甲児くんとカイザーさんの365日
8/25『台風』
昨夜から雲行きが怪しかったけど、朝起きたら風がビュービュー雨がザーザーと、完全に台風が上陸していた
子どもの頃から、台風の日は何となくワクワクする甲児くんを後目に、カイザーさんは朝から大忙し
ベランダの鉢植えを室内に避難させ、甲児くんの数日分の着替えや日持ちがしそうな食材を鞄に詰め、念のために防災グッズも引っ張り出してくる
別にそこまでしなくても…と思う甲児くんだけど、「何かあったら大変だから、わたしも一緒に行く」と言うカイザーさんと車で出勤するのは、これはこれで非日常感があって楽しい
万が一、土砂崩れやら何やらで研究所に足止めされることになっても大丈夫なように、カイザーさんの準備は抜かりない
駐車場からエントランスまでは傘を差して移動したけど、横殴りの雨で大して役には立たず、すっかり濡れてしまった甲児くんを持参したバスタオルで拭いてあげている妹の様子を(ほんまに過保護やんなぁ…夫婦は似るというか、似たもの夫婦というか…)と、曲がり角から観察して微笑ましくなるZだった
早足の台風だったため、帰る頃には雨も風もすっかり止んでいて、カイザーさんはホッとしたみたいだけど、甲児くんはちょっぴり残念だった
バンダイチャンネルの見放題でマジンカイザーSKLをぶっ通しで見た
実はまだブルーレイの3巻買ってなくてさハハハ
貧乏なオタクなんや…許してクレメンス…
結論から申し上げますと、まさに最の高でございました
ヤンキーみたいな主人公二人も、パセリとかその辺の添え物なヒロインも、えちえちなお姉さま方も、北斗の拳から出張してきたとしか思えない汚物も、いい歳こいて長ランのおっさんも、雑魚っぽい見た目のラスボスも、全てがSKLちゃんのド迫力ダイナマイトエロスアンドバイオレンスを引き立てており、眼福を超えた眼福の約一時間半でございましたとも…
ボロボロマントのSKLちゃんエロい、地面からにょっきり出てくるSKLちゃんエロい、触手プレイの餌食にされてるSKLちゃんエロい、ガンカタで所狭しと暴れ回るSKLちゃんエロい、隻眼のSKLちゃんエロい、お馬さんに乗ってるSKLちゃんエロい
これもう余裕で18禁ですわね~!?
以下、地獄とSKLちゃん(と、時々甲児くんとカイザーさん)の妄想が捗りすぎたため、ここを吐き出し部屋とさせていただく
SKLちゃんがあんまりエロいので、マントを着せることにした地獄たち
「おら、これでも被っとけ」
「何やのこれ~ボロボロやし、ちょっとにおうで」
「文句を言うな。ロクな物資がないんだ」
「む~…こっから出たら、もっとちゃんとしたお洋服こうてや」
「服だぁ?」
「うん、うちかわいいワンピースほしい!お花がいっぱい咲いとうようなやつ!」
((着られるのか…??))
後日、ちゃんと買ってあげた
八稜郭のお姉さま方にかわいがられる、ちんまいSKLちゃん
会う度にお菓子をもらってゴキゲンだ
「なぁなぁ兄ちゃんたち、見て見て~羨ましいやろ~わけてあげへんからな~(ホクホク)」
「「……」」
当たり前のように強奪された
「うちのおやつ返して~返してぇなぁ~!」とぴょんぴょん飛び跳ねても、地獄たちには届かず、ペロキャンをバリバリ食ってる海動とせんべいをバリバリ食ってる真上の前から、ギャン泣きしながら逃げ出すSKLちゃん
泣きつく先は、もちろん翼ちゃん
「二人とも!どうしてこんな小さい子を泣かせるんですか!」とがみがみ説教されて、由木の奴がうるさいから仕方なく返してやる、という体でお菓子が返却された
別に食べたかったわけじゃないし、ただSKLちゃんを泣かせたかっただけだし、ピーピー泣き喚くかわいいSKLちゃん成分が補給できて満足だし
そんな海動は好きな子をいじめずにはいられないクソガキメンタルから、真上は好きな子ほどいじめたいサディスティックな嗜好から、SKLちゃんをいじめるのである
要は二人の愛情表現なので、お詫びと仲直りの印として、八稜郭の食料庫からかっぱらってきたお菓子をSKLちゃんに献上した
ちょろいSKLちゃんは、訝しみながらも食欲には勝てなかった
お姉さま方がレズっていらっしゃるところを、たまたま覗き見してしまったSKLちゃん
「???」とよくわからないながらも目が離せず、じーっと見ているうちに体がうずうずむずむずしてきてしまう
しばらく経っても治まらないので、とうとう地獄たちに「あんなぁ…」と事情を打ち明けてしまう
これは…!と、互いを目で牽制し合う地獄たちと、「うち、どっか変なんかなぁ…修理せなあかんのかなぁ…」と不安そうなSKLちゃん
先に動いたのは真上で、「あいつらが何をしていたか、教えてやろうか」と、SKLちゃんをひょいと抱き上げ物陰に連れて行こうとするので、「待て待て待て!抜け駆けは許さねぇぞ!」と肩を引っ掴んで止める海動
しばらく不毛な言い争いが続いたけど、最終的には煩悩に負けた二人の間で紳士協定が結ばれ、協力しながらSKLちゃんを大人にしてあげた
精神的に不安定な真上をよしよししてあげるSKLちゃん概念
「遼兄ちゃん…うちもなぁ、時々こわなることあるんよ。うち、兄ちゃんたちに会う前の記憶がないやろ?どこで何しよったんか、全然覚えてへんの。気がついたら、真っ暗なところに封印されとってん。…でもな、それって、うちが何か悪いことしたから、そないなったんかな、って…うち、悪い奴らに利用されて、悪いことしよったんやろか。それとも、うちの意思で、悪いことしよったんやろか。そやから、あんなところにひとりぼっちで閉じ込められとったんやろか。…何もわからへん、覚えてへんから、時々、昔の自分がこわなるねん。でも、今は平気やで。兄ちゃんたちがおるからな。なあ、遼兄ちゃんはそれでは足りん?剣兄ちゃんがおって、うちがおって…それでもまだ、怖い?」
真上は人生初のバブみを感じてオギャりたい衝動に駆られ、たっぷり困惑した
ウイングルお姉さまはメガネをクイッとする動作が似合うような、堅物の保護者枠
保護の対象は、もちろんSKLちゃん
「このわたくしが起動したからには、あなた方に好き勝手はさせませんよ!」と地獄に宣戦布告するも、既に散々SKLちゃんを好き勝手にしてる(性的な意味含む)と知って、憤死した
(すぐに復活して、いつか必ず地獄どもを逆さはりつけキンタマちぎりの刑に処すと心に決めた)
ボカーンした重力炉の中から生還するも、頭が爆発アフロになってる地獄を指差してゲラゲラ笑うSKLちゃん
こいつ笑いすぎだろ…とイラっとする地獄だったが、ふと隣の奴の頭を見ると確かに爆笑モノで、気がつけば揃って笑っていた
まあ…こうして三人無事に戻って来られて、めでたしめでたし
ようやく娑婆に戻ってこられたので、まずは何を食うか話し合っていると、SKLちゃんが「うち、ラーメンがいい!」と挙手する
ラーメンねぇ…と、行きつけの激辛ラーメン屋を思い浮かべる地獄たちだけど、一応、功労者でもあるSKLちゃんのため、無難なチェーン店を選んだ
食券機の前で、「なぁなぁ、味玉とチャーシュー追加してもええ?あっ、半チャーハンと餃子もセットにしたい!」とウキウキなSKLちゃんに、「そんなに食えんのか?」「太っても知らないぞ」と素っ気なく対応しつつ、どうせ残すだろうから俺が代わりに食ってやるか…と、自分たちの分はちょっぴり控えめに購入する地獄
「おい」「ん」と目の前を行き来する胡椒の小瓶に、「…それ、何なん?」と興味を惹かれるSKLちゃん
「大人はラーメンにこれをかけんだよ」という海動の適当な説明に、「うちもかけたい!うちもう大人やもん、ええよな!」と目を輝かせるSKLちゃん
真上が止める前にドバドバ振りかけたSKLちゃんは、案の定、辛いぃ~こんなん食べられへん~…と泣く
しょうがないので自分の分と交換してあげる真上がSKLちゃんの彼氏ポイントを獲得したのを敏感に察した海動は、自分の丼から味玉とチャーシューをSKLちゃんにわけてあげた、これでイーブンだ
「…もうおなかいっぱいや…ごめんなぁ…」とSKLちゃんが申し訳なさそうにお残ししたチャーハンと餃子は、地獄の胃にきれいさっぱり収まった
「え、お前…姉ちゃんいんの?」と、衝撃のカミングアウトをされた地獄
対するSKLちゃんはほえほえしたもので、「うん、おるよ~。うちよりかっこよくて、ほんでめっちゃ強いねん!」と自慢げだ
うちより強い、に反応した地獄が、「面白れぇ…ちょっと手合わせさせろよ」と言うので、呼んでみた
「初めまして、SKLがお世話になってます」と礼儀正しいお姉ちゃんに「お、おう」となった地獄だけど、確かにその強さは折り紙付きで、何度挑んでも簡単に引っ繰り返されてしまった
「なぁもういいだろ~さすがに疲れちまったぜ~」と向こうのパイロットは言うけど、勝ち逃げされるのは悔しくて粘る地獄
…でも、結局一勝もできなかった
SKLちゃんの潰れてしまった右目を優しく撫でながら「かわいそうに…痛かったでしょう?」と心配してくれるお姉ちゃん
直さないの?と聞かれたSKLちゃんは、ちょっと考えてから「今はもう痛ないし…それに、これは兄ちゃんたちが頑張った証拠やから、このままにしとく」と笑った
イチャイチャしてるパイロットとお姉ちゃんを見ながら、何か同族意識が働く地獄
SKLちゃん曰く、「うちの姉ちゃんもな、うちと同じで人間の男の人が好きになったんよ。ほんでな、なんと結婚までしたんやで~!」と、なぜか誇らしげ
「ふーん、世界って広いな」「俺たち以外にも奇特な奴はいるものだ」と感心していたら、にじり寄ってきたSKLちゃんに「…ほんで、兄ちゃんはどっちがうちの旦那さんになってくれるん?」と上目遣いで聞かれて、珍しくドキッとした
(後日、「俺たち結婚しました」と三人で映っている写真が、お姉ちゃんのところに届けられた)
(マジンカイザーSKL…)
(甲児兄ちゃん…)
((なーんか、どっかで会ったことあるような…))
となる、微妙に平行世界の記憶があるようなないような、甲児くんとSKLちゃん
「…そんなにSKLのことをじーっと見つめて…わかりますよ、わたしの妹はかわいいですから」と、ちょっぴりヤキモチを焼いてみるカイザーさんに、甲児くんは慌ててそんなんじゃない、お前が一番に決まってる、と弁解した
お互いに機首をつんつんし合って、挨拶するカイザーパイルダーちゃんとスカルパイルダーちゃんの図は、絶対かわいい
久々に地獄×SKLちゃん妄想ができて楽しかった!
漫画も買い揃えないとなぁ~