントから何やら物音が

こちらのテントにひょっこり顔を覗かせた甲児くんが「ちょっとそこまでカイザーと星を観に行ってくるから、シローのこと頼むな」と言ってきたので、いってらっさ~い、と見送る

…二人の足音が遠ざかると、ガバっと起きたさやかさんがテントから飛び出そうとするので、ちょい待ち!と肩を掴んで引き留める

「邪魔しに行こうったって、そうはいかへんで!」「だって怪しいじゃないの!わざわざ人気のないところに行くなんて!」「星観に行くだけ言うてたやんか!」「わかんないわよ!いやらしいことしに行ったのかも!」と、シローくんを起こしてしまわないよう、小声で叫び合うという器用なことをする

妹に限って野外プレイなんざするわけない…と思う気持ちはあれど、いやでも甲児くんに迫られたら断り切れんかもしれん…と思う気持ちも否定しきれず、ついついさやかさんについて覗きに行ってしまう

バレないように木の影から二人の様子を窺うも、並んで湖畔に腰掛けて、普通におしゃべりしながら夜空を眺めているだけ

さすがの甲児くんも、そんな非常識なことをするわけがない、とようやく得心がいったZは、さやかさんに帰るよう促すも、コアラみたいに木にしがみついて離れない…

「何しよんねん、はよ帰るで!」「だってだって、なんかいい雰囲気なのよ!き、ききき、キスとかしちゃったらどうするのよ!」「別にええやんか、夫婦なんやから!」「ハレンチだわ、公序良俗に反するわ!」「そんくらいええやろ、夫婦なんやし!」「何よ!さっきから夫婦、夫婦って!」「事実を述べよるだけや!」と、またしても小声で叫び合う二人をよそに、甲児くんとカイザーさんは星空の下でいっぱいチュッチュするのだった

 

 

 

IZUMO3⑫

攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

ナンバリングがこれで合っているかどうかわからないくらい、IZUMO3の感想を蔑ろにしてきたわけだが…

鈴鹿エンドを見て、これにて攻略完了よッ!

 


七夕の短冊に、二人のライフプランを書き連ねるエロゲーヒロインは、業界広しと言えども鈴鹿ちゃんぐらいだったりして…!?

(他にも知ってるよ、という方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授いただければ幸いです)

 

かわいかったよね、鈴鹿ちゃん

黒髪ロングの剣道ガールって、なんとなく大和撫子なのと同じくらい気が強くて男を尻に敷くタイプのイメージがあるんだけど、鈴鹿ちゃんはいい感じにおしとやかで古風で控えめだった

たぶん、実父から虐待を受けて育ったという過去が彼女をそうさせている気がするので、いいことばかりでもないんだろうけど…

でも、主人公のおかげで、消えない傷痕も受け入れていけるようになったのは、月並みだけどよかったよかった

 

 

 

ここからは総評でござい

 

本当なら、前二作と比較できればいいんだろうけど…何せ無印と2をプレイしたのが三年ぐらい前だから、細かい部分はあんまり覚えてないのよな…

戦闘面やらシステム周りやらは、もっときっちり解説してくれてるブログさまがあるから、そっちを参考にしてみてほしい

 

わたしはもっぱらヒロインとエロについて語らせてもらうわ!

 

ヒロインの魅力という点では、過去作に劣っていない…と思う

ただ、アクの強さっていうのかな…そういうのは増してる印象だわ

 

 

主に誰かさんのせいでなぁ!

でもわたしは、自分に自信がなくて暴走気味で好きな人をオナペットにしてドMで処女なのにお尻に興味があって変態プレイにカレシを巻き込んじゃう、そんな栞ちゃんが好きです!

 

でもなぁ…IZUMOって前々から思っていたけど、全体的にちょっと薄味っていうか、淡白なのよなぁ…

なつみちゃんの家庭崩壊(未遂)といい、鈴鹿ちゃんの幼児虐待といい、栞ちゃんのいじめといい、芙由子先生のデザインベビーといい、カヤノちゃんの短命の呪いといい、舞菜ちゃんの憎悪と葛藤といい、もっと濃い目の内容にしようと思えばできるものを、すげぇあっさり終わらせられて、のめり込む前にスカされる…そんな印象がまあまあデカいのよね

いっそ、それが持ち味なのか…と思ってしまうくらい

 

あと、織姫ちゃん周りのことはほとんど何もわからなかった

うわっ…わたしの読解力、低すぎ…?

わたしには、人の殺し合う様をオカズに白米が何ぼでも食える系の女子ってことしか伝わらなかったんだが…他のプレイヤーさんの目には、どんな風に映ったのやら…

七夕伝説も、何かとってつけた感がすごかったような…

ラスボスの名前が織姫で、主人公の前々(中略)々世が牽牛だったってだけじゃない??

それ以外に、なんか七夕と関係する話だったか??

 

主人公が共通ルートの時点で、なつみちゃんとキスしてたから、最終的にどの娘とフラグを立てようとも「でもこいつ、なつみちゃんとチューしたんだよな…」が頭から離れなかったのは、明らかなマイナスポイント

複数ヒロインを攻略する以上、一途なんて言葉は鼻で笑われる程度の意味しか持たないのかもしれないが、それでも純愛モノである以上は、特定のヒロインだけを見ていてほしい

どの娘とも結ばれる可能性を残すために、共通ルート中は全方位に胸がときめいちゃうのは致し方ないことだとしても、(ハーレムモノや抜きゲーじゃないんだから)キスとかセックスとかはナシにしてほしい!

男なんてヤれそうならヤる生き物よ、と言われればそれまでなんだが…そこは夢を見させてくれよぉ

 

エロはシーン登録数でいうと、

なつみ4、鈴鹿4、栞7、カヤノ3、芙由子6、サブヒロイン9

となって、結構バラつきがある

鈴鹿ちゃんとカヤノちゃんには登録されない汎用エッチもある(カヤノちゃんにはそこでしか回収できないCGもある)し、芙由子先生は一つを除いて5シーン×2パターンあったから、実際にはもっと多いよ

基本はラブラブエッチ

精霊や女神さまと契約する時にも、気を交わすという名目でエッチするけど、甘々な雰囲気っす

触手プレイやらレイプやらハードSMやらが楽しめるのは、栞ルートだけ!(ダイマ

個人的には、閻魔天さまの姿でもエッチしたかったな…と残念に思う

イチオシの獏ちゃんが契約シーン以外、ほとんど出番がなかったのも悔しい…(宝珠の姿では大活躍だったけど)

 

 

終わってみれば、ちょっと変わり種の妹ゲーだったのかな…という感想が浮かぶ

ただ、その割には道中での舞菜ちゃんの存在感って、そんなでもないのよね

OPムービー見てると、がっつりメインヒロインの風格を備えてるんだけど、さすがに実妹は攻略させてくれなかったね…

パッケージでは制服を着ているのに、本編中で着てくれなかったのは、もはや何かの罠だろう

せっかくみんなでがっこうぐらし!したのにさぁ!

購買で売ってろよ!

 

現実と虚構とが交差する、プチ伝奇系ADVがお好きな人向け…かな??

わたしはなんだかんだで無印が一番好きだったかもしれん

 

 

 

お次はbootUP!の「あねいも エターナルエディション」をプレイ中

なんと無料でプレイできるんだぜ、すごいよね

攻略順は

真奈美→まどか

の順番を予定