お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

遠い昔に 大事にしまってたカケラが一つになる 魔法みたいに

兜一家の仲良し365日

1/21『こたつとみかん』

 

今日は瑠璃ちゃんが早起きだったので、モーニングルーティーンのキスを手早く済ませると、カイザーさんは朝食の用意を再開し、甲児くんはこたつで瑠璃ちゃんの相手をする

カイザーさんがお味噌汁を温め直している間、腹ペコの甲児くんはみかんでも食べて待っていようと机の上に手を伸ばすけど、横から瑠璃ちゃんに掻っ攫われた

しかし単に横取りされたのではなく、「るぅがぱぱのおみかんむいたげる!」とのことで、膝の上の娘を後ろから抱き締めて感謝の頬ずりをする甲児くん

小さな手が、よいしょよいしょとみかんの皮をむき、大まかに白い筋を取っていく様を幸せな心地で眺めているうちに、瑠璃ちゃんから「できたよー、あーんして」と声がかかる

皮をむいてくれるだけじゃなく食べさせてもくれるのか…と感動した甲児くんは、素直にあーんと大口を開け、みかんを放り込んでもらう

弛み切った笑顔で「瑠璃に食べさせてもらうみかんは世界一美味いなぁ」と感想を伝えると、パァッと顔を輝かせた瑠璃ちゃんが「ほんと?ままがあーんってするおみかんよりおいしい?」と尋ねてきた

今まさに飲み込もうとしていたみかんが喉に詰まりかけ、ゲホゲホと咽た甲児くんは、どうにか「ま、ママのみかんと同じくらい美味いぜ」と答えるも、「えーせかいいちっていったのにー。るぅとままとだったら、どっちのおみかんがおいしいの?ちゃんとこたえてー」と、瑠璃ちゃんは納得してくれない

心底愛する妻と娘に優劣なんてつけられない甲児くんの葛藤なんて知らんぷりで、中途半端な返答に不満気な瑠璃ちゃんは、見かねたカイザーさんの「今日のお昼ごはんは、るぅちゃんの好きなグラタン作るね」の助け舟に食いつくまで、甲児くんのほっぺを左右に引っ張り続けていた

 

 

 

ambience③

セレネア、リースフラウエンド~攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

ヒロイン三人×二パターンの、計六種類のエンディングを見て、攻略完了ですわ!

 

そう来たか…!って感じのセレネアエンドは、思わず膝を打ってしまわずにはいられない珠玉の出来だったと思いますわ

これは文句のつけようもないハッピーエンドですわよ

リアナさまのエンディングで描かれていた夫婦生活とは異なるようでしたが、そもそも世界線が分岐したのだと思えば、大した矛盾にはなり得ませんわ

 

王族に生まれた以上は、他国の王子との婚姻はセレネアさまが果たすべきノブレスオブリージュだったのかもしれませんが、だからといってそこに悲しみや苦しみを感じてはならない道理はございませんわ

肉体的な苦痛も、精神的な苦痛も、どちらがどうという類の話ではございませんのよね

その日の食べ物にも困るような暮らしとは無縁でも、尊厳を削り取られるような日々と、そう易々と比べられるようなものではないでしょう

わたくし自身、浅はかな物の見方を反省させられることしきりでしたわ

 

 

そしてリースフラウさまの不器用ないじらしさと言ったら…もう、もう…!

語彙力が崩壊するレベルですわ、脳みそがプリンみたいに蕩けちゃいますわ!

 

元地主の一族に生まれたとはいえ、王族ほどのしがらみとは無縁だと思われていたリースフラウさまですが、リアナさまやセレネアさまと同等のお辛い境遇を味わっていらっしゃったとは…

不幸を他人と比較するほど無益なことはございませんが、しかし、これはあまりにも惨いですわ…

 

リアナさま、セレネアさまとは違って、「幸せを手にしたその後」ではなく「これから幸せを手にする二人」と描いたハッピーエンドは、じんわり優しい余韻を残してくれて、最後に攻略してよかったと思わせてくださいましたわ

いえね、そのお二人のエンディングにも不満は一切ございませんのよ

むしろ三人とも素晴らしいシナリオでしたわ、今もわたくしの胸の内では万雷の拍手が鳴り止みませんわ

でも、一番のお気に入りはと問われたなら、リースフラウさまのエンディングを挙げさせていただきたいですわね

 

 

 

さて、ここからは総評ですわ

 

「ambience」というタイトルが意味するもの…それを正確に掴み取れているかどうか自信はないのですが、この作品が「至高の雰囲気ゲー」であることに間違いはないと思うのですわ

雰囲気ゲーって、あまりいい評価として使われることのない言葉ですわよね

雰囲気はいいんだけど中身がついてこれていない…とか、それっぽい雰囲気でスカスカの内容を誤魔化している…とか、まあそんなところが大半じゃないかと思いますわ

この「ambience」も、決して描写が十分とは言えませんの

主人公の事情に関しても、ヒロインの事情に関しても、必要最低限のものだけ文章にして、後はその場の雰囲気や空気から察しなければならない…そういった作風ですわ

でも、多くをプレイヤーに委ねてくださっているからこそ、余計な雑音が徹底的に排除され、この気怠く甘く腐乱した館の空気に全身全霊で浸れるというものなのですわ

考えるな、感じろ…まさに雰囲気ゲーの極致ですわね

一から百まで説明されなければ気が済まないようなお方にはオススメできませんが、物語の余白部分を独自に解釈したい方なら、一ヶ月は後を引く作品じゃないかと思いますわ!

 

この感じ、どこかで覚えが…と思ったら、「days innocent」と同じスタッフさまが作られておりますのね

テキスト、グラフィック、音楽…どれを取ってもあまりにもドストライクなものですから、他の作品も調べてポチっちゃいましたわ

というか、同人ゲーでしたの…!?

ひえぇ…ハイレベルですわぁ…

 

ご覧いただいたらおわかりになる通り、絵は大変美麗ですわ

いわゆるエロゲエロゲした絵柄ではございませんが、こってりした色の塗りがヒロインの肉質と相まって、退廃的な極上のエロスを醸し出しておりますわ

なんとなく「白詰草話」の頃の大槍さまの絵を思い出しますわね

あちらは水彩っぽいのですけど

 

エッチシーンはそれぞれに12回、用意されていますわ

全体的なボリュームに対して数こそ多いものの、正直抜けるかどうかと聞かれれば、いかんともしがたいところはありますが…

ただし、エロいかエロくないかで言えば、わたくしはむちゃくちゃエロいと感じましたわ

文体が好みなのと、絵柄という視覚的なインパクトの相乗効果なんでしょうが…

ここまでエッチで倒錯的ですと、オカズにするのがもったいないですわ

 

叙情的なBGMの数々も秀逸なのですが、古いゲームなので(対応OSはWindows95と98ですの)再生機能が安定していなかったのか、途中で途切れちゃうのがもったいなかったですわ

それとも、昔のゲームってループしないのが普通なのかしら…??

 

目当てのヒロインのお尻を追いかけ回しているだけでは、なかなかゲームが進みそうにないという点では、攻略難易度は中の下くらいでしょうか

試してはいませんが、リアナさまとセレネアさまの滞在期間が一ヶ月ほどというお話がありましたから、制限時間が設けられているのかもしれませんわね

一本のシナリオが用意されているというよりも、ヒロイン各自とのフラグメントを回収しながら読み進めていくというシステムですから、欲張って同時攻略しようとするよりも、一人一人と真摯に向き合うことをオススメいたしますわ

 

 

 

お次はスワンマニアさまの「俺の手でイけ~痴漢の日々~」をプレイ中ですわ!

まーたスワンさまがトンチキなゲームをお作りになっていますわねぇ~!?

攻略順は

彩さま→弘美さま→緑子さま

の予定ですわ