お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ありふれた日々は 思っていたより 僕にとって大切だったのかも?

甲児くんとカイザーさんの365日

5/15『糸電話』

 

休憩中にコーヒーサーバーでコーヒー飲んでる最中に、ふと手の中の紙コップを見てると思いついた甲児くん

飲み終わった紙コップを洗って持って帰ると、カイザーさんの裁縫セットから糸をわけてもらって、糸電話を作ってみた

「なんだか懐かしいねぇ」と楽しそうなカイザーさんと、机を挟んでひそひそ話に興じる

しばらくは他愛もない雑談をしていたけれど、ちょっとした悪戯心から「カイザーの触られて気持ちいいところを教えてくれ」と精一杯の低音イケボを意識して囁いてみた甲児くん

見る間にお顔が真っ赤っ赤になってしまったカイザーさんが、紙コップを持ったまま右に左に視線を彷徨わせ、面白いくらいに狼狽してるので、カワイイ成分を十分に補給できたからそろそろネタバラシしてやるか…と思っていたら、カイザーさんがしゃべる体勢に入ったので、とりあえず聞いてみることにした

たっぷり逡巡してから「…あ、あのね…入ってすぐの、上のところと…お、奥の方…」と恥ずかしそうに小声で申告してくれたので、別にエッチな意味に限定したわけじゃないんだけど…と、言いかけていたネタバラシを引っ込めた甲児くんが「じゃあ、後でいっぱい触ってもいいか?」と聞くと、さすがに限界だったみたいで机の下に潜ってしまった

 

 

 

銀色①

攻略開始

 

※ネタバレあり

 

 

 

眩しかった日のこと…

そんな夏の日のこと…

 

 

どんな願いも叶えてくれるという、一本の銀糸を巡る物語…

 

あたしゃ、てっきりこれがねこねこソフトの一作目かと思っていたんだけど、どうやら二作目らしいねぇ…

エロゲーマーなら、誰しもが一度は名前を聞いたことがあるだろう老舗の有名ブランドってイメージがある、ねこねこソフト

わたしも例に漏れず…なんだけど、でも作品をプレイするのは、これが初めてだったりする

あ、でも、コットンソフトの「レコンキスタ」はプレイしたことあるわよ

各人の思惑が、なかなか複雑に絡み合うシナリオで、面白かったわ

というわけで、自然とねこねこソフトにも期待感が高まっていくってものなのね

みずいろリメイク、まだ買ってないけど楽しみだなぁ

 

そんで、銀色

第一章を終えたところなんだけど…なんつーか…

薄暗いな…??

 

 

冒頭に出てきたこの娘は銀糸を探していて、でも同伴してる男は既に銀糸を隠し持っていて…??

二人とも、あの名無しの女の子と、賊の男とは無関係ってことでいいのか…??

じっくり読み進めていくしかないんだろうなぁ…自慢じゃないけど読解力はない方だから、お手柔らかに頼みますわね!

 

 

銀糸だけど銀じゃない理由って、何だろう…

願いを叶える代償に、無数の血を啜ってきたから…と考えると、一気に陳腐なホラーになるな…

 

 

第一章はバッドエンドで終了

流行り病で家族を亡くした(マイルドな表現)男と、名前を持たない遊女の女の子が、寄り添い合って生きようとするも、時代の流れと男が背負った業によって悲しい結末を迎えてしまった…

 

生きるってどういうことなんだろう、とか、考えてしまうよね

ただ息をして、心臓が動いてりゃ生きてるって言えるんだろうか

明日に夢も希望もなくても、生きたいって思えるんだろうか

血反吐を吐く思いで一日を生き延びたとしても、ただ苦しい時間が伸びただけだとしたら…それって、価値あることなんだろうか

わたしも、どっちかっていうと「生きてるだけで丸儲け、死んだらそれまで」って価値観だけどさ、死んだら楽になるって気持ちも、わかんなくはないのよね

オカルトは好きだけど死後の世界には否定的だし、別に生まれ変わりたいとも思わないし、死んだ後は無になればそれでいいや、とも思うし…

でもさ~…せっかく何でも願いが叶う銀糸があったとしてさ、今にも死にそうって時に願うことがさ、死にたくない、じゃなくて、生きた証がほしい、って…あまりにも惨い気がする

死の間際にいてもなお、生きることより、いかに死ぬかってことを考えてるってことでしょ??

そんな人生、あんまりだよねぇ…

 

彼女は後に、男によってアヤメという名前が与えられたけど、それと銀糸の前の持ち主の妻と、どう関連してくるんだろう

一緒に死んだって話も、偶然の一致にしては…でも、彼らの生き様を語れる者は彼ら以外にいないような気もするし…

そもそも、それなりに立派なところから銀糸を引き継いだんじゃなかったっけ??

お姫さまもくっついてきてることだし

言っちゃあ何だが、あんな野生の獣みたいな生き方してる男とは、似ても似つかんというか…

 

まあ、そのうちわかることもあるだろうて

お次は第二章へ進みますわよ!

 

 

何そのヘンテコな巫女服!