兜一家の仲良し365日
1/2『姫はじめ』
今日はさやかさん家で新年会…なんだけど、「大事な用事」がある甲児くんとカイザーさんは、先に瑠璃ちゃんたちを先行させる
虎徹と大我も広い研究所の敷地内で思う存分走り回らせてやろうと、迎えの車に同乗していったため、家の中には正真正銘、二人きり
玄関先で遠ざかるワゴン車を見送った後、扉を閉め、鍵もかけて…
「この時を待ってたぜ~!この一週間、自分でするのも我慢してたんだからな~!」と飛びついてくる甲児くんを、危なげなく受け止めたカイザーさんは、恥ずかしそうにもにょもにょと、だけどはっきりと「わ、わたしも…楽しみに、してたよ…」と同調する
今さら雰囲気作りなんてしなくても、揃ってすっかりその気になっている夫婦は「大事な用事」のために、真っ昼間から寝室に籠るのだった
一方その頃、さやかさん家では、瑠璃ちゃんがパパママから教わった新年のご挨拶を披露していた
「あけましておめでとーございます」と頭を下げる瑠璃ちゃんに、さやかさんも弓教授もメロメロだ
「かわいい着物ね、ママに着付けてもらったのかしら?」「うん!にあう?」「ああ、とてもよく似合ってるよ」「…で、そのママとパパは?」と尋ねられたZとシローくんは、いつものアレ、と肩を竦める
「甲児くんもほんっと好きねぇ…」「まあ、こういう時でもないとゆっくりできへんからな…大目に見たってくれや」「別に、わたしはいいけど…瑠璃ちゃんは、パパとママがいなくて寂しくない?」
瑠璃ちゃんは目をパチクリさせると「さびしくないよ。にぃにもおじじも、さやかちゃんもおじーちゃんもいるもん」と答えて、その場にいる全員のハートを打ち抜いた
それから「あのねぇ、ごよーじっていってたときのぱぱとまま、とってもなかよしさんだったの。ぱぱとままがなかよしさんだと、るぅうれしいの」と無邪気に笑うので、さやかさんは一つ溜め息をついて「…そうなの。それじゃ、いっぱい仲良くしてもらわないとね」と瑠璃ちゃんの頭を撫でた
…夕方頃に合流してきた甲児くんはスッキリ爽快な顔つきで、カイザーさんはまだちょっとほっぺたが赤くなっていたとか
憂ちゃんの新妻だいあり~③
~6月
※ネタバレあり
三が日はのんべんだらりと過ごすもの…わたくしも大いに賛成いたしたいところですが、こちらのブログでは年明け二日目の今日から平常運転でいかせてもらいますわ!
わたくしにとっての平常運転…そう、エロゲーのお話ですわ!
それではさっそく、昨年末より攻略を開始いたしましたフローラリアプラスのFD「憂ちゃんの新妻だいあり~」の感想を…
…といきたいところなのですけども…
本来の意味でのやおい…ヤマなしオチなし意味なしがピタリと当てはまるような、毒にもならなければ薬にもならないどころか、どこまでも続く平坦な道を自由気ままにプラプラ歩き回っているような、実に長閑な作品なのでして、あまり書くことも思いつかないんですのよね…

ですが、意図的な泣きどころや精神的にキッツイ描写が(今のところ)一切ない(千夏さまという不穏分子は無視しきれませんが)おかげで、憂さまとの新婚生活を存分に満喫できるというメリットがございますわ
目覚めた時に、憂さまが隣で寝ていらっしゃる幸せ…
憂さまがお作りになられた朝食を食べ、いってらっしゃいのキスで送り出していただける幸せ…
帰宅時も笑顔で出迎えていただき、夕食を共にできる幸せ…
そして夜は新婚さんらしく、ベッドの中でイチャつける幸せ…
最高じゃありませんの~!
タイトルから余裕で想像可能だとは思いますが、つまりこの作品は憂さま好きの憂さま好きによる憂さま好きのためのゲームなのですわ
憂さまが完璧なる俺の嫁ムーブをしていらっしゃることに心の底から幸福を感じられる、憂さまのために旦那さまとして身も心も捧げられる覚悟がガンギマリな方以外はお断りなのですわね
そう考えると、自然とプレイスタイルも決まってこようものですわ

こーんなハプニングも、ちょっとしたスパイス程度にしか感じられなくなるぐらいの、平凡な日常という名のぬるま湯に頭から浸かるのも、たまにはいい体験ですわ
心のお洗濯をいたしますわよ~
しかし、そうなってきますと…やはり千夏さまに対する主人公の態度が気になりますわね…

そこまでわかっているのなら、もうちょい何かしらの対策を立ててもいいと思いますわ
あまりにも無防備ですわ…
そりゃあ身内である主人公からすれば、従妹…それも慕ってくれる年下の女の子とくれば、冷たい態度を取るのに躊躇する気持ちもわからなくはありませんけど、今の主人公が貫くべき立場は、憂さまの旦那さま一択ではなくて??
だったらやはり、ビシッと言うべきところ、言うべき時には、言うべきですわ
この世の中には二者択一でしか語れない問題もごまんとありますのよ

ほのぼのしてる場合じゃねーですわよ
しっかりなさってくださいまし、旦那さま!