お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

時間が掛かっても 君の素直な目を見たいから

甲児くんとカイザーさんの365日

10/8『母親』

 

夜、お布団の中で一日の振り返りがてら雑談に興じていると、会話の切れ目にカイザーさんが「ねえ、甲児くんのお母さんって…どんな人だったの?」と聞いてきた

唐突だな…と思いつつも、「俺のお母さんか…」と昔を懐かしむように、話し始めた甲児くん

あんなこともあった、こんなこともあった、と実際のエピソードも交えて母親の人となりを伝え終えると、「どうして急にそんなこと聞いてきたんだ?」と、こちらから核心に迫ってみる

ほえ~…と甲児くんの話に聞き入っていたカイザーさんだけど、そう問われて、ちょっと寂しそうに「…わたしって、お父さんはいても、お母さんはいないでしょ…そのお父さんにしても、博士と何かした記憶はほとんどないし…。一般的な母親像に関するデータはいくらでも集められるけど、そういうのってあんまり意味がないんじゃないかな、って気がしてきて…甲児くん、わたしほんとに、甲児くんの子どものお母さんになれるかなぁ?」と、ぎゅ、と寝間着代わりのシャツの裾を握ってきた

それを聞いて、(そっか…カイザーも俺と一緒で不安なんだな…)とわかった甲児くんは、安心させるようにほっぺたを撫でながら、「俺は、お前以上に母親に相応しい相手なんていないと思ってるけど…でも、初めてのことだもんな、不安にもなるよな。俺もそうだよ、ちゃんと父親やれるか自信なんてないさ。だから…二人で一緒に、頑張っていこう」と優しく告げた

込み上げてくる何かを堪えるように、黙ったまま擦り寄ってきたカイザーさんをそっと抱き返しながら、今はそういう雰囲気じゃないと、甲児くんはドキドキする心臓をなだめるのに苦労した

 

 

 

桜華⑦

夏輝エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

まずまずのボリュームがありながら、中だるみを感じさせない構成は見事だったと思う

それはそうと、気になる点が多々あったのも、また事実

差し引きすると…プラマイゼロだよね~

 

 

ま、終わり良ければ総て良し、だな!

たとえご都合主義のやさしいせかいでも、好きな女の子が笑っていられるなら、それが一番なんだ

 

最後の選択肢から分岐するバッドエンドだと、二人ともちゃんと(?)死んだので、正直ナメてた件については謝罪しよう

どうせ死なないんだろ、とか偉そうなこと言ってすんませんでした!

でもグッドエンドだとやっぱり生きてたから、勝負は引き分けだと思ってる…

 

そんな夏輝ルートのクライマックスだけど…

結局、命懸けで霊木を守ったのは、誰のためだったんだ…??

ええと、あの霊木は長い間、主人公の家系が守護を務めてきたんだったよね

んで、この町で暮らしてる人々は大半が守人っていうポジションにいて、霊木が引き起こすトラブルを解決したり、霊木を守ったりしている、と

霊木の長が静姉の義妹にあたる聖奈さんで、彼女が守人の統率も行っている…

今回の死悲の咆哮騒動に関して、一般人は町から避難させたけど、守人たちは町に残る道を選んで、でも「これも運命だ」と、竜巻によって霊木がダメになる覚悟はしていたってことだったけどさ…

じゃあ、もう無理して霊木を守る必要もなかったんでは…??

守人が諦めてんのに、どうして聖奈さんは主人公を殺してまで、霊木を守ろうとしたんだろう…

守人も守人で、何もしないうちから諦めてるってのも、何だかなぁ…

そりゃ代償は確かにヤバいかもしれないけど、それにしたって一人くらいは、霊木がダメになるかならないかなんだ、やってみる価値はありますぜ、ぐらい言うやつはおらんかったんかい

守人ってのは、みんな枯れ果てたジジババばかりなのか??

そもそも霊木って、どういう存在なの??

国を挙げてむっちゃ大事にされてるの??

人々の強い想いに反応し、その願いの善悪にはこだわらずに奇跡を起こす力を与える霊木に対して、日本国政府はどういうスタンスでいるの??

守人たちは、いわゆる公務員なの??

でも主人公は普段は甘味処で働いてるし、それ以外の収入があるわけでもなさそうよな

じゃあ守人はタダ働き??

話が元に戻るけど、いいことも悪いことも同じように引き起こしてしまう霊木なんて、リスク管理の観点からすれば「あってはならない」側の存在なのでは??

もっと政府によって厳重に管理されるべきだし、共神者はみんな政府の監視下に置かれていないと、治安なんてあっという間に亡き者にされるよね…

にもかかわらず、町単位の行政機関に管理を一任しててもいいの??

聖奈さんはどういう基準で長に選ばれたの??

彼女が変な気を起こしたら、それこそ一大事になりそうだけど、その辺の対策はしてあるの??

疑問が次から次へと、雨後の筍よろしく湧いてくる…

基本設定がふわふわしてると、こうなるっていう見本だね…わたしも創作活動する時には、この教訓を活かしていこう…

 

そういや、禍風には霊木に降りかかる災いを力ずくでどうにかする役割があるらしいことがわかった

…でも、今回の件にはそもそも禍風が一枚噛んでるんだし、主人公が死ぬにしたって禍風の力とは関係ない理由だったし…やっぱり、いてもいなくてもいいどころか、いない方がいいんでは??

 

謎が謎を呼ぶゲームだわ…

とりあえず、次はソルネちゃんを攻略するわ…