お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

おやすみなさい 私の隣で… おやすみなさい… どうか安らいで…

兜一家の仲良し365日

1/19『雪合戦』

 

家のある市街地よりも山間部に近い研究所の辺りは、より雪が積もったらしい

ということで今から雪合戦をやると、家族のグループLINEに甲児くんとZから同時に通知が来た

話を聞くと、合戦というよりもタイマンのようだけど、とにかく今日の晩ごはんのメニューは勝った方の希望を聞いてほしいとのこと

カイザーさんがOKのスタンプを押したのが、開戦の合図だったらしい

…で、夕方

「あともうちょいでワイの勝ちだったんやで~!」と、ジャガイモの皮むきを手伝いながら、Zが口を尖らせる

残念、惜しかったね、と励ますカイザーさんと一緒に、甲児くんのリクエストであるカレーを作っている最中だ

瑠璃ちゃんも食べやすいようにと、ルーは甘口を選んでいる

「それで、お兄ちゃんが勝ったら何をリクエストしてくれるつもりだったの?」と聞くと、よくぞ聞いてくれましたとばかりに身を乗り出したZが「ワイはメンチカツをお願いしようと思っとったんや!ザクザクの衣に熱々ジューシーな肉汁…想像しただけでヨダレ止まらんで~!」と熱弁を振るった

鶏肉を食べやすい大きさに切っていたカイザーさんは一つ頷いて、「ん、じゃあ明日の晩ごはんはメンチカツ揚げるね」と言った

まな板に包丁を置いたZは大喜びでカイザーさんに感謝のハグを行い、その様子を居間から盗み見していた瑠璃ちゃんに夕食の席で甲児くんに悪気なくチクられ、「んな妬くなや~兄妹のスキンシップやろ~?」「いくら兄貴でも駄目なもんは駄目だ!」とちょっと揉めた

 

 

 

ambience①

攻略開始

 

※ネタバレあり

 

 

 

かつて好きだった従姉の女性と、その人の「妹」として紹介された少女…

そして、今は主従関係となってしまった一人の友人…

そんな三人の訳ありヒロインたちと、同じお屋敷で寝泊まりするうちに過ちを積み重ねていく退廃ゲー「ambience」をプレイしますわ!

 

 

ちなみにambienceとは、雰囲気、という意味の英単語らしいですわ

なるほど、つまり…雰囲気ゲー…ってコトですの!?

ご安心くださいな、大好物ですわ

 

舞台ははっきり明言されているわけではございませんけども、ヨーロッパっぽい街並みの外れにひっそりと建てられた洋館ですわ

そこにある日、王城からの手紙が届きますの

差し出し人は、かつて愛した従姉の女性…彼女は今、寵姫として王さまに囲われておりますのよ

「妹」のようにかわいがっているセレネアさまという少女…彼女は王の娘でありながら、母親が誰かわからないというバックグラウンドをお持ちですわ…をお連れになった従姉のリアナさまは、一ヶ月ほど主人公の下に滞在したいと申し出てきましたの

そして、セレネアさまを「女」にしてほしいという望みを、託されたのです…

そんな彼女たちと主人公のお世話をしてくださるのが、残る一人のヒロインであるリースフラウさまですわ

彼女もまた主人公とは因縁浅からぬ関係のようなのですが、未だ謎を残したまま、物語は進行しておりますわ

どう考えても最初から詰んでいる感プンプンな三人との、ほとほと恋とは呼べないような感情のほろ苦い残滓を、たっぷりと味わわされる破目になるのでしょうか…

 

まずはリアナさまを攻略中ですわ

 

 

王に望まれれば逆らえない…

けれど、心はまだ主人公のところへ残したまま、十年もの月日を耐え忍んできたリアナさま…

 

 

「結局わたしは自分のことしか考えていなかった」とご自身を責めるようなことを仰っていましたけど、そうなっても仕方のないことだったのではないかしら

城での暮らしは決して幸福なものではなさそうでしたもの…

自らの幸せを追求して…どうして責められる謂れがありましょう…

 

基本的に主人公の住まいである洋館の中だけで話が進むのも、わたくしたちの行き詰った関係性を表しているようで、この息ができなくなるような閉塞感に目も眩む思いですわ

ヒロイン三人ともに二種類のEDがあるようですけども、リアナさまとの間にハッピーエンドが入り込む余地はあるのかしら

どちらに転んでも、悲しい結末になるような気がして…

でも、時を止めようがない限り、滅びゆく運命の幼い恋情というのも、それはそれで味わい深いものですわよね

純愛至上主義者にしてハッピーエンド至上主義者のわたくしですが、どちらにもなれないのでしたら、いっそ胸を掻き毟りたくなるほどのバッドエンドになるのも悪くはないと思いますわ!