お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

どんな言葉だってただ伝えたいんです 今言わなきゃ後悔するから

兜一家の仲良し365日

3/5『仔猫』

 

瑠璃ちゃんと一緒に夕方の教育番組を見ていたZは、買い物中のはずのカイザーさんからかかってきた電話の第一声、『どうしよう、お兄ちゃん…仔猫拾った…』に、度肝を抜かれた

でも不思議なもので、自分よりもテンパっている相手を前にすると妙に気持ちが落ち着き、とにかく一度帰ってこいと伝えると、クエスチョンマークを浮かべた瑠璃ちゃんにはテレビを見ているように言い、バタバタと出掛ける準備をする

だいぶ混乱しながらも、言いつけ通りすぐさま帰宅したカイザーさんの腕には、食材や日用品の入ったエコバッグとは別に、一抱えの段ボール箱が

恐る恐る中を見てみると、とてもじゃないけど仔猫とは呼べない、生まれたばかりの赤ちゃん猫が四匹、ブランケットに包まれてもぞもぞしている

拾った経緯は、こうだ

買い物を終えたカイザーさんが帰ろうとしていたところ、ふと視界の端にスーパーの裏手に何やら蠢く影を捉えた

店員さんがお仕事してるのかな、と何気なくそちらを見やれば、コート姿の女性が慌ただしく立ち去るところだった

店員さんじゃないんだ…と少し気になり、今まで女性がいたと思われる裏口らしきところを何となく窺ってみると、段差の手前に段ボール箱が置かれていた

不審物だったらいけないな、と店員に報告する前に、一応中を確かめてみたら…ということらしい

「とにかく、ワイはこいつらを病院に連れて行ってくる!お前は瑠璃ちゃんとここで待っとれ!」と、いつも虎徹と大我がお世話になっている病院まで、段ボールごと飛び出していくZ

カイザーさんは突然のことに、どうしよう、どうしたらいいの、と慌てるばかりで思考がまとまらず、訳もなく玄関をうろうろしていたけれど、事情がわからないなりにどうも一大事らしいと察した瑠璃ちゃんに足にしがみつかれ、「まま、だいじょーぶだよ。るぅがついてるよ」と励まされ、急激に混乱状態から復帰すると仔猫の世話の仕方やら必要なものやらをネットで調べることにした

合間に家族用のグループLINEにも報告を挙げていたため、部活と残業をそれぞれ切り上げてきたシローくんと甲児くんも、飛んで帰ってきた

二人とも、手のひらサイズの小さな赤ちゃん猫を見て「うわ~…小せぇな~…」「へその緒ついてる…」と、感嘆の声を上げている

「にゃーにゃー!?」と最初はテンションが上がっていた瑠璃ちゃんも、まだ見知った猫の形にはなっていない赤ちゃん猫に、「にゃーにゃー…?」と首を傾げている

獣医さんと話してきたZいわく、どこも怪我などはしておらず、感染症などにもかかっていない様子であるのとことだったが、だからといってお世話の気は抜けない

「ひとまず今夜はわたしとお兄ちゃんが徹夜でこの子たちを見てるから、甲児くんとシローくんは瑠璃ちゃんと、虎徹くんに大我くんをお願いね」と、獣医さんが書いてくれたお世話のコツのメモを見ながら言うカイザーさんとZに、甲児くんとシローくんは何やら異変を察知し部屋の片隅で固まっている虎徹と大我をチラッと見ると、「任せとけ!」「任せといて!」と声を揃えたのだった

 

 

 

FUTA・ANE③

~第一章・7/29

 

※ネタバレあり

 

 

 

ようやくプロローグが終わりましたわ…長かったですわ…

OPムービーが流れた瞬間、安堵したのはきっとわたくしだけじゃないはずですわ…

 

ですが、序章が終わったということは、本編が始まったということですわ!

ここから双子のお姉さまに同級生、元人妻とのひたすら甘くてちょっぴりほろ苦いラブストーリーが展開されるということなのですわ!

ここはエロゲーマーらしく、褌ならぬ、紐パンの紐を締め直しますわよ~!

 

というわけで、まずはただのクラスメイトではなく、親友クラスに仲の良い女の子、若葉さまから攻略いたしますわ

 

 

くぅ~…いじらしいですわ~…!

けれども、一方ではこうして理解のある(そして、男目線ではやや都合よくもある)片想いヒロインではありながら、他方では主人公と同居している実の姉たちの前で堂々と交際宣言をしたのみならず、濃厚なベロチューまでして牽制してみせる強かさも併せ持っているのですわ

二面性というなかれ、それが乙女心が複雑だと言われる所以なのですわ

強がってみせても、本当はきっと不安なんですのよ…

若葉さまは元から主人公に女っ気がない原因を、双子の美人姉妹にあると見抜いていた節がありますものね

普通なら、血の繋がった姉弟同士でそんな馬鹿な…となりそうなところを、ピンポイントで看破するとは…いやはや、女の勘は未来永劫ミステリーですわ…

 

それまで恋愛対象としては考えていなかった女の子を、告白を機に異性として急激に意識し始めるというのは、わたくしとしては非常にアリですわ

何かのきっかけがあれば、ある日突然ものの見方が変わることなんていくらでもありますわ

ましてや主人公は、若葉さまを恋人候補としては見ていなくとも、その立派なお胸や魅惑的なボディラインに異性としての魅力を感じてはいらっしゃった(それも男としては仕方のないことですわ)のですから、当然の成り行きというやつですわよ

後は、春奈さまが仰るように、同情と愛情を履き違えないこと…ですが

始まりがどうであれ、ゴール地点に男女間の愛があるなら、それは紛れもないハッピーエンドだと思いますわ

 

それにしても…エッチシーンまで長いですわ~!

イチャイチャ甘々ラブエロ描写が見たくて始めたゲームなのですから、早くあんなムフフなことやこんなムフフなことがしたいですわ~!

「あねいもEE」と同じ構成でしたら、結ばれてからは怒涛のエッチシーンが続くはずなのですわ

そこまでは各ヒロインとの間に愛を温めつつ、イチャラブの純度を高めることに集中しますわ…!

一応、合間でブラチラやパンチラ、ラッキースケベなどの微エロなアクシデントは用意されていますが、ぶっちゃけ生殺し感が増すだけですわ…!

 

 

この主人公、どうも微妙にポイントを外したモノの考え方をされているようですが…

この些細なすれ違いが積もり積もって、ろくでもない事態に発展しないよう、ハラハラしながら見守りますわ!

やはり同性だけあって、美琴さまの方が若葉さまの気持ちをよーくわかっていらっしゃいますわね~

 

 

美琴さまと春奈さまは、お互いが弟をどう想っているのか、はっきりわかっていらっしゃるのかしら…

どうも春奈さまは美琴さまの本心を把握している感がありますけど、美琴さまはどうなんでしょう

双子ゆえのシンクロニシティ…と言われても、信じられますけどね

しかし、お互い口にはしないけれど相手の心の奥底がわかっているとして、主人公が若葉さまなり、あやめさまなりとくっついて家を出て行ったとしたら、残されたお二人はどうするのでしょうか

この家で二人きりの暮らしを続けるのでしょうか…それぞれに失恋の痛みを引きずって…

いずれは傷の舐め合いが始まりそうな…それはわたくしの予感なのか、願望なのか…

インモラルですわ~!

ですが、ぬくもりを求めたいと双方ともに願いながら、家族、双子、姉妹という壁を越えられずに痛む心を隠して気丈に振る舞い続ける二人というのも、それはそれで萌えますわ~!