お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

豪華な客船で秘密のオークション 幸福をもたらす伝説のダイヤ

甲児くんとカイザーさんの365日

11/20『シチューライス』

 

昨日の流れで妹夫婦の家にお泊まりしたZの希望で、今夜の晩ごはんはシーフードシチュー

おなかペコペコで帰ってきた甲児くんは、仄かに甘いクリームの香りの中から自己主張する海鮮の食欲をそそるにおいにウキウキしながら食卓につくも、珍しく白ごはんを炊いたカイザーさんに首を傾げる

シチューの日は、いつもお供にパンを焼いてくれるのに…と、視線に気付いたカイザーさんが「これもお兄ちゃんのリクエストなんだ~」と教えてくれる

「たま~にな、食べたなるねんな」と言いながら、その脇から出来上がったシチューをおたまに掬って、ごはんにかけるZ

…を、胡乱な目つきで見やる甲児くん

「またやってる…」「何や、文句あるんか?」「シチューはごはんにかけるものじゃないだろ…」「んなことないがな、同志は全国各地におるがな」「えぇ~…」「…甲児くんかて、お好み焼きとか焼きそばをおかずにごはん食べるくせに…」「そりゃ普通だろ」「いやいや、人によっては信じられへん所業やで」「…何だよ!」「…何やねん!」

と、次第にヒートアップしていく二人

やがて「カイザーはどう思う!?」「お前はどう思うねん!?」と、カイザーさんを大論争に巻き込もうとする

黙々とサラダを食べていたカイザーさんは、フォークを置くと、小さく溜め息をついて「…わたしは、どんなごはんでも、仲良く食べるのが一番美味しく食べられる方法だと思う」と答えた

その模範解答に、甲児くんもZも小さくなりながら「あ、はい…」としか言えなかった

 

 

 

初恋撫子

萌黄エンド~千歳ルート攻略中

 

※ネタバレあり

 

 

 

大地の神をその身に宿す狼ガールの萌黄ちゃんを攻略完了!

 

 

テーマは「わかり合うこと」…か

大層ご立派なテーマでございますこと

…いやいや、嫌味じゃなくてね??

どんな相手とでもわかり合うことができれば、きっとこの世界から争いはなくなるし、少なくとも対人関係で悩む人は減ると思うよ

そう、そんなことができれば、ね

 

萌黄ちゃんシナリオの何が一番もやるかって、そうやって相互理解をテーマに据えておきながら、作中で彼女が和解した人物って、みんながみんな最初から萌黄ちゃんの味方だった、ってところ

瑠璃お姉ちゃんもそう、クラスメイトの三人組もそう、神狼さまもそう

誰一人として、萌黄ちゃんにとっての「敵」はいなかったのよね

一方的に萌黄ちゃんがみんなを「敵」だと思い込んで、遠ざけようとしていただけで、相手の方は常に萌黄ちゃんに歩み寄りたいという意思を持っていた

きちんと彼女たちの方を向いて、お互いを理解するための対話ができた…なるほど、それは確かに萌黄ちゃんの成長と言えなくもないだろう

でも、わかり合うべくしてわかり合えた相手との成功体験に、どれほどの説得力があるんだろう??

世の中には、萌黄ちゃんにも、もちろんわたしにも、想像もできないようなどうしようもないクソッタレってのは山ほどいる

それは小さい頃からいじめられてきた萌黄ちゃんには、嫌というほどわかっているはず

そんな人に対しても、萌黄ちゃんは上記のような態度を取れるのだろうか??

クソをクソで煮詰めたような人間とも、そうやってわかり合う必要性は本当にあるのだろうか??

どんなクソ野郎でも、みんな心に秘めた正義や大義、あるいは欲望や夢のために行動している

彼らにも譲れないもの…主義主張がある

それが自分の正義や信念と相容れないとわかった時、そしてそれが自分にとっての大切なものを傷つけるとわかった時、それでもまだ悠長に対話の道を選ぶのか??

それこそ野性のクマみたいに話の通じない相手にも、まずは話し合いから…なんて間抜けなことが言えるのか??

心を開いて対話すれば、どんな相手とでもわかり合える…それは結局、上から目線の綺麗事なのよね

万人に対してその他の価値観を無視して、「ぼくのかんがえたさいこうのりそう」を押し付けようとする、傲慢な振る舞いなのよ

わたしも綺麗事は嫌いじゃないし、フィクションの中でくらい、希望はあるべきだと考えてる

だけど、綺麗事ってのはどんな場面でも最後まで貫き通してこそ、そこに意義も意味も生まれるのよ

萌黄ちゃんが己にとっての「敵」を前に、どういうスタンスを選ぶのか…

そこまで描いて、ようやくこの物語は完結すると思った

 

つまり、萌黄ルートは未完なのである

未完である以上、評価は保留せざるを得ないのである

脳内お花畑じゃない…口だけで終わらないってところをさぁ、見せてみてよ

話はそれからよ

 

だいぶ辛口な意見になっちゃったけど、これがナマの感想なんだからしゃーない

 

これにてコンテスト関係者のルートは全て終了…

ここからはサブ的なストーリーの消化に入るわけだ

ではまず、年齢不詳メイドさんの千歳さんから攻略するとしますかね~

コンテストなんてクソくらえじゃい、というロックな精神を発揮してやりましょ~