甲児くんとカイザーさんの365日
6/22『ボウリング』
今日の甲児くんは健全に(ここ重要)身体を動かしたい気分だけど、あいにくの雨模様…
というわけで、屋内でもスポーツ系の遊びが楽しめるアミューズメント施設にやってきたよ!
あれやこれやの設備でいろいろ遊んでる甲児くんを、カイザーさんは基本的に眺めたり応援したりするだけ
デカいし重いから、あんまり室内で動き回るのはね…と、遠慮しちゃうカイザーさん
カイザーさんとしては、楽しげな甲児くんを見てるだけでも十分に楽しいんだけど、甲児くんとしては、やっぱりせっかくだから一緒に遊びたい
これなら大丈夫かな…と甲児くんが選んだのは、ボウリング
二人の間での勝負事といったらこれ!
ほっぺチューの権利を賭けてスコア対決だよ!
カイザーさんには一番大きなボールでも指のサイズが合わないので、両手で抱えたボールを、よいしょ、とコロコロ転がす幼児スタイル
ピンが一本でも倒れると、わーいわーい甲児くん見てくれてた~??と無邪気に喜ぶカイザーさんは、転がし方も相まっていつもより三割増しぐらい小さな子どもに見えてきて、甲児くんは微笑ましさ半分、夜の不健全な運動が楽しみ半分な気持ちを持て余しまくった
…勝負のことはすっかり忘れてたので、帰ってからお互いにほっぺチューし合った
途中経過
※ネタバレあり
ショートストーリーと戦えブルーを攻略完了
SSは「銀色」メインに、「みずいろ」から日和シナリオが一本と、全部読み終えると一作目のサブヒロイン?絡みのシナリオが一本追加されるよ
「~そんな日のこと~」は「銀色」一章カップルのifストーリー…??
銀糸による運命改変前の二人なのか…はたまた夢幻なのか…
よくわからんかった…
「朝奈 前編・後編」は、おもしれー姉が再びはっちゃけるストーリー…
ではなく、主人公と朝奈ちゃんのその後を描いたシリアスストーリー
相変わらず現実が見えていない主人公と、夢見がちな妹にもやもやさせられた
綺麗事を並べるのは勝手だけど、借金は返せよ…
そして「チョコレート」は、かつて俺の部屋のクローゼットにバイオテロを仕掛けた日和ちゃんが、今度は自分の机にバイオテロを仕掛けるストーリー
日和ルートなのか、雪希ルート(アナザー)なのか、判断に苦しむ内容だった
プレイしていないゲームのSSは反応に困るので、割愛
「戦えブルー」はギャグテイストの連載モノだね
山田さんがかわいすぎる、それだけでプレイする価値が…ひいては、このFDを買う価値がある
イーグルもいいやつだし、終わり方も爽やかで好印象
一回も笑えなかったけど
最後はおまけストーリーを読むよ~
頑張れば一日どころか半日かからず終わらせられる人もいそうだけど、わたしは寝落ちも挟んだのでこんな体たらくになってるよ~
ふと思いついた、でっカイザーさんが光子力エネルギーとは別に食べたごはんのエネルギーでも動いてるネタ
でっカイザーさんには光子力エネルギーの残量を示すメーターの他に、満腹ゲージなるものが存在する
このゲージがエンプティに近付くと、いわゆる「おなかが空いて力が出ません~…」状態になるのだ!
この世界線の甲児くんは、おじいちゃんの遺産を専門の人に運用してもらって資産を増やしつつ、地主として悠々自適な暮らしをしている…
のだけど、一たび地球に危機が迫れば、妻であるでっカイザーさんと共に最前線で戦う、平和の使者となる
でっカイザーさんはいつ敵が襲ってきてもいいように、普段から食い溜めという形で満腹ゲージをMAX近くまで維持しているけど、普段の生活はともかく、戦闘における燃費はあまりいい方ではなく、何かにつけておなかが空いてしまうのである
ちなみに、光子力ビームを一発撃つだけで、白米10合分の満腹ゲージを消費するぞ
敵もそんなでっカイザーさんの弱点を知っていて、いやらしいことに波状攻撃を仕掛けてくるのだ
でも、そのためにはある程度まとまった戦力が必要となり、必然的に攻めてくるタイミングも丸わかりになるので、こちらにも準備をする余裕が生まれる
そう…給水タイムならぬ、給食タイムの準備がね…!
最初のうちは、甲児くんとこで雇われてる農家の皆さん方が「奥さまがおなかを空かせてるべ!」「オラたちの腕の見せ所だべ!」と、自分とこの田んぼで採れたお米を使って、でっカイザーさん基準でサッカーボール大のおにぎりを作ってくれていたけど、そのうちだんだん他の企業からも支援したいという声が上がってきて、様々なごはんが届けられるようになる
一部を例に挙げると、
・電信柱五本分くらいの太巻き
・直径10メートル超のピザやお好み焼き
・特製バケツ(バケツとは)プリン
などなど
でっカイザーさんの戦いはテレビ中継もされるけど、その際にでっカイザーさんが幸せそうにごはんを食べる様子もお茶の間に流れ、一斉に飯テロを食らった国民がでっカイザーさんが食べてるものと同じものを買い求めるという社会現象が勃発するのである
企業側としてもタダで自社製品を宣伝してもらえるチャンスでもあり、また作る側としても「おいしいです~」と嬉しそうに完食してもらえるしで、でっカイザーさんは食に携わるすべての人々にとっての女神さまのような存在なのである
そういうわけで、最近は海外からも支援品が届き、クソデカハンバーガーやクソデカ小籠包、クソデカチーズナンにクソデカスターゲイジーパイなんかも食べている
おいしいごはんはきちんと味わって食べるもの、がモットーのでっカイザーさんだけど、戦闘中はそういうわけにもいかないので、封印されし早食い機能を解放する
早食いモードでは、ビニールハウスみたいなデカさのロールケーキをはむ、はむ、はむ、と三口で食べられるし、10Lのレモンティーを10秒で飲めるようになる
ちょっともったいないなぁ…と思うし、こいつらさえ攻めてこなければゆっくりごはんが食べられるのに…と、敵に対する怒りが燃え上がる
ある時、お願いがあるんです…と、でっカイザーさんに頼まれた甲児くん
なんでも「おいしいものは、大好きな人と食べるともっとおいしくなるんです」ということで、甲児くんにも給食タイムに参加してほしいらしい
軽い気持ちで「なんだ、そんなことか。いくらでも協力するぜ!」と引き受けた甲児くんだけど、一食、二食程度ならともかく、五食、六食となってくると、さすがに胃が苦しい
甲児くんの分は、でっカイザーさん用のごはんから極々一部が切り取られ(ミートパイや肉まんみたいなメニューは、皮の部分だけにならないよう、ちゃんと皮+中身が食べられる部位を選んで切り取ってくれる)て用意されるけど、一度で懲りた甲児くんは、あらかじめ給食スタッフさんに「少なめで頼む…」と伝えておいた
長丁場になりそうだな…と、あらかじめわかっていたら、胃薬を持参するのも忘れない
でも、どんなに苦しくたって、でっカイザーさんが「今日の差し入れもおいしいですね、甲児くん!」と嬉しそうに笑うから、辞退する気はさらさらない甲児くんだった
あとは太らないように気を付けるだけ…
今日も甲児くん×カイザーさんで飯がうまい!