お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

鍵をかけた棺の奥へ 待ちわびたディナーを運び

甲児くんとカイザーさんの365日

7/2『一年の半分』

 

今年も半分が経過した

この半年を振り返ってどうだったか、そんな話題に花が咲く二人

甲児くんは相変わらずエッチだったとか、カイザーは相変わらず泣き虫だったとか、でもそんなところも好きだとか

カイザーさん曰く「毎日がキラキラした宝石みたいだったよ。いいことばかりじゃなかったけど、でも、一日一日がかけがえのない日々で、大切だった」だそうで

甲児くん曰く「一日ごとにカイザーのこと好きになった。今年が終わる頃には今よりもっと好きになってるし、来年の今頃には、もっともっと好きになってる」だそうな

そこまで言い合ってから、お互いに柄にもなく真面目な話をしてしまって気恥ずかしくなり、その恥ずかしさを誤魔化すように笑い合った

それから急に改まった気持ちになって正座すると、残り半年もよろしくお願いします、と頭を下げ合った

…それはそうと、年を取ると時間の経過が早く感じられるようになると言うけれど、まさにそうだった…と肩を落とす甲児くんを、まだ若いから大丈夫、と励ますカイザーさんだった

 

 

 

BLUE①

攻略開始

 

※ネタバレあり

 

 

 

膝の怪我が元で大好きだったバスケを諦めた少年と、五人の少女と一人の女性が織り成す真夏の青空のような青春ラブストーリー…

キャラメルBOXが贈るラムネ色の恋物語「BLUE」始めました(冷やし中華風に)

 

 

学園モノだよ、学園モノ!

 

キャラメルBOXといえば、やっぱり代表作はおとぼく…「処女はお姉さまに恋してる」かなぁ~とか思っちゃうけど、いったんそっちはちょっとスルーして、先に手を出してみたのが、この一作目である「BLUE」なのね

理由は…まあ特にないけど…

でも季節的に梅雨~夏にかけての物語はぴったりだし、学園モノも大好きだしね!

学園モノ…なんて魅惑の響き…

人は皆、過ぎ去りし青春に想いを馳せながら、もう一度だけ仮想空間で学園の制服に袖を通すのだろうけど、特にこれといって楽しい思い出がない灰色の青春を送った人にも、薔薇色の学園生活を約束してくれる学園モノエロゲーの存在価値は、計り知れないものがあるよね…

わたし??

わたしはまあ…友達とそれなりに楽しい日々を過ごしてはいたけど…恋愛って意味では…ねえ…??

そもそも二次元にしか興味ないし??

三次元の、それも男になんざ何ら関心を持てないし??

べ、別に負け惜しみなんかじゃないし!

 

例によって例のごとく、あんまり進められていないから、サクッとヒロインの紹介をして終わるわね

 

 

東京からの転校生・霧島 水帆ちゃん

文武両道で品行方正、物心ついた頃から伸ばしてるらしい長髪が美しい、まさにパーフェクトガール

人当たりも良く、転校初日からあっちこっちで大人気だ

…ちょっと完璧すぎて、何か裏がありそうで怪しいよね…

いや、裏があるって言い方はよくないか…何て言うかな…無理してるっていうか、自然体じゃないっていうか…

そりゃまあ、このくらいの年齢にもなれば、素のままの自分を常に曝け出しておくってのも難しいものがあるよね

でも、そういうのとも違うような…何だろうなぁ、この違和感

 

 

何とかいう拳法の使い手・河原崎 春ちゃん

主人公とは昼食のカツサンドを賭けて、日々激しい戦いを繰り広げる仲

元気いっぱいなバスケ部のエースだ

気の置けない親友ポジというか、同性感覚で付き合えるヒロインだね

今のところ、これといって目立ったシーンはないけれど…主人公とはバスケという共通点を持っているところが、他の女の子に対するアドバンテージになりそうな気がしてる

将来有望な選手だった頃の主人公と、どのくらいの付き合いがあったんだろう…とか

 

 

ぽややん系の幼なじみ・朝凪 鈴子ちゃん

苗字に「朝」とつく割には、低血圧なのか何なのか、朝には滅法弱くて、毎朝主人公に起こしてもらうことで何とか遅刻を免れている、ほっとけない女の子

ちなみに、一学年上の先輩になる

学園では弓道部に所属しているが、部員は彼女一人で、このままだと来年度には廃部になっちゃうらしい…その割には、そのことに危機感を抱いている様子は一切見受けられず、なんで弓道をやっているのかも不明…

独特のリズムで生きてる女の子だね、こういう娘は好き

 

 

行きつけのレストランの看板娘・柳 雪乃ちゃん

昼は学生、放課後はウエイトレス、そして休日は朝から晩まで働き詰め…

そんな境遇でも、ちっこい身体で笑顔を忘れず頑張っている、親孝行な女の子

謎耳のついた帽子がトレードマーク

こりゃあね…こんな後輩がいたら、そりゃあ好きにならざるを得ないよね…

お母さんとは死別してるそうだけど、その悲しい過去がますます健気さに拍車をかけている…

彼女が作ったハヤシライスは、学園生限定の裏メニューとして、限られた軍資金の中でやりくりしている学生たちの心のオアシスとなっているぞ

 

 

驚異のちびっ子先生・葉月 みりあちゃん

…みりあちゃんというか…みりあさんというか…

こんなんでも二十七歳なんだとさ

合法ロリ合法ロリの気配がプンプンしますよ~!

社会科担当で、学生からの人気も高い教師とのこと

黒板の上の方には手が届かないから、いつも踏み台に上って授業してるんだよ

かわいいかよ

こんな見た目だけどナメられっぱなしということもなく、それなりに先生らしい威厳は保っている様子

 

あと一人、主人公の義妹も攻略できるんだけど、いいショットが用意できなくて迷ってるうちにフェードアウトしてしまった…

実家から二時間近くかけて通ってるらしいし、妹だから後輩だしで、本人のルート以外だとあまり出番がないかもしれないなぁ

 

まずは予定通り、鈴子ちゃんから攻略していくよ~