お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ああ、今日を以って小芝居を 終わらせていただきます

兜一家の仲良し365日

4/9『新生活』

 

甲児くんが備品室へ消耗品の補充に行こうと研究所の廊下を歩いていると、研修中らしき新人たちの一行と擦れ違った

生真面目そうな表情を真新しいスーツで飾った若者たちを眺めながら、もうそんな季節かぁ…と、ふと懐かしくなる

もちろん、甲児くんにだって新人だった時期はある…けど、この研究所とここで働いている人たちに関しては就職前から慣れ親しんでいたので、あんな風なフレッシュさがあったかどうかは疑問である

それよりも懐かしいのは、あの頃の自分とカイザーさんを取り巻いていた環境だ

恋人としてのお付き合いを始めたのは、まだ学生の時分だった

最初のうちこそプラトニックな関係で満足していたものの、やはり愛し合う者同士、徐々にステップアップしていくのも自然な流れだ

だけど研究所内には知った顔もいることだし、そもそも弟とは相部屋だしで、気兼ねなく二人きりで過ごしたい…そう思うと、ここを出ていくしかないという結論に至るのも早かった

それが自分たちのわがままからくる願望だということもわかっていたので、生活費や家賃なども含めて自分たちでどうにかできるようにと、高校卒業後は就職の道を選ぼうとしたのだけど、そのことを後見人の弓教授に相談すると「大学には行っておきなさい」と反対された

結局、就職するまでの間は祖父と両親が遺してくれたお金で諸費用を工面する形となり、就職してからは毎月ちょっとずつ給料から返済している

自分たちのお金なんだから好きに使っていい、とは言われたけど、何となくケジメをつけておかないと、という気になったのだ

そうして二人、支え合いながら生活していくうちに愛も深まり、プロポーズして、式を挙げて…そして子どもが産まれた

人生は選択の連続だけど、少なくともカイザーさんとの間の大事なことに関しては、後悔したことは一度もない甲児くん

新たな一歩を踏み出したばかりの彼らも、悔いのない生き方をしてほしい…と、何だか上から目線で思ってしまう甲児くんなのだった

 

 

 

FUTA・ANE㉑

美琴エンド~春奈攻略中・8/13

 

※ネタバレあり

 

 

 

結局、実姉との想いが通じ合ってのラブラブエッチは一回のみ…

エピローグは産まれてきた子供と一緒に美琴さまの乳を吸って終了ですわ

 

春奈さまが家を出る予定だと聞いた時はショックでしたけど、それが前に進むということなら受け入れなくてはいけませんわよね

ち×ぽが繰り返し言っていたように、彼がどちらか一人を選ばなければ誰も前に進めない…なら、誰か一人を選んだ時に残された片方が失われるということも、それはそれで前進に伴う痛みだとして受け止めなくては、ち×ぽの言うことは嘘になりますわ

 

それよりも、ですわ

産まれてきた子供のことを考えると、何とも複雑な気持ちになりますわ…

今はまだ右も左もわからない乳幼児ですからいいとしても、やがて大きくなるにつれて家庭の歪さに気付くようになると思うのですわ

子どもは大人が考えているより、ずっと賢いですからね

どれだけ隠そうとしても、誤魔化そうとしても、些細な違和感から真実に辿り着く可能性もゼロではないと思いますの

子どもの認知をしないということは、同棲相手であるち×ぽの存在は母親の弟であると説明するのではなくて??

未就学児のうちならいざ知らず、ませた子なら小学校の高学年ぐらいから、シングルマザーの母親とその弟が仲睦まじく暮らしている様子を不気味に思ってもおかしくないですわ

しかも、ただでさえ性欲魔人でTPOの何たるかも弁えられないち×ぽのことですもの

お互いいくつになってもすぐに発情して、子どもがすぐそこにいるというのにおっぱじめないとも限らないというのに…

お二人は何らかのプロでも何でもないのですから、そういった痕跡を完全に隠蔽するのは不可能なはず

共に暮らす以上、いずれは自分が姉弟の間にできた不義の子だと看破する日が来るかもしれませんわ…

その時、彼らの子どもが自分のことをどういう風に思うようになるかと想像すると…ちょっと寒気がしてきますわね…

 

わたくしも近親カップル好きではありますが、子どもを作るということにはもっと真面目に向き合わないといけないと身につまされましたわ

ち×ぽも美琴さまも、ただただ自分たちが子どもがほしい、ちゃんと目に見える形での絆がほしい、という身勝手な考えから子作りしましたが、背徳の関係の業をいずれは子どもにも背負わせることになるとは考えなかったのかしらね

彼らの周囲の人々は彼らに都合がいいように、姉弟で愛し合うということを好意的に受け止めてくださっていますが、だからといって世間一般から許されたとは思わないでほしいですわ

子どもには子どもの世界があるのですから…

 

とまあ、本人たちの頭お花畑具合とは真逆のどんより気分にさせられる、ハッピーエンド?でしたわ

たぶん春奈さまのエンディングでも、似たような気持ちにさせられることでしょう

…ええい、覚悟完了ですわッ

 

 

そんな春奈さまのルートも、順調に進んでおりますわ

ち×ぽはいつもやらかしてくれますわね