お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

少女は言う 少女は言う 無口に意味を重ねながら!

甲児くんとカイザーさんの365日

5/25『OVA5巻発売日』

 

というわけで、一緒に視聴する

Aパートにカイザーさんの出番はないので、OPを見た後はDVDパッケージのえっちぃカイザーさんをガン見してカイザーさん成分を補給する甲児くんの横で、みんな楽しそうだな~と誕生日パーティーの様子をニコニコ眺めてるカイザーさん

このアングル…プロの仕事だな…最高だ…いやでも、こんなにエッチなカイザーを俺以外に見せるっていうのはけしからん気もするが…と、甲児くんがぶつぶつ言ってると、ちょいちょい、と服の裾を引っ張られて我に返る

隣を見ると、カイザーさんがテレビ画面を指差しながら「甲児くんは…こういう服って、好き?」と聞いてくる

どれ?とアニメに意識をやれば、ちょうどピンクのメイドさん風コスプレをしたさやかさんが映っていた

「まあ嫌いじゃないかな、かわいいとは思うよ」と何気なく返すと、そっかぁ、と頷いたカイザーさんが「…わたしも着れたらよかったな」と溜め息をこぼすので、その翌日から甲児くんは隙間時間に裁縫の勉強をするようになったし、手芸屋さんでコスプレ用の布を買うようになったし、カイザーさんでも着られるようにアレンジしたメイド服を手作りしたし、それを着てもらってエッチもした

甲児くんヤバい(色んな意味で)

 

 

 

何やらいろいろ生まれたカイザーさん概念のまとめ

当たり前のように甲児くんとイチャついているし、かっこいいカイザーさんは世界中に溢れているから新たな可能性を追求するべくカワイイ路線を攻めているため、苦手な方は回れ右をお願いします

…この注意書きするの久しぶりだな!(いつも無法地帯なので)

 

 

 

へろへろカイザーさん概念

 

光子力ビームを撃つとおめめがしょぼしょぼするし、

冷凍ビームを撃つとお耳がキーンとなるし、

ルストトルネードを出すと咳が止まらなくなるし、

ファイヤーブラスターを放つと自分もアチチとなるし、

ギガントミサイルを撃つとおなかが痛くなるし、

ショルダースライサーやカイザーブレードを振り回すと翌日筋肉痛になるし、

ターボスマッシャーパンチを撃つと関節痛に悩まされるし、

ダイナマイトタックルを使うと必ず転ぶし、

スクランダーブーメランは受け取り損なうし、

カイザーノヴァを使うと疲れてしばらく動けなくなる

そんなへろへろカイザーさんもかわいいと思う

あとすぐ泣く、何かとよく泣く

「甲児く~ん…おめめ痛いよ~…おてても痛いよ~…(泣)」と、とにかくすぐに甲児くんに泣きつく

甲児くんは甲児くんで超がつくほどの過保護なので「よしよしカイザーよく頑張ったな!早く帰ってメンテしてやるからな!」と、すぐに甘やかす

こんなんでも敵はきっちりボコすしぶっころすので、周りからは(まあ…ええか…)と思われている

 

 

 

女体化カイザーさん概念

 

擬人化ではなく、女体化である

女の子型ロボットになったカイザーさんなのである!!!

思いついた瞬間、脳内甲児くんが「エッッッッッッッ」となって床を転げ回ったのは、言うまでもない

…まあ落ち着いて聞いてほしい

あちこちの世界にいろんなカイザーさんがいるけど、中には「自己修復」と「自己進化」の機能を持つカイザーさんもいるじゃないか

ということは、だ

女の子に進化することだって…可能なんじゃないか!?!?!?

第一段階→甲児くんに恋して中身が女の子になる

第二段階→甲児くんの子どもを産むため部分的に女の子になる

第三段階→最終的に全部女の子になる

これだッッッッッ!!!

おっぱいムッチィィィィのおしりバイィィィンのほっぺたむにむにもちもちカイザーさんやで、甲児くんがどんな性癖持ちだろうが粉微塵にぶっ壊してまうでぇ

なお、擬人化しても当たり前のように女の子だけど、あっちは特に女体化って意識したことはないんだよなぁ

つまりカイザーさんは、デフォルトで女の子なんだと思われるが…??

あとね、コスプレしてほしい、スカートとかはいてほしい

カイザーさんにお洋服を着せようと思うと、肩のところの出っ張ってる部分がネックになるけども、じゃあ肩出し衣装なら問題ないってことじゃんねという逆転の発想により、スク水やバニーガール、チャイナドレスに童貞を殺すセーターなんかも着られそうなことに気付けたのさ

もう一つの難点となりそうな胸の放熱板だけど、これはむしろ積極的に露出させてほしい

放熱板が出せるように胸の部分を魔改造した衣装というのが、またエロいんじゃー!

 

 

 

童話カイザーさん概念

 

シンデレラ編

継母や義理のお姉ちゃんたちと一緒に暮らすカイザーさんは、別にいじめられてはいなかったけど、人が嫌がる仕事も進んでする性格から、必然的に灰被り姫となっていた

ある日、お城で舞踏会が開かれるという噂を耳にし、ちょっとだけ興味がないこともないけど、自分なんかが参加したところで物笑いの種になるだけだと、その日も変わらず家事に精を出していた

すると、どこからともなくやってきた魔法使いのZに「舞踏会に行きたいんやろ?ほな、かわいいドレスを着せたるわ!」と、強引に魔法をかけられる

生まれて初めて着るふわふわでひらひらのガーリィなドレスに嬉しくなるカイザーさんだけど、いやいやどんなに立派な服でも中身が貧相ではお話にならないから…と、家から出ようとしない

「ちょい待ち!この魔法は今夜の十二時になったら解けてしまうんやで!もうそない時間は残されてへんのやで!」と、無理やりかぼちゃの馬車に押し込もうとするZと、「別に舞踏会に行きたいなんて思ってないもん!わたしはお留守番してるのー!」と家の柱にしがみつくカイザーさんとのロボットプロレスが、しばらくの間繰り広げられることに…

その頃、王子さまの甲児くんは「舞踏会なんてガラじゃねーぜ」と思いつつ、これも公務の一環…と、形式的に社交界での役割を果たしていた

結局カイザーさんは「ワイの存在意義にも関わるんやで!ワイという存在を全否定するつもりなんか!?」と必死なZに根負けする形でお城まで来たものの、現在時刻は午後11時55分

「…もう帰ってもいい?」「来たばっかりやんか!まだあと5分もあるで!諦めたらそこで試合終了や!」とまあ、背中を押されて渋々広間に出てみれば…

あらまあ、なんてかっこいい王子さまなんでしょう!

キラッキラな薔薇の花を背負った甲児くんに、はわ~…と一目惚れしてしまったカイザーさん

一方の甲児くんも、そろそろ帰って寝るか…と撤収しようとした矢先に現れた、とんでもなく激マブなカワイコちゃんにハートを撃ち抜かれる

ここがどこだかも忘れて「惚れた!俺の妃になってくれ!」と追いかけるも、突然のプロポーズにびっくりしたカイザーさんには逃げられてしまう…

後に残されたのは、なんだか大きな足跡だけ…

翌日から甲児くんは一切の公務をほっぽり出して(後日談では義兄からバチクソ叱られた)、その足跡にシンデレラフィットする足の持ち主を探すため、国内を回るのだった

それから何やかんやあり、王子側についたZの手助けもあって、甲児くんとカイザーさんは運命の再会を果たす

カイザーさんは、あの日に比べればみすぼらしい格好だし、暖炉の掃除をしたばかりで両手は煤だらけだしで、自分なんかとても王子さまの伴侶にはふさわしくありません…と頑なな態度を崩さない

だけど甲児くんはそんなカイザーさんの手をぎゅっと握ってくれただけじゃなく、「そんなことない、そうやって誰かのために頑張れるところに、お前の内面の美しさが現れている。この手はその証拠だ」と、手の甲に優しくキスをしてくれた

…数日後、王子さまとお妃さまは国民みんなから祝福されながら、祝言を挙げたという

めでたしめでたし

 

おやゆび姫編

高名な植物学者である祖父と両親の影響で、小さい頃から草花に囲まれて育ってきた甲児くん

進学先の高校には園芸部があると聞いていて、さっそく入部しようとしたけど、なんと三年生の卒業に伴い部員がゼロになった園芸部は昨年度付で廃部になったというではないか!

荒れ放題の温室の前に呆然と突っ立ち、せっかく仲間と一緒に楽しい園芸ライフを送れると思ったのに…とがっくりきちゃう甲児くんだったけど、だったら俺が園芸部を立て直してやる!と、残されていた設備と備品を使わせてもらう許可を得て、もう一度この温室を花と緑でいっぱいにするため決起した

…とはいえ、孤軍奮闘では限界があり、どうしたものか…と行き詰っていたそんなある日のこと

隅っこにあった鉢植えの花が一輪、咲いたと思うと、中には小さくてかわいらしい妖精さんが眠っていて…!?

という、園芸男子甲児くんと手のひらサイズのお花の妖精カイザーさんとの、ハートフルほのぼの園芸部復活ラブストーリーなのである

どの辺がおやゆび姫なのか、と突っ込んではいけないのである

この後、甲児くんはカイザーさんの不思議な力に助けられながら、それでも大半は自分の努力で温室だけじゃなく学校中の花壇もお花でいっぱいにできたし、園芸部にもちらほら入部希望者が来るようになったし、手のひらサイズのかわいい恋人もできたしで、めでたしめでたしなのである

 

 

 

ついでに人外パロディ概念の第三弾として、吸血鬼甲児くん×ロボカイザーさんシリーズもできたんだけど…さすがに長すぎるから、ここで区切っておくわ

カイザーさんの可能性が無限大すぎる