兜一家の仲良し365日
4/8『家計簿』
静かな平日の昼下がりは、午後のおやつタイムのこと
小腹の空いたシローくんが何か自分にも分けてもらおうと階下へ降りてくると、一足先におやつを食べ終えた瑠璃ちゃんがお昼寝している傍らで、カイザーさんが何やら真剣なオーラを漂わせながら机に向き合っていた
話しかけてもいいものかどうか迷っているシローくんに気付いたカイザーさんは、「あれ、どうしたの?…あ、もしかして、おやつ?ちょっと待っててね、すぐ持ってくるから」と席を立った
礼を言いながらも、先ほどのカイザーさんの様子が気になるシローくんは、覗き見は良くないと思いつつも、机の上に開かれている大学ノートをチラ見する
カイザーさんのちょっぴり丸っこくて丁寧な字で埋め尽くされたそれは、家計簿だった
家計簿の見方なんてよくわからない…けど、あんなに真剣に書き込んでいたんだから、ひょっとしてうちの家計って苦しい??と気になり、ついついパラパラとめくってしまう
と、カフェオレとお手製のクッキーをお盆に乗せて、「お待たせ~」とカイザーさんが戻ってきた
一瞬ドキッとしたシローくんだけど、特に咎められるようなこともなく、「最近は家計簿アプリなんかもあるみたいだけど、手書きが落ち着くんだよねぇ。甲児くんのアナログ好きが伝染ったのかな」なんて笑いかけてくる
しばらくは雑談気味に数字の意味なんか聞いていたシローくんは、やっぱり気になって、「…俺も、バイトしようかな」と無意識のうちに呟いていた
「…そうなの?何かほしいものがあるなら、先に甲児くんに相談したら…」「そういうんじゃないけどさ。ほら、ゆきたちを全員まとめてうちで面倒見ることにしたんだろ?毎年のワクチンとか、健康診断とか…いろいろお金かかるんじゃないかって…。…俺、高校出たら就職しようかな…」
と言いかけたところで、カイザーさんにおでこをつん、とつつかれた
それから優しい声で「シローくんは何にも心配しなくていいんだよ。あんまり実感ないかもだけど、実は甲児くんってお給料たくさんもらってるんだから。頑張って、夢を叶えて…立派だよね、ほんと。それに、わたしがブログに載せてるレシピをまとめて本にしたいって言ってくれる出版社もあるんだし…だからね、シローくんは好きなだけ好きなことに打ち込んで、学べばいいんだよ。それが甲児くんの…シローくんのお兄ちゃんの願いでもあると思うから」と諭されると、漠然とした不安感が一気に薄れて、一口齧ったクッキーの甘さをより一層感じられるようになったシローくんだった
推し活の女神さまが、主人公補正を剥奪された甲児さまと不憫な泣き虫カイザーさまをぎゃあぎゃあと大騒ぎしながら見守る妄想の続きを書こうと思っていたのに、唐突な体調不良により先延ばしにせざるを得ない感じですわ…!
悔しいですわ…!
ですが、これでも社会人の端くれですから、体調管理も業務の一環ですのよ
欲望にかまけてシフトに穴をあけるなど、あってはならないことなのですわ~!
というわけで、これからサブスクでエヴァの続きでも見ながら、ゆっくりと身体を休めますわ~
ちなみに症状は喉の痛みですわ…
花粉なのか、はたまた別の理由なのか…県外への出張から帰ってきたところ、というタイミングなのが気になりますわね
帰りのJRは(田舎なのに)そこそこ混んでましたし、ウイルスでももらってなければいいのですけど…
でもまあ、熱はありませんし、節々の痛みやだるさもありませんので、きっと一晩休めば大丈夫ですわ!
病は気から、がモットーですわ!
…とまあ、これだけだと寂しいので、ちょっとした近況でも
創作絡みで、ふと思いついたネタを書き留めているネタ帳も、もう三冊目ですわ
いずれは内容を膨らませ、一本のお話としてまとめようと考えており、何かにつけてメモを残しているのですが…
とても面白そうなネタが思いついて書かねば…と思っていたのに、ちょうどその時に手元に筆記用具がなくて書けないまま、忘れてしまったネタを思い出せずにのた打ち回ってますわ~!
スマホのメモ機能を活用すればよかったと思い直して、ますます悔しさに震えてますわ~!
皆さまは…後悔することのなきよう、日々を精一杯生きてくださいましね…ガクッ