甲児くんとカイザーさんの365日
12/22『冬至』
年内にやっておく仕事も概ね片付いている甲児くんは、有休を取った平日の午後がゆっくりと過ぎていく感覚を、隣にいるカイザーさんと一緒に楽しんでいた
次第に暗くなっていく窓の外を眺め、塒に帰るのだろう鳥を眺めていると、カイザーさんが「今日は冬至だね、一年で一番夜が長いんだって」と教えてくれた
晩ごはんにかぼちゃの煮物を作るとか、大家のおばあちゃんからわけてもらった柚子で柚子湯をするとか、あれこれ笑顔で話し合っているうちに、とっぷりと日が暮れた
どちらからともなくベランダに出て、見える限りの星の数を数える
ふと肩を寄せてきたカイザーさんが「夏至の日にね、明るい時間をちょっとでも長く甲児くんと共有できるの、幸せだな~って思ったことをね、覚えてるんだ」と呟く
何となく覚えがあって頷いた甲児くんは、「それじゃ、今日みたいな夜が長い日はどうだ?」と尋ねる
小さく、それでいてとても幸せそうに笑ったカイザーさんが、「うん…夜ってね、ちょっと秘密っぽくて、ドキドキするな、って…長い夜を甲児くんと過ごせると思うと、胸がキュンって切なくなる…」と胸の前で祈るように手を組んだ
身を屈め、隠れるようにベランダで交わした口づけは、二人だけの秘密の始まり
今夜は長くなりそうだ…と思いながら、甲児くんはカイザーさんの手を引いて部屋へと戻った
いじってプリンセス②
~9日目
※ネタバレあり
王子さまによるお妃さま選び、定められた期間は二週間…
生涯の伴侶を選ぶための期間と思うと、短いような気がするけど、さらにハーレムエンドが用意されているため、途中まで同時攻略も可能なものだから、結局、一人の姫にかけられる時間はもっと短くなるのよね

というか、最初からお嫁さんになる気満々のアイリちゃんを娶れば、すべて丸く収まる話なのでは…??
主人公としても、かぐやちゃんやシャルロットちゃんが本気で嫌なら、手出しはしたくないってスタンスだったんだし…
エロゲーとして、そうは問屋が卸さないってところなんだろうけど、そうしない理由付けが「アイリは妹みたいなものだから…」だけってのは、ちょっと弱くないだろうか
アイリちゃんだって父王によって選定されたお妃さま候補なんだし、仮に消去法で選んだからといって文句を言われる筋合いもないんだし、夫婦としてやっていけるかどうかなんて後から考えてもいいと思うし、大体、既にやることやってるんだから妹みたいもクソもねーよ、とか思ってしまう
主人公がもっと好色野郎で、せっかくだから他の姫さまも味見してやるぜウッヒョー人間だとかじゃないと、かぐやちゃん、シャルロットちゃんに手を出す気になるかなぁ…
向こうの国からしてみれば、主人公の国と親戚になれるわけでもなく、ただただ大事な娘が傷物にされて帰ってくるなんて、何もいいことないよね
そうなったら、お妃の座を勝ち取れなかった娘が悪い、となるのかもしれんが…
弱肉強食の世界やね…

ふーむ、これがかぐやちゃんの理由か…
主人公がいくらかぐやちゃん自身を大切にしたとしても、さすがに他国の考え方まで変えることは難しいだろうから、お妃に選ばれなかったルートでは、割と悲惨なエンディングを知らないところで迎えていそうな気がするな…
ハーレムエンドこそがハッピーエンドなのかな??

こっちは深刻化するとしたら許嫁問題なのかな…って気がしていたけど、それはそれとしてパイズリのために国家間の戦争を持ち出してくるなんて、前代未聞の主人公だよ、あんた…
パイズリしてくれなきゃ国滅ぼすなんて、ちょっと他のエロゲーじゃ聞いたことないよ、あんた…