お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

かろうじて生きているのに、お前は おしゃれに気取った顔しかしない

兜一家の仲良し365日

2/4『ホットココア』

 

寝つきも良くて、どんなところでも眠れる瑠璃ちゃんのお昼寝場所は、主にカイザーさんの仕事場でもあるリビング

瑠璃ちゃんが寝ている様子をチェックしながら、家計簿をつけたりブログを更新したりできるので、ちょうどいいのだ

冬場は寒くないように、毛布にプラスしてストーブもつけている

虎徹と大我もストーブの前で長ーく伸びていた

書き終えた記事の内容を読み返し、誤字脱字がないか確認していると、かわいいくしゃみと共に瑠璃ちゃんが目を覚ました

「おはよう、るぅちゃん。…寒かった?」と尋ねると「んーん」と首を横に振りながらも、もう一度くしゃみ

耳だけこちらに向けているものの、だらしなく伸びたままの虎徹と大我を驚かせてしまわないように、そーっと立ち上がりつつ「それじゃ、おやつにしよっか」とキッチンに向かう

ブログ執筆前に作っておいたシュークリームを冷蔵庫から取り出して…「あれも作る?」と振り向くと、「つくるー!」と瑠璃ちゃんが小さくジャンプする

戸棚から取り出してきたのは、瑠璃ちゃん用の小さなマグカップ

それからココアの粉も用意して、はい、と瑠璃ちゃんにスプーンを渡した

ここ最近の瑠璃ちゃんのお気に入りは、甘~いホットココア

「どのくらい入れるか覚えてるかな?」との質問に、瑠璃ちゃんはスプーン一杯分の粉を掬って入れる

正解、と頭を撫でると、嬉しそうに胸を反らした

「ママの分も作ろうかな」と、自分のマグカップを前にしたカイザーさんは少し考えて…

「ねぇ、るぅちゃん。ママのマグカップにも、ココア入れてくれる?」と差し出した

瑠璃ちゃんは同じようにスプーン一杯分の粉を入れた後、しばし自分のカップとカイザーさんのカップとを見比べ、もう一杯追加した

「も~るぅちゃんは賢いな~天才だよ~」と、むぎゅっと抱っこしてほっぺすりすり攻撃をお見舞いすると、瑠璃ちゃんはきゃあきゃあ笑って喜んだ

…その頃、甲児くんも既婚者の同僚とコーヒーブレイク

給湯室には無料で飲めるコーヒーサーバーが置かれているけど、甲児くんは自販機でホットココアを買った

「甘党だったっけ?」という問いには首を横に振りつつ、「最近、嫁と娘がよく飲んでてさー、一緒にいる気になれるだろ」と、子持ちトークで盛り上がった

 

 

 

静寂は闇の調べ⑦

志穂、トゥルーエンド~攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

遺産相続という甘い罠で誘き出された主人公を襲う、何者かの陰謀!

館を包む静寂を切り裂く鋭い悲鳴は、何を示すというのか…

インモラルでもなければサスペンス風味も薄く、二時間ドラマの方がもっと内容がギュギュっと詰まっていると言わざるを得ない「静寂は闇の調べ」を、コンプリートいたしましたわ!

 

まずは志穂さまのルートについてですわね

 

 

こちらが小さな身体で自らの居場所を求めて頑張っていらっしゃった、有村 志穂さまですわ

眞穂さまとは双子の関係で、眞穂さまが姉、志穂さまが妹ですの

彼女もまた双子は凶兆とされた時代の被害者で、辛い思いをしてきたようですわ

その過去から、尚一朗さまの孤独に誰よりも寄り添い、やがて二人の閉じた関係性に依存するようになりますわ…

志穂さまには眞穂さまがいらっしゃったのですから、完全に一人ぼっちというわけではなかったと思うですが…尚一朗さまに対する後ろめたさから、眞穂さまへの気持ちを無意識のうちに遮断していたとするなら、悲しい話ですわね

 

そんな志穂さまのルートは、双子の姉である眞穂さまのルートがそれなりに希望を持てるエンディングだったので、同時に解禁された志穂さまのシナリオにも期待していたのですが…

尚一朗さまの死後、遺体から離れようとしない志穂さまに数日かけて何とも実りのない説得を重ねた挙句、最後は食事に眠気を誘発する風邪薬を混ぜて食べさせ、寝ている間に遺体を警察に引き渡すという、何だかなー、な内容でしたわ…

主人公は同じことばかり繰り返してましたけど、本気で志穂さまを説得しようと思うなら、彼女の根っこにある尚一朗さまへの執着をどうにかすることを、まず第一に考えなきゃいけなかったのではないかと思いましたわ

どうして志穂さまが頑ななまでに尚一朗さまの傍を離れようとしないのか、その原因を探ろうともせず、馬鹿の一つ覚えみたいに「兄貴はもう死んだんだ」を繰り返す主人公は、うんざりさせられましたわ…

 

そしてトゥルーエンドですが…

不自然すぎるシチュエーションを除けば、まあ…一応は締め括りっぽい内容ではありましたわね

できることなら、あのプロローグから始まる本編も見てみたかったとは思いますが…

いい加減、飽きていたというのも本音ですので、サクッとハッピーエンドっぽいCGだけお見せいただいて〆、というのも悪くはありませんでしたわ

…しかし、まさかラストも有村姉妹で終わるとは…

てっきり一草さまがメインヒロインの座に返り咲くと思っていたのですが、どうやら彼女は主人公と尚一朗さまとの関係を仄めかすのが主な役割だったようですわね

 

 

 

ここからは総評ですわ

 

うーーーーーん…

クリエイターの真似事をして自己満足に浸っているクソ雑魚文字書きお嬢さまとしては、たとえどのようなクソシナリオであったとしても、最後まで投げ出さずに書き終えただけで尊敬に値はするのですが…

それはそれとして、一消費者としての感想を言わせていただけるのなら、やはり駄作認定せざるを得ませんわ…

突き詰めれば、エロゲーですもの、かわいらしい女の子とエッチなことができればそれでよし、と言えなくもありませんわ

そういう観点からなら、確かにエロゲーとしての体裁は整っているという他ないのですが…

どのような映画でも予告編を見る限りでは面白そうに思えるのと同じで、どのようなエロゲーでもパッケージを見る限りでは面白そうに見えるものなのですわ!

そこでハードルが上がれば上がるほど、実際にお出しされたものとの落差がナイアガラになるとは思いませんこと!?

この作品も、要素だけを抜き出してみたり(館モノ、戦争、(自称)インモラル、サスペンスetc)、OPムービーの段階では面白そうな雰囲気がプンプンしていたのですわ

でも蓋を開けてみればちゃんと機能していたのは館ぐらいで、後は何もかも「それっぽさ」のレベルでしたわ~!

OPでキャラ紹介の際に書かれていたヒロインたちの台詞らしきものが、その「面白そう!」という感覚に一役も二役も買っていたのに、実際に作中では全然使われてなかったのはどういうことなのかと小一時間問い詰めたいですわ…

 

攻略ヒロインが6人もいらっしゃる割には、どなたのルートでも基本的にやってることは変わらないわ、ヒロインと恋に落ちる流れもおざなりだわで、ぶっちゃけ水増し感が強いですわね

一草さま、有村姉妹、トゥルーの三本のシナリオを軸に、他のヒロインの見せ場(そんなものなかったように思いますが)や濡れ場を組み込んでいって、その分、一本のシナリオのボリュームを増やした方がよかったのではないかと思いますわ

眞穂さま志穂さまも分ける必要はございませんわね、姉妹エンドでいいですわ

そしてトゥルーエンドにはもっと肉付けして、高遠さまとの決着やら善造さまとの和解やらまできちんと描き切り、ラストは治療のために外国へ飛び立つ尚一朗さまのシーンでいいのですわ

そういうベタさが、王道という評価に繋がるのですわ

 

某所の感想で、主人公がヒロインと恋仲になる過程を「電波を受信している」と書かれていたのは、素直におハーブですわ

まあ…そうとしか思えませんわよね…

急に依子さまと未来を探したいとか言ってみたり、倫香さまに往来でいきなりキスしてみたり、静枝さまを野獣のように蹂躙した後で好きなんだと気付いてみたり…

別にエッチなことさえできれば、恋愛感情の有無までは問いませんことよ…??

(それだと主人公が最低最悪のクソ野郎になりますけども)

 

一応、自分なりに謎だった部分を考察した結果としましては…

・手紙以外の脅迫を行った者→まったくの不明ですわ、まさか本当に静枝さまが…??

・静枝さまのルートで示唆された、志穂さまの協力者→可能性があるとすれば、倫香さまのルートで出てきた雇われ者のごろつき系ではないかと…

 一応は館の関係者である志穂さまがいらっしゃれば、セコムや防犯カメラのない時代ですもの、いくらでもこそこそと出入りできるはずですわ

・高遠さまの真意→トゥルーエンドで尚一朗さまが語っていたことが本当でしたら、善意で言い出したことと取れなくもないのですが…

 いやでも、心掛けこそ立派ですけども、その考え方を他者に押し付けるのはやはりおかしいですわ

 個人的な事情がきっかけなら、なおさらですわ

・主人公が館に居座り続けた理由→知らんですわ、全てのルートを終えてもなお「とっとと帰れ」以外の感想が浮かびませんわ

 きちんと法的な手続きを経て相続放棄をしないと人生が詰むレベルの借金があるというのならともかく、そうじゃないなら何を言ってきても知らんぷりするという選択肢だってあったのじゃないかと思いますわ

 命の危険に晒されてまで、あの館に拘り続ける理由はないと思いますの

 この辺と、主人公の過去の記憶に関する辺りは、もっと練り込んでほしかったですわね

 

立ち絵やCGは悪くありませんわ

立ち絵の衣装バリエーションが普段着、寝間着or私服の最低二種類を用意されていたのも、見た目の華やかさに寄与していましたわね

でも、主人公のデザインだけは最後まで好きになれませんでしたわ

海軍兵学校卒というのなら、もうちょい男らしさを前面に出していただきたかったですわね

 

パートボイスならぬパートBGMという斬新すぎて「良い子の諸君!」を思い出しそうな仕様は、一体どこから湧いてきたんですの~??

「バグ…??仕様…??」としばらく混乱しましたわよ

修正パッチはOPムービーのものしかございませんから、定期的に無音の空間が生み出されるのは、予定通りだったのでしょうね…??

BGM自体は可もなく不可もなく…といったところでしょうか

曲名を四文字の漢字で統一されていたのはいいのですが、一部曲調と曲名が合ってないようなものも見受けられましたわ

 

エッチシーンは一草さまが4、依子さまと倫香さまが2、静枝さま、眞穂さま、志穂さまが1ですわ

数だけ見れば、一草さまが頭一つ抜きん出ているのに、まさかオチを双子の姉妹に持っていかれるとは…ねぇ??

内容自体はそれなりでしたが、やはり主人公とヒロインの関係性に萌えられなかったせいで、没入感はありませんでしたわ

ただただ致しているところを傍観しているだけというか…

依子さまが「眼鏡」「家庭教師」「おっとり系の美人」とこれだけ有力な属性が三拍子揃っているのに、not巨乳だったのは意外なギャップでちょっと好きでしたわ

それだけですの

 

システムはほしいものが一通り揃っていた印象ですわね

個人的に表示速度の変更や、スキップボタンの有効化等、目に見える形でテキストの既読/未読判定をしていただけるのは、非常にありがたいですわ

つまり丁寧な作品作りができるメーカーさまだということなんでしょうけど…肝心の中身がどうしてこうなった、ですわ…

一つだけ難点を挙げさせていただきますと、スキップ時の既読/未読判定がワンセンテンスごとではなく一塊のブロック単位だったため、選択肢による差分の回収時に同じテキストを繰り返し読まされることが多かったこと…でしょうか

 

ちょっとお調べしましたところ、複数のブランドを並行して展開されていたメーカーさまの、全ブランドをひっくるめての最後の作品だったようですわ

その辺の事情を加味すれば、製作時間が満足に取れなかったのか…複数人いらっしゃるライターさまの間で連携がうまくいかなかったのか…などなど、思うところがなくもないのですが、やはりプロである以上、お出しされたものが全てだと思うのですわ

厳しい意見だという自覚はありますけども、こればかりは譲れませんわね

 

正直、絵が気に入ったとしても、同じ絵師さまの別ゲーを探すことをお勧めしたくなる、そんな作品でしたわ

 

 

 

お次はPOISONさまの「姉姉W催眠2~巨乳女上司痴漢、巨乳人妻寝取り、鬼畜中出しで孕ませてやる!~」をプレイ中ですわ!

「姉姉W催眠DX」に先駆けてのプレイですの

あれこれ記事にしてきた無印の方も、ちょっと光明が見えてきましたので、そちらも後でプレイできるといいですわね~