甲児くんとカイザーさんの365日
9/5『夏の名残』
夕方、大家さんの買い出しに付き合った帰り道、もう九月なのにまだ暑い、という話になる
「でもほら、秋の虫も鳴き始めてますよ」「あらほんと、だんだん秋に移り変わってきてるのねぇ」と、のんびり歓談しながら辿る家路の途中で、大家さんがカイザーさんのおなかを手のひらで撫でる
「赤ちゃん、まだだったかしら」「えと…でも、近いうちには、って…夫と」「そうなの。うちの孫のところは当分予定してないって言うから、あなたたちの方が早いわねぇ」「無事に生まれたら、抱っこしてくれますか?」「もちろんよ。その時には、ご挨拶させてちょうだいね」と、弾むような大家さんの声の調子から、本当に楽しみにしてくれていることがわかって、カイザーさんも面映ゆい気持ちだ
そこから、このぐらいの季節から十月十日後だと、夏の真っ盛りだ、という話になる
「夏に生まれた子は、元気いっぱいで身体が丈夫になるわよ」と言う大家さんに、そうなんですか?と質問するカイザーさん
初めて聞く説だなぁ…と思っていると、お茶目にウインクした大家さんが「わたしが考えた説なの」と種明かししてくれる
春なら優しくて穏やかな子、秋なら芸術方面に秀でた子、冬なら真っ白で純粋な心を持った子が産まれるの、と笑う大家さんの遊び心たっぷりな言葉に、カイザーさんもクスクス笑ってしまう
そうして無意識のうちにおなかを撫でている自分に気付いて、甲児くんのためにも、ちゃんと元気な子どもを産まないと…と、気合を入れ直した
あの娘はHな小説家②
途中経過
※ネタバレあり
最近とある事情から夜遅くまで起きてることが多いのに、朝はあんまりゆっくり眠れず、結果的に昼寝をしてしまうことが増えてきて、遅々としてエロゲーの攻略が捗らない…!
え、いつものことだって??
まあそうなんだけど!
と、よくよく考えるまでもなく平常運転の中、頑張って作家先生の担当編集者業を続けております
ち×ぽスタンガンやお排泄物ディナーに耐え忍んだ後は、ひたすらに先生と、先生のお友達とのキャッキャウフフライフが待っている…と思いきや、その後もなかなかになかなかな怒涛の展開に巻き込まれている…ッ!
次に到達したのは、先生マゾ化ルートを経由しての百合エンド
いやまあ、百合は好物中の好物、それも大好物だから別にいいんだけども、そこに至るまでの流れが謎だった…
それでいいのか、沙希ちゃん…

でも二人のイチャラブをモデルにして書かれたという百合エロ小説は読んでみたいと思った
…え、イチャラブだよね??
滅びの美学みたいなもんを抱えてるシズク先生も、さすがに親友とのあれやこれやをネタにして、最終的に二人が破滅するようなシナリオは書かないよねぇ…??
それよりも、問題なのは沙希ルートよ
静香ちゃんとの秘密の関係を知られた!しかも、その件で不当に(言うほど不当か?)詰られた!ムカつくからレイプしたろ!
もうこの時点でヤベーのに、そっからの展開が
自分が怒らせるようなことしたから…と、反省した(!?)沙希ちゃんが静香ちゃんに相談→静香ちゃん、主人公と沙希ちゃんとを仲直り(!?!?)させようとする→仲直りの手段として、もういっぺんセックスすればいい(!?!?!?)と提案する→主人公と沙希ちゃんは、静香ちゃんに見守られながらラブラブセックス(!?!?!?!?!?)をする
すんげえ恐ろしいものの片鱗を味わった気分になったわ…
どんな理由があろうと、レイプはレイプ、犯罪は犯罪よ
先に殴った方が分が悪いと、昔から決まっているのよ
しかし、まあ…
現役女子高生ポルノ作家の発想力は、それなんてエロゲ?を凌駕する勢いですなぁ!
(褒めてない)
エロゲー…それも抜きゲーに、まともな話運びや倫理観を期待してはいないけど、それでも人としてどうかと思う場面に直面すると、こうして疑問を呈さずにはいられないくらいには自分はまだ真人間なんだと思えて、なんだか安心するっす
夢を忘れた古い地球人と言われてもいいんで、常識は忘れないでいたいっす

なぜそうなる…
沙希ちゃんの隠れた才能を掘り出し、また一人、現役女子高生ポルノ作家を育てようとするオチは嫌いじゃなかったんだけどね…
三人四脚で頑張る姿は微笑ましかったし
でも、その裏では、主人公と沙希ちゃんはお付き合いを始めたのに、主人公と静香ちゃんとの肉体関係も解消されておらず、なんだかとっても爛れた三角関係を構築しているというのがね…微妙に腑に落ちん…
だったら静香ちゃんと沙希ちゃんもレズらせてくれ!
それでようやく何かがイーブンになる気がする!