甲児くんとカイザーさんの365日
10/4『母性』
昼食後、散歩の途中で大きめの公園に立ち寄った甲児くんとカイザーさん
陽当たりのいいベンチでのんびりおしゃべりを楽しんでいると、どこからか幼い泣き声が聞こえてきた
出所を探してみれば、遊歩道の真ん中、女の子が一人ぼっちで泣いている
迷子かな、と思った甲児くんが声を掛けるよりも早く、カイザーさんがわたわたしながらも駆け寄っていく
「だ、大丈夫?パパかママとはぐれたの?」と優しく話しかけたカイザーさんだけど、上から覗き込んでくるデカいシルエットとパッと見はコワモテなカイザーさんに、女の子は泣くのも忘れて顔を引きつらせる
…が、恐怖よりも心細さの方が勝ったのか、黙ったまま頷いた女の子の頭をそっと撫でて、「もう心配ないよ、わたしたちがあなたのパパとママを探すからね」と微笑むカイザーさん
それで女の子もいくらか安心したのか、カイザーさんに持っていたボールを見せて、一緒に遊ぼうと誘う
甲児くんは一連のやり取りを見届けてから、ここはカイザーさんに任せても大丈夫だろうと判断し、「ちょっとその辺を一回りして、子どもを探してる親を見つけてくるよ」と一声かけると、善は急げと駆け出した
程なくして、女の子のお母さんは見つかり、何度も甲児くんとカイザーさんにお礼を言いながら、今度はしっかりと手を繋いで仲良く去っていく
途端に緊張が解けたらしく、ふにゃふにゃ~と座り込みそうになるカイザーさんを支えて、甲児くんは「すげぇじゃねぇか、あんなに短時間で泣き止ませるなんてさ」と健闘を称える
無我夢中だったから…とヘロヘロしながら答えるカイザーさんに、甲児くんは改めてカイザーさんの母親適性の高さを思い知り、また一つ具体的な自分たちの未来予想図を思い描くのだった
桜華⑤
夏輝ルート第二章まで
※ネタバレあり
主人公の幼馴染にして、特殊な刀剣「穿焔」の使い手として主人公のボディガードを務める、現役看護師の夏輝ちゃんを攻略中である!

なるほどなぁ~
アイキャッチがこんな風に変化するのかぁ


甘酸っぱいやり取りの数々は楽しませてもらってるんだけど…
相変わらず本編はツッコミどころが多くて多くて…
疑問その一
主人公は過去にも夏輝ちゃんとタッグを組んで、異界の探索を行っているんだよね??
守人最強にして最凶の静姉ほどではなくても、夏輝ちゃんもかなりの実力者で、探索の途中で妖怪に襲われても退けてきた実績があるんだよね??
…なのに、あんな大して強くない(黄昏時に遭遇する妖怪はそこまで怖いものじゃないって言ってたし)妖怪に、あっさりやられるの…??
というか、守り神さまである紗雪ちゃんにも同行を頼まなかったのには、何か理由があるんだろうか
異界そのものである彼女と一緒なら、怖いものなどないのでは
疑問その二
自分のために夏輝ちゃんが傷つく姿が見たくないから、おまえもうボディガード降りろ騒動が起きたわけだけど…
そもそも、主人公が危ない目に遭うのって、共神の代償か禍風を使用した時なんだよね??
つまり、自らの意思で危険を呼び寄せてるってことだよね??
だったら、どちらの力も使わなければ解決する話なのでは…??
今んところ主人公が禍風の力に頼ったのって、代償による脅威を何とかしようとした時だけだし…共神だって、守人から治癒の依頼が来ても断ってもいい、って言ってたから、何も使用を強制されてるわけじゃないんだよね
それとさ、刃菊ちゃんが暴走した時に、ソルネちゃんが自分の力で刃菊ちゃんの心と力を封印し、ただの物体に戻そうとしていたけど…
禍風も物神なんだから、ソルネちゃんに封印してもらおうとは思わんのだろうか…??
主人公の家系が代々受け継いできたものだ、って説明はあったけど、そもそも禍風がどういう由来を持つもので、どういう役割を果たすものなのかもわからないから、わざわざ生かしておく意味がわからん…
仮に封印しようとしても、物神としてのランクが高すぎて手に負えないだの何だのと理由をつけて失敗はするんだろうけど、そこまで書いてくれないと「何で試そうとすらしないんだ…??」って疑問は延々と付きまとうよ
疑問その三
夏輝ちゃんのトラウマになってる梨花ちゃんの件について
怖くなって逃げ出したのは、問題なく理解できる
でも、その後で誰か大人に助けを求めるなり、警察を呼ぶなり、そういうことはしなかったんだろうか…
いや、それすらも怖くてできなかったっていうなら、それはそれでいいと思うのよ
弱虫エピソードの補強にもなるし
仮にも親友で、その強さに憧れていたっていうくらいの相手なら、共に立ち向かうことはできなくても、その程度の援護はできたんじゃないのかなー…って気になってなぁ…
途中で誰も止めに入る人がいなかったから、梨花ちゃんは今も昏睡状態に陥っているくらいの傷を負わされたんでしょ??
逃げた後、夏輝ちゃんは一体どこで何をどうしていたんだ…その辺の釈明はほしかったところ

いろいろと気になるポイントはあるし、主人公が自分の気持ちを夏輝ちゃんのトラウマを払拭するための踏み台にされるのに抵抗感を覚えるのはやむなしな部分もあるとは思ったけど、それでも相手のことが好きっていうんなら、お互いに歩み寄るための努力を諦めてはいけないんだな…って思えてきたわ
そして静姉はたまにいいことを言う