兜一家の仲良し365日
3/8『成長』
甲児くんが一階と二階のトイレ掃除が終わったことを報告しに行くと、リビングで虎徹と大我に遠巻きに見守られながら仔猫たちのお世話をしていたカイザーさんが、「ありがとう~とっても助かるよ。それじゃ、わたしは洗濯物を干してくるから、瑠璃ちゃんと一緒にこの子たちを見ててもらえるかな」と頼んできたので、洗濯物ぐらい自分が干すと主張してみたものの、「いいよいいよ、お掃除大変だったでしょ?ゆっくり休んでて。この子たちも全員おトイレまで済ませてるから、見ててくれるだけでいいからね」と、入れ替わるように行ってしまった
今日は日曜日
夕方にはZが修行先の喫茶店から帰ってくるので、そうしたら夫婦の時間が始まる
小粒な居候が増えてからというもの、しばらく二人きりでのデートはお預けだと覚悟していたものの、仔猫たちの体調が今のところは安定していることもあって、兄から直々に「妹の息抜きに付き合ったってくれや」と言われると、首を横には振れなかった
カイザーさんも、やや後ろ髪を引かれてはいるようだけど、デートは行きたいらしい
まあでも、緊急時には飛んで帰ってこなきゃいけないわけだし、ラブホはやめとくかな…と考え事をしている甲児くんの袖を、瑠璃ちゃんがちょいちょいと引っ張って「ぱぱ、るぅ、じゅーすのみたい」とかわいくおねだりしてきた
確か、リンゴジュースがあったはず…と冷蔵庫を開けてみると、予想通り、飲みかけのパックがあった
「こぼさないようにな」と声を掛けてコップを手渡したが、量が多かったのか、飲もうと傾けた弾みに零れてしまった
「あちゃ~…」「ごめんなさぁい…」「いや、ちと入れすぎたか…ごめんよ、瑠璃。着替えような」と、小走りで寝室にあるタンスから瑠璃ちゃんの服を出してくると、リビングに引き返す
濡れた服を脱がす前に、チラッと段ボールの中を覗くのも忘れない
仔猫たちはもぞもぞと寝返りを打ちながらも、すやすや眠っている
さて、着替えさせようとシャツの裾に手をかけると、瑠璃ちゃんが「ぱぱ、まって。るぅ、ひとりできがえるから、みてて」と言い出した
急にどうしたのかと不思議がる甲児くんに、瑠璃ちゃんはうんしょうんしょとシャツを脱ぎながら、「ままもぱぱも、にゃーにゃーのおせわでいそがしいからね、るぅ、じぶんのことはじぶんでするの」と宣言したではないか
まだまだ何もわからないからいろいろと手伝ってやらなければならない子どもだと思っていた娘が、いつの間にかこんなにも成長していて、甲児くんは感動で胸がいっぱいになったし、その話をデート中にカイザーさんにすると、感極まったカイザーさんは泣き出してしまうのだった
FUTA・ANE⑤
~第一章・8/3
※ネタバレあり
あああ~~~もう~~~!
異様な眠気に襲われて、全然思うように進みませんでしたわ~!
これも花粉のせいなんですの、それとも何でもかんでも妖怪もとい花粉のせいにし過ぎているだけでわたくしの怠慢が招いた結果ですの???
最近、しみじみと自分の年齢について考える機会が増えてまいりまして、このままのペースでエロゲーを崩していたら、死ぬまでに一体何本のエロゲーがプレイできるのかしら…なんて考えては暗澹とした気持ちになるのですわ…
目標である年間100本クリアも程遠い現状ですので、本来なら一分一秒も無駄にしてはならない…はずですのに、どうしてわたくしの右手は意思に反してYouTubeのショート動画なんかを見ちゃってますの~!?
一日に三回は連邦に反省を促すダンスの動画を見ないと落ち着かない身体になってる場合じゃございませんわ!
鳴らない言葉をもう一度描いてる場合じゃございませんことよ!
…さておき
ようやく若葉さまと初エッチまでこぎつけましたわ~!
長かったですわ~!
でも、これでようやく度重なるベロチューにより異様な盛り上がり(物理的ではございませんわ!)を見せ続けていたお嬢さま方の股間事情も解消されるのですわね!
と、意気揚々と下着を脱ぐお嬢さま方を妄想しておりましたら…
まさかの未遂に終わりましたわ~!!!
な、何ということですの~!!!
いざ合体、というところで急に美琴さまと春奈さまの顔を思い浮かべてしまった主人公は、自信の若葉さまへの想いを一気に揺らがせてしまい、結果としておち×ちんがしおしおになってしまわれたのですわ…
が…が…
ガッデムですわ~!!!


んもぉ~バカバカバカ、このおバカ!
こんなに健気でかわいらしい若葉さまを傷つけるなんて、一体何考えてますの!
処刑方法は逆さはりつけキンタマちぎりの刑でも生温いぐらいですわ!
でも、そもそものうったてからして怪しいところがあるんですのよね…
主人公が若葉さまとの「お試しの交際」に同意した大本の理由って、心の奥底でずっと燻り続けているふたあねへの恋心へケリをつけるためなのですわ
それってつまり、姉への未練を断ち切るために、若葉さまの恋心を利用するってことでしょう??
そんなんでうまくいくのか…って懸念は、ずっと付きまとうと思うのですわ

主人公が誠意をもって若葉さまと向き合う気があるのなら、若葉さまを知る努力をする必要はあっても、好きになる努力をする必要はないと思うのですわ
誰かを好きになるって、そんな強迫観念めいたものではないはずですもの
もっと深く知っていった上で好きになるなら、それは自然なものでしょうけど、努力した上で好きになるなんて、絶対にどこかで帳尻合わせをしなきゃいけない日が来てしまいますわ
元々がそういう危うさのあるお二人ですから…このままではビターエンドまっしぐらなのではないかと、戦々恐々としておりますわ~!