お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

きっとね、カラカラ落ちて きっとね、空から見てる

兜一家の仲良し365日

1/29『依存先』

 

甲児くんにとって、スマホは家族や友人たちとの通信手段に過ぎない

だから、もっぱら使うのはLINEやらメールやら電話機能のみであり、他人のSNSを巡回することもなければ、動画サイトに時間が吸われるということもない

他人の人生を覗き見するよりも、すぐ傍にいる大切で大好きな人に時間を割く方が、その何十倍も何百倍も有益だと知っているからだ

今日もスマホを机の上にほったらかしにし、晩酌に付き合ってくれているカイザーさんの横顔をじーっと見つめている

ちょっとでも美味しく感じられるようにと、缶ビールをわざわざグラスに移し替えてくれていたカイザーさんは、甲児くんの視線に気付くと「どうかした?あ、もしかして、わたしの顔に何かついてるかな?」と、ペタペタおでこやほっぺを触る

その仕草がかわいくて、おかしくて、自然と口角が上がっていくのを感じながら、「んー、ついてはないけど、書いてはあるな」と返したなら、俄かに慌て出したカイザーさん、「え、ええ~?知らない間に、瑠璃ちゃんに落書きでもされたのかな」と鏡を見に行こうとするので、その手を優しく掴んで引き留め、ネタバラシ

「今すぐ俺とイチャイチャしたいって、顔中に書いてあるぜ」と囁きかけると、瞬間湯沸かし器のように顔を瞬時に真っ赤にしたカイザーさんが、しどろもどろしながらも「あ…えと…うん…それならたぶん、毎日油性ペンでくっきり書いてる…と思う…」と小声で言う

お腹の子に配慮してそっと押し倒すと、後で生殺しに悩むのは自分たちだとわかっていながら存分にキスを堪能する夫婦は、スマホなんかよりももっと厄介な依存先を見つけちゃってるな…と自覚しつつも、抜け出す必要性をとんと感じられずに、もっともっと溺れようとするのだった

…そのせいで、喉が渇いたので熱いお茶でも淹れようと自室から降りてきたシローくんは、しばらく廊下で足止めを食らったのだった

 

 

 

静寂は闇の調べ③

一草エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

あら~生きていらっしゃいましたのね~!

 

 

勝手に亡き者にしようとして、誠に申し訳ございませんでしたわ~!

 

 

そして尚一朗兄さまも、誰だかよくわからない胡散くさいお医者の先生に言われたことを疑ってかかっている、善良そうなお兄さまでしたわ~!

勝手に事件の黒幕に仕立て上げようとして、誠に申し訳ございませんでしたわ~!

 

わたくし、やっぱり探偵の素質は小指の爪ほどもございませんわ…

今後は何かしらの推理を行ったとしても、そっと胸に秘めながら、物語を楽しませていただきますわ…

 

というわけで、一草さまのルートで判明しましたことを書き出しますわね

 

・主人公の双子の兄である尚一朗さまは、不治の病とされている業病に侵されており、そのことで精神を病んだ双子の実の母親は自殺してしまった

・出入りのお医者さまである高遠さまという方が、双子の兄弟がいれば尚一朗さまは助かるかもしれないという情報を、どなたか(善造パパさま?)に流した

・どうやら主人公は、遺産の話ではなく、そちらの要件で館に呼び出された

 

ということなのですが…

具体的に、主人公の何をどうすれば尚一朗さまが助かるのかという部分については一切語られなかったため、命を狙われるような事態とイコールで結びつきませんわ…

たぶんろくでもない方法を高遠さまとやらは思いついたのでしょうが、それって代替部品となるであろう主人公は死んでてもいいんですの??

むしろ死んでる方がいいんですの??

…でも、それなら主人公を館から追い出そうと脅迫してきたお方は、主人公を助けようとしていたということなのかしら…??

何に使われるのかはわかりませんけど、何らかの目的があって誘き出した主人公を、むざむざ帰宅させる理由はございませんものね…

しかし、そうなるとテグストラップや鉢植えアタックといった、ともすれば命を奪いかねない攻撃との間に矛盾を感じますわ…

もしかして、脅迫してきた犯人と攻撃を仕掛けてきた犯人とは、別人なんですの??

 

一草さまを始めとする館の住人たちも、どこまで事件に関与していたのかはっきりわかりませんでしたわ…

静枝さまは…たぶん完全に何もかもわかっている側ですわよね…

眞穂さまと志穂さまの関係性はどうなのかしら…

恐らく依子さまと倫香さまはシロ…

そして一草さまは…??

「兄さまを狙っているのは兄さまに一番近い人」発言から、てっきり尚一朗さまの事情も含めた何もかもを承知の上かと思ったのですけど、隔離部屋で尚一朗さまと会った時の反応を見る限り、どうも普段から尚一朗さまと接触していたわけでもなさそうですし、病気の進行具合も把握してなかったようですわよね

むむむ…上記の「一番近い人」発言は尚一朗さまのことを指しているようでいて、実は善造パパさまのことを指しているのでしょうか…??

うぅーん…わかりませんわぁ…

 

二周目以降は、こちらのルートで手に入れた情報を踏まえた上で、推理を続けていくことになるんですのね!

いったい誰が主人公の命を狙っているのか、高遠さまとやらは何者なのか

誰を信じられるのか、誰を警戒すればいいのか

レッツ推理ですわ~!

 

 

なお、めちゃくちゃ復讐鬼となりそうな捨て台詞を吐いていらっしゃった志穂さまは、第二の惨劇を予感させながらフェードアウトしていきましたわ

大変おハーブですわ

 

 

そして主人公は、最後の最後までお排泄物を上塗りするような勢いで株を下げ続けましたわ

まさかそんなくだらない理由で、一草さまを傷つけるとわかっていながら館から連れ出せなかったんじゃないでしょうねぇ…??

こいつヘタレですわ、弱い虫ですわ!