甲児くんとカイザーさんの365日
6/29『女子会』
あの夜から、ぽつぽつと交流を続けていたカイザーさんと、お隣の奥さん
この週末には「おいしい紅茶の茶葉をもらったので、旦那も仕事でいませんし、お茶を飲みに来ませんか」と誘われたらしい
行っていいかと聞かれたので、もちろん即OKを出す
「甲児くんはどうする…?」と遠慮がちなカイザーさんに、「女子会に男の俺が混ざるわけにはいかないだろ」と丁重に辞退する
お茶請けにクッキーとスコーンを焼いたカイザーさんが、ドキドキを隠せない調子でぎこちなく出て行くのを見送りながら、いつも俺の後ろに隠れていたカイザーが一人でいろんなことをできるようになるのも成長の証ってやつだよなぁ…と感慨深くなり、その後ちょっと寂しくもなった
この寂しさは何だろう、と甲児くんの分のクッキーとスコーンでおやつタイムの最中も考えていると、もしや娘の成長を見守る父親の気持ちか…??となった
珍しく一人きりになれたので、自家発電のチャンスではあったけど、すぐ隣の部屋にカイザーさんがいるのと、パパ目線でカイザーさんを見てしまったという衝撃の事実とのダブルパンチで、なんとなく賢者タイムにも似た無の境地になり、ベランダの鉢植えに水をやったり、水回りを掃除したりして過ごした
二時間後、ニコニコしながら帰ってきたカイザーさんに「楽しかったか?」と聞いたら「とっても楽しかったよ~」と返ってきて、我がことのように嬉しかった
おいしい紅茶の茶葉も分けてもらったらしく、紅茶味のパウンドケーキを焼いてくれた
女子肛校生放課後アナルクラブ①
攻略開始
※ネタバレあり
主人公は三度の飯よりお尻が好きで、学校にお尻系のエロ本を持ち込んでは無人の教室でオナニーする変態だッ!
そしてヒロインもどんなスイーツよりお尻が好きで、学校でお尻を使ったオナニーをしちゃうような変態だッ!
そんな変態と変態がかち合った時、相乗効果でド変態パラダイスが展開される…!
これは、お尻を愛する紳士淑女の皆さま方へ捧げられた、お尻好きのお尻好きによるお尻好きのためのエロゲーである…
人は皆…かどうかは知らんし、誰しも…かどうかも知らんけど、他人には言えないような性癖の一つや二つや三つや四つや五つや六つぐらい、持っててもおかしくないよね
主人公とヒロインは、その中に「お尻」が含まれていたのだ
わたしは性癖に貴賎なし同盟の一員なので、たとえどんなに「ないわー」と思うような性癖の持ち主に出会ったとしても、表立って否定するような真似は絶対にしないと俺神さまに誓っているけども、幅広い性癖を受け入れるという選択と同じくらい、受け入れないという選択も尊重されて然るべきではあるとも思うのね
誰だって譲れない一線は持っているだろうし、正義は人の数ほどあるものだし…
ゆえに、やはり何もかもをオープンにすることは必ずしも美徳に繋がるとは限らないわけで、そうなるとリアルの世界で同好の士と出会えるかどうかも運によるところが大きくはなっちゃうよね
でも…だからこそ、千載一遇の機会に趣味嗜好を同じくする異性と出会うことができたなら…それはもう運命じゃないか??
この機会を無駄に消費するなんて、神さまにケンカ売ってるとしか思えなくないか??
かくして主人公はヒロインと変態同盟を締結し、己と彼女のお尻にまつわる熟成しきった妄想を昇華するべく、お尻限定のセックスフレンドとなるのだった
人目を忍んではお尻で繋がる彼らを待つ未来とは、変態同士の断ち切れない絆か、はたまた運命の赤い糸で結ばれた恋なのか…
お尻中毒のヒロイン・ネコさん
ネコさんという(かわいい)あだ名は、本名の兼子(下の名前は不明)をもじったのと、ベリショのネコっ毛から来ているそうな
通称・「クラスの妹」
色気もフェロモンも感じさせない純粋無垢さを持ちながら、決して異性を意識させないわけではないという、絶妙な塩梅の存在感を有する女子である
こんな娘いたら、そりゃ一度は好きになっちゃうよね…
しかしてその実体は、お尻に魅せられ、お尻でのオナニーを毎日欠かさないという、ハイレベルなお尻愛好者なのだ!
そりゃ気が合うねというか、おまえら結婚しろというか…ね!
性欲と好奇心の赴くまま、お尻でのセックスと秘密の逢瀬を重ねる主人公とネコさんの行く末が気になって気になって、せっかくエロい濡れ場なのにオカズにするどころじゃないっす!
主人公はネコさんを意識しつつあるけど、ネコさんの方はどうなのかなぁ…??
お尻には何しても良さげだけど、前の方は絆創膏でガードされてるんだよなぁ
そこが解禁される日は、果たしてやってくるのだろうか…