お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

すてきなもの めいいっぱい つめたら でかけよう あたらしいくつで

兜一家の仲良し365日

1/17『雪の日』

 

その日は、朝から雪が降っていた

ほわぁ~…と目を輝かせる瑠璃ちゃんの隣で、窓の外をみるみる埋め尽くしていく銀世界を眺めるカイザーさんは、瑠璃ちゃんが寒くないようそっと抱き寄せると、雪と聞けば誰もがピンとくるだろう有名な童謡を口ずさむ

優しい歌声に、大人しく聞き入っていた瑠璃ちゃんだけど、最後まで聞き終えると居ても立っても居られなくなったのか、弾丸のようにカイザーさんの膝を飛び出して虎徹と大我に突撃していった

どちらかというと寒がりで、こんな雪の日は庭を駆け回るより、こたつで丸くなりたい派の兄弟も、瑠璃ちゃんの勢いには勝てずに庭へと引きずり出されていく

「お兄ちゃん、ほどほどのところで虎徹くんと大我くんを連れ帰ってあげて」と頼まれたZは、妹が編んでくれた毛糸の帽子とマフラーを身につけて瑠璃ちゃんの後を追った

…笑い声が絶えない庭先と、ストーブの前で丸くなっている兄弟犬を交互に眺めて、そういうことか、と得心がいった甲児くんは、朝食のおにぎりと付け合わせの沢庵を熱々のお茶で流し込む

「子どもは風の子、ってな。俺もよく言われたよ」「ふふ、甲児くんには今でも何だか似合うことわざだね」としばらく穏やかに笑い合った後、「そろそろかな?」というカイザーさんの呟きに、目を窓の方へと向けた甲児くんは、ブンブンと元気よく手を振る瑠璃ちゃんの姿を見つけた

大好きな父親の起床に気付いた娘の考えることなんて、手に取るようにわかるわけで…甲児くんはおにぎりの最後の一欠けらをしっかり味わってから飲み込むと、よっこらしょ、と腰を上げた

カイザーさんも先読みしていたらしく、差し出された防寒グッズの数々を装備して、いざ白銀の世界へ!

 

 

 

いじってプリンセスafter③

攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

ヤキモチ焼きで、素直になれなくて、ちょっぴり意地っ張りで…でも夫のことが大大大好きなかわいい三人の妻たちと、大団円を迎えましたわ~!

すんげえ短かったですわ~!?

 

作中での期間は二週間と、本編と変わらないはずですのに、ボリューム的には本編の半分くらいに感じられましたの…

本編はエッチシーンの分岐で尺を稼いでいらっしゃったのかしら??

いじいじシステム自体はあってもなくてもどちらでもよかったですけど、シーン分岐はいろんないじり方ができて楽しかったですから、続投してくだされば…と思っておりましたのに…

個別エンドがない分、一人当たりのエッチシーンも減っておりましたわね

そんな中、一人だけ前回と同じだけのエッチの回数を守り抜いたニーナさまは誇らしいですわ

メイドの鑑ですわ~!

 

 

そんなニーナさまが大団円エンドにもっと大胆に絡んでいらっしゃったら、パーフェクトだったのですが…

でもでも、激しく交わる主人公と姫×3のエッチの様子を盗み聞きしながら、ついつい廊下でオナニーしちゃうニーナさまのいじらしさが、わたくしは好きなのですわ

三人のお姫さまたちが色鮮やかに咲き誇る庭園の主役でしたら、ニーナさまは路傍に咲く一輪の可憐な小花…

どちらがどうというわけではなく、それぞれの魅力があるのですわ

 

 

主人公が仰っていたように、今までは「一人と一人が三組」いるだけの夫婦生活だったのでしょう…

ですが、蟠りを捨て去り、裸の心で向き合った結果、ようやく皆さまは「四人で一組」の夫婦になれたのですわ

それは素晴らしいことですわ

わたくし純愛至上主義者ですけども、ハーレムも大好きですの

そこにいる女の子も男の子も全員が全員に対して等しく愛情を注ぐ時、わたくしは彼らの小さな愛の庭に地球規模のラブアンドピースを見出すのですわ…

 

 

 

さて、ここからは総評ですわ

 

まずはヒロイン一人一人に焦点を当て、彼女たちが抱えている現状への不満を解消し、やがて全体への和解に繋げていく…

その過程でニーナさまの惜しみない献身と協力姿勢に感動もさせられ、前作で物足りなく感じていた姫同士の絡みに対する欲求も満たしてくださった…

短いながらも、満足感という意味ではフルプライス作品に引けを取らないとは言わないまでも、十分なものがあったと思いますわ

たった一つで摂取カロリーが四桁を超える、げに怖ろしき菓子パンのようなエロゲー…それがいじプリafterなのですわね

 

 

ヒロインたちを悩ませていた現状への不満は、一見しただけではひどく個人的なもので、それがどう夫婦関係を歪なものにさせているのか…と首を傾げたくなるものの、ちょっと考えれば、その不満がどこから来ているのかに気付く…すなわち、他の二人の妻と比べて自分は…というところが不満の出発地点だと気付いて、三人が三人とも感じているコンプレックスや引け目のせいで、わたくしたちは一つになり切れていなかったと知る流れは美しいですわ

抜きゲーながら、何気にシナリオの質がいいんですのよ

エッチシーンにおける地の文でも、なかなかに文章力を見せつけてくださいますわ

 

そうなってくると、評価の足を引っ張りそうなエッチシーンは、アイリさま、かぐやさま、シャルロットさまが3ずつ、ニーナさまが5、ハーレムが1…と、やっぱりちょっと寂しい数字ですわ

定価はミドルプライスよりやや安めと言っても、それでもコスパ的には厳しいものがありますわ

CGに前作からの使い回しがちらほらあったのも、微妙ポイントに拍車をかけておりますの

とはいえ、仲直りの4Pを責められるヒロイン分、つまり3パターン用意してくださったのは嬉しかったですし、内容も圧巻の一言で楽しめましたわ

お排泄物要素は削除しつつ、触手プレイなどのキワモノ要素は残すというのも、いい塩梅だったのではないかしら

わたくし、ニーナさまの白タイツ足コキだけで白米が三杯いけますわ!

 

 

このおまけ画像が、どうしても見つからなかったんですの…

中身はシャルロットさまの艶姿だったようですが…見たかったですわ見たかったですわ見たかったですわ~!!!

 

 

 

お次はinspireさまの「ambience」をプレイ中ですわ

訳ありな三人の美女・美少女たちと一つ屋根の下で暮らす、退廃と淫靡に彩られた物語ですわ

攻略順は

リアナさま→セレネアさま→リースフラウさま

を予定していますわ